最近、散策を始めた神社にそれはそれは人懐こい猫さんがいる。
初対面からウェルカムの姿勢だったので、
これは仲良くしておくに越したことはないとふんで
近所を通り掛かった時には必ず挨拶を欠かさない。
先日、またこの神社に行った時の事。
いつもの場所に親しくしてくれた猫さんがいたので
近付いてみると、急にスリムになっていて驚いた。
以前会った時には身籠っていたのだ。
これだけ仲良くしてくれていたので、
もしや赤ちゃん猫を紹介してくれるのでは?と淡い期待を胸に近付いた。
しかし、撮影料のカリカリを置いても少ししか口を付けないで
そわそわした様子で私の周りをクルクル回る。
そして、私の顔を見上げたかと思うと、
真っ直ぐ神社内の小屋の裏手へ向かった。
「む。もしやそこに赤ちゃん猫を隠してるの?」と、
期待に胸を膨らませて小屋の裏手へ付いて行った。
そっと覗くと、そこには…カリカリが山盛りにタッパーに入れてあり
ちゃっかり水まで置いてあった。
誰かがこの界隈の猫の世話をしてくれているのが分かった。
そのカリカリを見詰め、振り返って私を見詰めるその顔には
「あんたも呼ばれなさいな」と、書いてあった。
猫は仲良くなった奴には親切にするもの。
かつて、秘密の猫草のありかを教えてくれた猫も居たし、
自分の住まいに招き入れようとしてくれた猫も居た。
私が持っていたカリカリの少なさを可哀想に思って、
自分はこんなに沢山持っているから、
「あんたも食べなさい」って事だったのかも知れない。
猫からこんな風に、ランチを勧められたのは始めての事だった。
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