杵屋六郎ブログ

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通し稽古と部分稽古

2019-09-10 20:10:03 | 日記

毎日、通し稽古を続けるだけでは課題を研究し、問題を解決する稽古は出来ない。課題点を克復するには部分稽古を徹底的にして体に覚えこませなければならない。1日に練習できる時間は限りがあるので、通し稽古と部分稽古を効率良く組み合わせることが必要だ。

①三味線に馴染み、三味線を弾く筋肉が自然に動くまで準備運動と考えて通し稽古をしよう。

②通し稽古で気づいた課題を書き留めておこう。

③出来ない箇所は色々な曲で共通する場合が多い。そのパターンを見分けよう。

④問題点は具体的で明確な方が解決しゃすいので、はっきりとした問題点を見つけよう。

⑤大切なのは問題の箇所の一つ手前に原因が隠れていることを理解しよう。これが解決の糸口になるからだ。

⑥筋肉は覚えが悪いので、実際にその技術が確立するまでには長い時間がかかることを理解しよう。

⑦常に口三味線を言う癖をつけておくと問題解決に役立つ。