もう何年も続いている、かっての職場を共にした仲間(Project G)の忘年会が
久しぶりに渋谷に帰ってきました。‘20年からはコロナ禍でオンライン会合に移行し、
こちらでは2か月おき位に会合がありましたが、なかなか寄り集まってリアルの飲み
会にふんぎれず、ようやく今年の春、夏とお昼に神田でリアルの飲み会をして、助走
をつけていよいよ夜の飲み会が、4年ぶりに渋谷で実施(12/5)できたということ
なんです。 飲み会如きに大層な・・お話です。
みんな元気です。
この仲間は、もう45~50年も前に職場を共にし、新しい技術による新しいサービス
の開発に取り組んでいて、世界をリードすべく まだ見ぬサービスに日夜情熱を傾け
ていたのでした。たくさんの想い出や印象を抱えながらも、もうその話は殆ど出なく
なっていました。その頃に目指していたサービスのほとんどは、今日身近なものと
して利用されていて、当時とは部品や機器の性能からその形は違いますが、それなり
に仲間内では満足し自負もしているからでしょう。
あれからもうかなり年を重ねて、円熟の境地に入ってきましたが、集まると皆の
話題はまだまだ昔の熱気を帯びたトーンで語られますが、時として健康話題も増えて
くるのはやむを得ない流れなんでしょうね。
しかし、一人ずつの話などを聞いていると、当時には思いもつかない面が垣間見ら
れたり、改めて見直してみたりさまざまです。まだ、仕事をやっている人もいたり、
OB会の会長職を引き受けたり、地域の活動に力を注いだり皆さんそれぞれに活動され
ています。また、車を新しくした人も何人かいたり、すでに7~8年になるテスラを
愛用している人もいて活発です。山の話では、マウナケア(4200m)を究めた人が2人
もいました。
昔職場があった内幸町一体は再開発され、そこにはもうその職場の姿はなくなり
ましたが、全体の開発計画などの概要がプレゼンされ、それぞれ懐かしい想い出を
蘇らせていたことでしょう。ほどほどにアルコールも入り話題は大いに盛り上がる
のでした。
渋谷は、まるで人の坩堝(るつぼ)のように、行き交う人に圧倒されてばかりで
した。地上に出ると、背の高いビルの灯りの塔が夜空に聳えていました。話題の
「青の洞窟」もホットな写真で確認しましたし、まさに息づいている鼓動がつたわっ
てきました。
青の洞窟 渋谷方向を望む
(青の洞窟の写真は、K氏から頂きました。)
楽しい時間は、瞬く間に過ぎてしまいます。コロナ前までは、年に一度の忘年会
だけでしたが、オンライン会合の味を知ったので、年に何度かの再会が期待されます
し、オンラインだと地域的に離れた人の参加も可能となり別の楽しみがあります。
いつもお任せしている幹事さんに感謝してお開きとなりました。
Bert Kaempfert - Wonderland By Night (1960) 4K