最近の夏はとんでもなく暑いですね。
つい最近、うかうかと昼寝していたら
脱水症状が出てビックリしました。
いや、エアコンの効いた涼しい部屋にいたというのに。
流石に怖さを感じました。
怖いと言えば。
久々にしっかり映画を観たので、その原作が読みたくなって
本屋さんで探してみたんだがたまたまなくて、同じ作者の別の本を手に入れて
お目当ての本は図書館で取り寄せて今読んでます。
その映画とは、「愚行録」原作は同名タイトルの、
「愚行録」 貫井徳郎著
深夜の映画を録画してたのを見たのですが、
妻夫木くんと満島ひかりちゃんの演技が凄すぎて恐かったです。
映画が先だったの原作が非常に気になってしまって。
先に読んだのが処女作の
「慟哭」 貫井徳郎著
幼い子供が殺される事件、犯人を追う刑事の目線と子を失った親の目線
小説ならではの衝撃が仕掛けられていました。
この小説は映像化しにくいだろうなぁ。
次に読んだのが映像化されてたんだけどそっちは観てないのですが、
「乱反射」 貫井徳郎著
こちらも子供が事故に巻き込まれて亡くなるという痛ましい話から始まるし
映像化されたものにも妻夫木くんが出ていたらしい。
街路樹が倒れて下敷きなった子供が亡くなるのですが、
これは事故ではなく「殺人」だと持って行ける説得力と描写の素晴らしさは
自然に入り込めて、ページをめくる手が止まりません。
私が手に取ったどの本も巻頭で幼い子供が亡くなる事から始まる事が多いのと
最期にたどり着くまでに色々衝撃が走る事、ラストはいつも穏やかではない事。
この辺が共通項かと。
まだ沢山本を書いておられるのでもうお腹いっぱいと思えるまで
読んでみたいなと思います。