ボヤキ嫁の日々の記録

“超”がつくほどの楽天家ダンナと文句が多いボヤキ嫁の日々の記録
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簡単なクラス

2014年05月11日 | 友達・家族・親族

元クラスメートから夏と秋のクラスについて質問が来た。彼女は歴史とサイエンスのクラスを取らねばならないそうなのだけど、「どのクラスが楽なの?」との質問だった。それって一番難しいのよね・・・。

歴史のクラスの場合、どれだけなんとなく聞いたことがある程度でも知識があるかないかで変わってくる。アメリカで教育を受けてない人にはアメリカ歴史は厳しすぎるとお友達から聞いた。18世紀から現在までの短い期間の歴史を学ぶため、日本人が聞いたことがないような、細かい事柄まで学習せねばならないそうだ。
ボヤキ嫁が以前取った歴史のクラスは、西洋史の16世紀から現在までで、 「あー、その名前は昔聞いたことがある」という講義内容だった。それでも調べなおしたり覚えたりと大変だった。(こちら参照)
お友達には、過去にどれだけ歴史の内容を聞いたことがあるか・覚えているかによって授業の難易度が変わってくると思うと伝えた。というのも、以前別のお友達からも歴史のクラスはどれが簡単かと聞かれ、ボヤキ嫁が取った教師のクラスを教えたら、「えー。私そのクラス難しすぎてドロップした。」と言われた。でもね、その教師のクラスを取っていた韓国人のお友達に聞いたら、「うーん、いい教師で楽しいクラスだと思うけどな」との返答だった。なので、クラスの難易度は過去にどれだけ歴史の内容を聞いたことがあるかによると、評価が分かれた話を例に出して元クラスメートに伝えたのだ。

「私、歴史(自分の国以外のことをさすと思われる)は勉強したことがない」と元クラスメート。

うーん、そうなるとどのクラスも彼女にとっては難しいと思う。それに彼女がいう簡単なクラスとは、宿題や課題が少ないもの。その意味でも歴史のクラスは厳しい。ボヤキ嫁は週1回のクラスだったが、毎回20-25ページ教科書を読んでおかねばならなかった。歴史が強い生徒は読まなくても難なくこなせるとは思うが、まったく歴史を勉強していない彼女は教科書を読まなければならないだろう・・・。移民にとって簡単なクラスだったら、アメリカで生まれ育った人たちにはあきれるほど退屈なクラスになるんじゃないのかしら?

どのクラスが簡単か・どの教師のクラスが楽と感じるかは本人次第なのよね。


協力者が沢山

2014年05月10日 | ビルマ語学習

ボヤキ嫁がメインで使っているPCにはビルマ語フォントがインストールされていない。なので、楽天家ダンナのFBでビルマ語フォントでかかれたものは全て□に文字化けしてしまう。

これは先日ボヤキ嫁が作り変えた翡翠ブレスレット。(こちら参照)楽天家ダンナにこのブレスレットをくれた人にありがとうと伝えてねと伝言をお願いし、上記写真は楽天家ダンナがFBに乗せたもの。楽天家ダンナにお礼の伝言をお願いした際、サイズが大きかったためボヤキ嫁が作り変えたとも話した。adjustと書いてあるので、多分そのことも書いたのだと思われる。 でもそれ以外は文字化けで何を書いたのか読めないのだ。

今日、お隣の州でパーティーがあった際、「楽天家ダンナがFBに書いていることが読めないんだよねー」と愚痴を言った。すると、「ははは、嫁に読まれたら困るないようだからだよー。」とからかう人もいたが、「どのページか分かったら代わりに訳してあげるわ!」「僕はビルマ語フォントをインストールしてあげるよ」など、ボヤキ嫁の情報収集に対して協力の手を上げてくれる人が一杯。心強いわ。

そんなことよりも自分でビルマ語が読めるようになったほうが早いと思われるが、自分に語学センスがないことはよく分かっている。何十年勉強したらビルマ語がすらすら読めるようになるのか・・・。


偽情報が広がる原因

2014年05月09日 | 楽天家ダンナのこと

先日、日本のTV番組でミャンマー特集があったらしい。アメリカでもそのプログラムが見れ、お友達に「旦那さんはミャンマーの人よね、日本の番組でミャンマー特集をしていたのだけど、あの『見るだけで願いがかなう仏像』ってすごいね。」と言われた。

我が家のTV契約は日本のTV番組が見られるオプションを追加していないため、その番組はみれない。だが、たまたまその時楽天家ダンナが日本にいて、その番組を写真に撮ってFBに載せていたのだ。だけどFBに載っていたのは予告のみで肝心の仏像の写真はない。

どの仏像なのか、ボヤキ嫁は見たことがあるのかを楽天家ダンナに聞いてみた。

見るだけで願いがかなうという仏像がシュエダゴンパゴダにあるらしいが、それは何?と聞いてみたが、「へ?」と楽天家ダンナは何をボヤキ嫁が聞こうとしているのか分かっていない様子。うーん、相変わらず我が家は言語の問題でコミュニケーションが難しいのかと思った。根気良く、FBに載せた写真とその写真を撮ったときの状況を伝えてみると、ビックリする答えが返ってきた。

「あー、あの日本のTV番組ね。シュエダゴンパゴダを90秒見たら心が穏やかになるって放送しているとお友達が教えてくれたよ。」
楽天家ダンナは"get peace of mind" と言ってきたが、「見るだけで願いが叶う」って、棚ぼた的な何もしなくてもいいことが手に入ることを望むよこしまな気持ちが含まれているように思うんだけどな。

楽天家ダンナが話している内容は、コマーシャルに入る前に出したテロップ(まさに写真にあるもの)で、しっかりと仏像って書いてあることをボヤキ嫁が指摘するも、Aさん(仮名・ビルマ人)が日本語を訳してくれたから間違えはないと言い張る楽天家ダンナ。Aさんは日本に長く住んでいて、楽天家ダンナはAさんの日本語能力は完璧だと思っているため通訳内容が誤りとは思わず。(ボヤキ嫁がその通訳内容が違うといっても最初は信じなかったのよね。私、日本語ネイティブですけど・・・)そして、こういう間違った情報がビルマ人社会の中で口コミで伝えられるのだ。

多分若い人たちはネットで情報検索するというオプションを持っているため、偽情報を掴む可能性がもうちょっと少ないと思うが、楽天家ダンナ世代は「人から聞いた情報のほうが正しい」という刷り込みがあるため、ネットで情報を検索することをせず人から情報を得ようとする。「あの人から聞いたから」という枕詞があり、その情報を信用しないということは情報源の人を否定することとイコールという深層心理が働くため、情報の真偽が検証されることなくほかの人に伝わっていくのよね。

楽天家ダンナが他の人に話をしているのを横で聞いてみても、『おいおい、それは違うだろう』と気が付くことがよくある。以前はそういった場面で、偽情報により相手に迷惑がかからないようにと、ボヤキ嫁が毎回「それは違います」と楽天家ダンナ情報を全面否定し情報を修正していら、楽天家ダンナに怒られたのだ。「他人の前で自分を否定しないで欲しい」 楽天家ダンナの『情報』を指摘したのだが、楽天家ダンナにはボヤキ嫁が楽天家ダンナの『人格』を否定したように捉えられたのだ。偽情報で人が困る状況に陥ることよりも自分のプライドが大切なのですか・・・。

こういう深層心理が多くの人に働くようで、偽の口コミ情報が回るのよね。困るわ。

ちなみに、この仏像についてネットで検索してみたら、シュエダゴンパゴダの中にある女性が立ち入れないエリア内に設置されているものと出てきた。楽天家ダンナに情報を聞くよりもネットで調べたほうが正確だわ。


最終試験、終了

2014年05月08日 | 学校 2014

2014秋学期の最終試験が全て終了!長い夏休みの始まりだー。

最終試験は経済で、ボーナスポイントとして、この国の名前を答えよと言うものが出た。

首都は「Montevideo」で、アルゼンチンとブラジルと国境を接し、大西洋に面している。この情報のみだった。経済の試験だからといって経済に関係することが問題になるとは限らない。
今まで出たボーナスポイントの質問は、「ローマ神話の海神にちなんだ惑星の名前」「モンティチェロに住んでいた大統領」「2013年アカデミー賞受賞映画」「現在のアメリカ合衆国国務長官の名前」「アメリカ紙幣に載っている肖像画の人物名・ただし歴代大統領は除く」「ノーベル平和賞受賞者」などだった。

この国はどこだっけなーと考えていたとき、はっとウルグアイと閃いた。そうそう、この国南米大陸の一番下のほうで海に面していたはず!イエーイと思うと共に笑い話を思い出した。

その昔、ボヤキ嫁が高校生で姉が短大生だったとき。姉の経済の試験が課題に沿った短いエッセイを試験時間中に書くというものだった。事前にKEY wordはお知らせされていたものの、「で、何を書けばいいの?」と困った姉。他大の姉曰く『天才君』に電話をし、これこれこういう理由で短いエッセイを書かねばならない、その手助けをして欲しいとお願いした。天才君は姉の無理なお願いを快諾し、1時間後にエッセイ内容を伝えるため折り返しの電話をくれたそうだ。今のようにe-mailは発達しておらず、姉は天才君が書いた下書きを電話口で聞き書き留めるしかなかった。(試験前日夜にこの課題に気が付いたので、直接会う時間は無かったそうだ)

翌日学校へ向かう電車の中で一心不乱に昨晩電話口で書きとめたものを覚えていた姉。「暗記したものがあっているかチェックして」と姉が、一緒に電車で通学していたボヤキ嫁に書き留めた紙を手渡してきた。頑張って記憶しただけあって、ほぼ間違えなく下書き内容を覚えていた姉。しかし、「...ウルグアイラウンドが・・・」と口頭では言っているものの、下書きに書きとめられた文字は『売る具合ラウンド』。
一瞬、自分の目を疑った。
「ちょっとー、この『売る具合ラウンド』って何?ウルグアイって国名だよー。」とボヤキ嫁がしてきするも、「へ?国名なの?」とすっとぼけた返答をしてきた姉。この通学時間の暗記チェックがなかったら『売る具合ラウンド』とエッセイに書き、色々と問題が起こっていただろうと今でも姉との間で笑い話になっている。

学校から帰宅後、即効姉にLINEでこのクイズを報告。

伝説のウルグアイ、英語でスペルを正しくかけなかったけどね・・・。

疑問なのが、何故教師がこの国を選んだのかということ。生徒はアメリカで生まれ育った人が多く、その他アジア・中東出身がちらほら。多分、南アメリカ出身の生徒は5人も居ないように思う。だからこのエリアから選ばれたのかな?「~スタン」が付く国のどれかが問題として出ていたら答えられなかっただろうな。あのあたりはややこしすぎで、お恥ずかしながら国名すら正確に覚えていない。

ともかく、これから長い長い夏休みだ。お休みしていたビルマ語学習を復活させるかな。


運転技術と常識

2014年05月06日 | ぼやき

アメリカでは州ごとに免許の規定や試験が違うので他の州のことは分からないが、バージニア州は運転技術も常識もなくても免許が取れてしまう。なので、非常識な運転手が多いのだ。

免許を取得する際の試験は英語だが、英語が苦手な人は通訳を使ってもよく、友人や家族が通訳として入った場合、答えを教えてあげることも出来る。試験官は近くにいるが、その言語が分からなかったら純粋に通訳をしているのか答えまで教えているのか分からないと思うのだ。一応記述試験の後に路上試験もあるが、免許センターの周りをぐるっと一周するだけ。こんな試験で免許を与えていいの?とビックリするほどなのだ。 

試験で落とされることがほとんどないため、標識が読めない・決まりを知らない運転手が沢山路上を走っている。

バージニアではスクールバスがSTOP表示を出し停止した際、両車線の車は完全停止しなければならない。ただし、中央分離帯がある場合、対向車線は停止しなくてもよいとある。中央分離帯があっても対向車線で車を停止させる運転手がいたり、複数車線あるが中央分離帯がない道路で停止しない対向車線の運転手がいたりと、『やーめーてーくーれー』と言いたくなる場面によく遭遇する。

しかし、これらはまだ良いほうで、後方から緊急車両が来ていても停止して道を空けない運転手がいるのだ。三車線ある道路の真ん中を走っていた場合はどちらに避けたらいいいのか判断に迷うため、おたおたしてしまうのは分かる。だが、緊急車両の前を走り続ける運転手ってどういう神経をしているのか・・・。(今日目撃した)

もうちょっと免許証を交付する際に運転技術を厳しく調べたほうがいいと思うのよね。