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安宅の松 解説と歌詞

2021-07-20 19:49:15 | 日記

安宅の松 歌詞

旅の衣は篠懸の 旅の衣は篠懸の 露けき袖やしほるらん 都の外の旅のそら 日もはるばるとこし路の末 思ひやるこそはるかなれ 東雲早く明け行けば 浅茅いろづく有乳やま 気比の海 宮居久しき神垣や松の木の芽山 なほ行く先に見えたるは 杣山人の板取 川瀬の水の麻生づや 末は三国の湊なる あしの篠原波寄せて なびく嵐の烈しきは 花の安宅に着きにけり 落葉掻くなる里の童の 野辺の遊びも余念なく こりゃたがめづき ちっちゃこもちや桂の葉 ちんがちがちがちんがらこ 走り走り走りついて 先へ行くのは酒やのおてこ 後へ退るはおほかみきつね あまが紅つけて 父や母に言はうよ 言うたら大事か そってくりょ 葉越しの葉越しの月の影 
裏のなア 裏の背戸やの今年竹 笛にせうもの草笛に 笛になりたや忍ぶ夜の 笛は思ひを口うつし アアアアしょんがいな しょんがいな 忍ぶ 忍ぶ其身は安宅の松よ 雪の夜毎の汐風に 揉まれ揉まれて立ちつくし ありして これして しょんがいな アア面白や 絶えずや 絶えずや子宝一に千石米倉 常陸の国の角岡に 黄金の花が咲いたよさ にっこりはっこり ホホホ ホホホホホ お笑ひめしたはしっかい在所の 庄屋殿だんべい いっかい いっかい いっかい俵に 酒樽千ばい 萬ばい 萬ばい 萬萬ばい うっておけ うっておけ 神の鈴はしゃんぐしゃんぐと さっても揃うた子宝 一度に問へば おとよ けさよ 辰松ゆる松だんだらいなごにかいつくぼう ひっつくぼう かいつくひっつく 扇になじむ風の子や 風の木の葉の散りぢりに 里をさしてぞ ゆめゆめ疑ひあら磯の 砂を飛ばす土煙り 梢木の葉もばらばらばら 俄に吹来るはやち風 天地も一度に鳴動して 岩石古木ゆさゆさゆさ どろどろどっと山颪の 風かあらぬか其の姿 見失いないてぞ 見失いてぞ立にける

長唄 安宅の松https://youtu.be/uc3HX_CPT14


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