蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

ウエブサロン(26) (bon)

2024-09-10 | 日々雑感、散策、旅行

     昨日(9/9)は重陽の節句で昔は大変縁起の良い日としてお祝いされたそうです。
    パリ・パラリンピックも熱戦を繰り広げて無事閉幕しました。日本のメダル獲得数は
     合計41個で大活躍でした。 
お月見には少し早い、月齢6才くらいの、もう少しで
     上弦の月近く迄太って来たお月さまが宵の南の空にややオレンジっぽくクッキリと
     輝いていました。

 

 9月に入ってもまだまだ暑さの勢力は衰えず、いささかくたびれて来た一昨日(9/8)
の午後2時から、定例のウエブサロンがありました。2時少し前には顔を揃えて、この
暑さ周りの話が先行しました。先の台風10号が持ち込んだ豪雨は、大阪方面では殆ど
関与しなかったようです。 このところの台風は、勢力は強いが進路がヨタヨタして
気象庁泣かせ?の様相を呈しているなどの見解も述べられていたり・・。


       今回のメンバー(関東×2、関西×4)
       

 

 所用と重なり、今回のサロンに参加できた人は 6人でしたが、終了は4時半という
長丁場で楽しい談笑でした。かって蓼科農園での夕食後の団らんを思わせるのんびりと
打ち解けた談笑に皆さん寛げたのでしょう。トピックス的なニュースやこれまで想像も
していたかった経験談も飛び出して大いに感動も呼んでいました。

 

 これらのニュースに先だって、すい臓がん治療中の定点観測的な報告から始まりま
した。

 このサロンで毎回記述していますが、すい臓がんの手術不可の部位の為 抗がん剤
治療を始めて1年半。当初は点滴投与だったが肺炎を併発してからは飲み薬に変更され
継続治療になっていましたが、MRI等による3か月検査で、前回(3か月前)の状況で、
ガンが消えている‥状況に奇跡と喜んでいました。そして、今回(3か月後)の検査
でも、全くがんが映らない・・担当先生も驚かれている状況が確認されたのです。

 このようなことがあるとは、予想だに出来ませんでしたがこの現実に接して「奇跡」
を信じるしかないのですね。先月には白馬に、今回は懐かしい蓼科に旅行されたとか・・
回復基調を実地体験されているようですね。先ずは安堵・・からサロンは始まりました。

                 

 メンバーには、すい臓がん1年先輩がいます。 彼は手術を実施して、やはり3か月
検査を今も続けていますが、丸2年経過して安定しているとのことで、こちらもありが
たいことです。すい臓がんではありませんが、メンバーには彼らのほかにも、現在3か月
検査を継続している人が1人、6か月検査に移っている人が1人と、検査から放免され
ない人が4人もいることになります。

 6か月検査になった人の言い分に「3か月検査だった頃の方が安心感があった。今は、
なんだか落ち着かない感じ。」この人は心臓の病気でした。

 

 このような話題も明るく冷静に進み、次なる話題は燦然と輝く大ニュースでした。 
社会人野球で誰もが知る『久慈賞』の、あの久慈次郎氏の野球殿堂入り65年を記念して、
この8月31日に北海道エスコンフィールドにて、東京六大学オールスター選手対日ハム
ファームによる『久慈次郎95年記念野球大会』が開催されましたが、その始球式にわが
メンバーであるK嬢が選ばれたのでした。大観衆の中、晴れやかな始球式は無事終わり
花束が贈られ東京六大学スター選手と並んで記念撮影などに及んでいました。

 

  始球式の様子
    

  


 前日には、栗山監督が主宰する球場に訪問し、栗山コレクションの凄い数々に驚いた
そうです。イチローや松井(秀喜)、新庄のバットなどを振ってみたそうです。

 今回の訪問は、このようなことで超VIP待遇の中の2日間を過ごし、始球式以外には、
日ハムファームの稲葉監督はじめ斎藤佑樹(当時ハンカチ王子)や東京六大学スター
選手とも親しく話をしたそうです。晴れの舞台は年齢をかなり若返らせてくれたようでした。

                 

 お話変わって、メンバーに3人の兵庫県民(宝塚市)がいて、この度の県知事の100条
委員会などの話題に触れる場面がありましたが、辟易している感じでありました。
 中の一人は、地域で畑を運営していて、毎年近隣の幼稚園、保育園児たちの収穫体験
にも協力していて、春のジャガイモ、秋のサツマイモをそれように栽培しているよう
ですが、この暑さのせいかサツマイモの出来が気になっているとか・・。  また、
『野菜教室』を開催して、野菜作りの指導をしているとのお話がありました。ちょうど
今ごろには、大根の種まきが始まる頃でそれらの準備をされているそうです。

 同じ宝塚に住む元商社マンの、若かりし頃の話が出ました。畑つくりの経験から、
普段そのようなことには無関心でいる御仁であるようですが、30代の頃、東パキスタン
(当時)に勤務し、ジュート原料の麻の輸入を担当されていた頃、当時 国そのものが
貧しく食料が不足がちで、もっぱら日本から送ってもらうことが主だった頃のお話が
思い出されたのでした。
 未経験の畑作業に取り組んで、野菜のタネの入手に苦労したことや、トマトや白菜
などにチャレンジしたそうですが、いずれも大してうまく行かなかった経験から、当時
の生活模様などが話されました。

 1971年に東パキスタンは独立しバングラデシュとなりますが、丁度この直前の時期で、
インドの両端にパキスタンは飛び地として、英領から独立し、東西パキスタンの内戦も
あり、宗教的にヒンズーとイスラムの対立もあるなど、混乱の中にあった時代を過ごし
た想い出が次々と飛び出してくるのでした。
 彼はその後イランからトルコに移るのですが、この話は別途じっくりと伺う場を作り
たいとの意見が出て、これまで全く知らなかった一面が披露され新しい刺激となりまし
た。

                 

 始球式やバングラデシュの話を傾聴しているうち、どこかに旅行したいとの話題に
移り、
そういえば、今年5月の同窓会以降リアルでの会合はなく、涼しくなったら・・
の声もありましたが、それはそれとして別に計画するということで具体化には至りま
せんでした。
 このような話題が出るということは、3か月検査を控えてはいるものの、みんな元気
であることの証明とも受け取れるのですね。


 話題の最後には、自民党総裁選などの候補者に話題が移り、新しい総裁(首相)への
期待と不安?が交錯したり、結果の行方が気になりながら、お開きとなりました。

 長丁場お疲れさまでした。でも楽しかった!

 

 

 

芹洋子/坊がつる讃歌

 

 

 

 


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