杵屋六郎ブログ

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爪弾きのすすめ

2015-12-25 02:08:29 | 日記
撥で練習するには限界がある。練習しすぎると撥では左手の爪が減るだけでなく、指も痛くなって練習をする気がなくなる時がある。そのようなときは練習方法を見直すべきだ。
一つの方法として爪弾きが良い。それでも痛いときは調子を低くして練習する。
爪弾きの良い点は以下の通り。
〇左手の手順を把握するには爪弾きで十分。
〇両手とも糸に皮膚が触れることで三味線の音を体で感じる。
〇何回練習しても爪や指が痛くならない。
〇お手本と一緒に弾いてもはみ出さずに弾ける。
〇お手本の調子が高いときは1オクターブ低い水調子でも稽古できる。
〇夜中でも練習できる。
〇忍び駒よりも右手の小指が駒に当たらずに弾きやすい。
弾く指の位置は撥皮よりも下方に取り、胴の真ん中くらいの位置を弾くようにする。
糸を押える方は棹につけても良いが、痛いときは糸に乗せるだけでも音が出せる。

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