蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

父の日  (bon)

2023-06-19 | 日々雑感、散策、旅行

 昨日(6/18)の日曜日は父の日でした。
 朝早くに、お届け物の配達がありました。 娘から和菓子が届きました。
前日のスマホでは、お昼頃行くとの内容だったのでまさかと思いながら包み
を開いてみると“Father’s Day!”のリボンシールが貼ってありました。
アッ、父の日だったんだ。

 お昼前に、お昼を一緒にしよう・・と、娘が一人でやってきました。赤坂
“ふきぬき”のうな重を下げて、デザートには千疋屋の珍しいオレンジジュレ
を添えて・・。
 娘は割とちょこちょこと来て、孫たちも一緒に来ることもあったりしてい
ますが、今回は、単独で父の日ということで来てくれたのでした。

       (以下の写真は、すべてベランダで咲いている今の状態です。)

    
            ノウゼンカズラ

 うな重を前に3人の穏やかな会話が弾むランチタイムとなり、私の会話は
時々の出番で、ほとんどは娘と家内のテンポ良い会話を聞く側に居て、もっ
ぱら口だけを動かしていたようです。 どんな会話をしているのか、時々は
内容も聞いていたりしますが、ほとんどは会話の音を聞いていることが分か
りました。 それでも、その音が小気味よく、大きく響いたり小さく流れて
いたりして、3人だけの小さなテーブルが、大げさに言うならどこかの静かな
森の空間にいるようなそんな緑の広がりの中にいるような感じでもありました。

       
         アジサイ 墨田の花火

  ささやかな、こういう平和が一番の感じに思える安らぎに浸ることが出来
ました。昔のように、明日の会議の段取りや対策を考える必要もなく、中期的
な計画を気にすることもない、今の自分を取りまく身体的な事に注意が向き、
世間の何が問題なのかを客観的な立場で批判したり賛同したりするだけの環境
にいるのです。
 ある意味寂しいことではあるものの、
もはやそのようなことを追いかける
ことに意識が向かなくなっている自分を改めて発見できるようになっている。
そんな自分にもう反骨心がなくなっていても、むしろ平穏の淵に留まる幸せを
味わっているのかもしれないと・・。

        
           グラジオラス

  聞けば、娘は今年57歳になるという。 あぁ、もうそんな年になるのか! 
いつまでも、2~3才だった頃のイメージが離れずに残っている。 娘が家を
出てからもう何十年も
過ぎているのです。 2人の孫も既に社会人として忙
しく自分の城をもって活動している。
 そういえば家内と二人だけの生活も、もうだいぶ長い間続いていることに
改めて思いの至る一日でした。 感謝あるのみです。

 これまで何度も迎えた“父の日”であったのですが・・。

 
 
 
 
 
In The Garden
 
 
 
 
 
 

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