蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

板混定期演奏会 ‛18  (bon)

2018-02-26 | 日々雑感、散策、旅行

      昨日の日曜日は、平昌オリンピックが閉幕し、東京マラソン2018がありました。
     オリンピックは、世界トップ選手たちが繰り広げる真剣で力いっぱいの熱戦を、
     たっぷりテレビ観戦させていただきました。普段あまり見られない競技の数々も
     楽しませていただきました。 感動をありがとう! 
     東京マラソンでは、日本記録も出て ますます人気沸騰の感ありです。
      見てばかりいると、運動不足になりそうです。

 

 一昨日(2/24土)は、板混第40回定期演奏会に行ってきました。 やや風はありま
したが、気温は高く穏やかな土曜日の午後、文化会館前にはもう開場待ちの人の列が
出来ていました。それでも私たちは、比較的前でしたので良い席を得ることができました。

           プログラム              
                         

 今回の第1、第2の2つのステージとも、普段の合唱とは少し違った、華やかさと、
荘厳な流れが繰り広げられてとても感動的でした。

 第1ステージは、みんなが良く知っている文部省唱歌、朧月夜、茶摘、紅葉、雪、
夕焼小焼の5曲を、三善晃編曲による2台のピアノのための「唱歌の四季」として演奏
されました。
 普通、合唱などでのピアノは、伴奏だと思いますが、今回の2台のピアノによる合唱
は、2台のピアノと合唱とが一つの流れとなり、まるで舞台一面に七色のシャボン玉が
乱れ飛んでいるかと思うような演奏でした。
 続く、混声合唱と2台のピアノのための「であい」(作詞・作曲 三善晃)も、速く、
緩やかに、強く、弱く繰り返される流れは、“あなたの心を思いやる”優しい響きを
醸し出し、とても感動的でした。 

 唱歌の四季                  であい
  

 第2ステージは、フランス人、モーリス・デュリュフレ作曲「レクイエム」が、重厚
なオルガンの響きとともに、大聖堂を思わせる荘厳の中に観客を引き込んで行くので
した。

           レクイエム
        
  

この曲が作曲されたのは、1947年と解説にありましたが、これまで聴いた演奏、モー
ツアルト、ヴェルディ、フォーレなどのレクイエムは、18~19世紀と古い作曲で、
今回の演奏された曲が戦後の曲であると知って、これまた驚きの一つでした。
 古典ラテン語?と思しき歌詞を歌う合唱団の方々は大変ご苦労をされたと思います
が、古典の調べが惜しみなく発揮されていました。 また、バリトン、メゾソプラノ
の2人のソリストが歌う響きも、全体の構成を一層引き立てて素晴らしかったです。

 バリトン歌手                メゾソプラノ歌手
  

 今回も、新しい企画構成で、2台のピアノとともに踊るような合唱、そして対照的
な 重厚な響きのオルガンに溶け込むような合唱の二つのステージは、大変印象深い、
楽しい演奏会となっていました。
 団長はじめ合唱団の方々の熱意とご努力に心から拍手を送ります。
ありがとうございました。

 フィナーレ                       混雑する出口で・・     
  

 

板橋区混声合唱団第38回定期演奏会模様がyoutubeにありましたので・・

 

 

 


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