一口に白猫と言っても、猫も十猫十色。
色んな猫がいる。
私が出会う路地猫の中でも
人と同じく、様々だ。
猫にだって固体差があるし、
あくまでも、その人の個人的見解というか
少数派の統計だとは思うが、
複数色の混じった柄の猫は気性が荒く
単色の猫は比較的穏やかな性格で優しいと言う話を
聞いた事がある。
私の知る中でそれに該当するのは『米』ぐらいで、
同じ白猫でも毛長種はかなり気が荒い気がする。
『白豆』はビビりだったし、
付き合いは長くとも絶対に人に懐こうとしない
『白石さん』はとっても凶暴。
それに比べて、煙草屋の末っ子の『ナナ』ちゃんは
ビックリする位、人の言葉を理解するとっても賢い看板猫だ。
話は猫から大分外れるが
私は「何色が好き?」と言う質問には答えられない事が多い。
色と言うのは、大抵組み合わせで好き嫌いが決まるのだ。
色は一つ一つ、全て美しい。
これは、人にも言える気がする。
個人(単色)では良い人であっても、
企業や集団(組み合わせ)に寄っては良くも悪くもなる。
要は、組み合わせが大切なのだ。
作られたイメージで
好きな色を作らないし、嫌いな色を作らない。
それは先入観で
嫌いな人を作らないし、好きな人を作らない事と
同じかも知れない。
心の狭い自分にはなかなか出来る事ではないが、
ニュートラルなスタンスで人(色)に出会った方が
新しい発見があったり、
何より、自分が楽になれる気がする。
人より猫贔屓だからという訳でもないが、
人は混ぜれば混ぜる程黒くなる
「色の三原色」で成り立っていて、
猫は混ぜる程に白くなる
「光の三原色」で成り立っている気がしてならない。
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