路地猫~rojineko~

路地で出会った猫と人。気付かなければ出会う事のない風景がある。カメラで紡いだ、小さな小さな物語。

モテキと発情期

2013-02-06 | 『トラジ』





人には一生の内3回はモテキが来るらしい。




自分の人生の中で数えてみても

そんな時期が自分には過去4回程あったので

この先はもう来ないであろう、モテキ。




猫のモテキ…といえば

発情期にあたるのかも知れない。

大抵は春か秋位に年に発情するのだが

その時期に確実にする訳ではなく

固体差があるので、ずれ込む場合もあるようだ。

最近では夜でも街灯が明るい街中で育つ事で

動物の体内リズムにもかなりの影響を及ぼしていて

人のように常に発情期というような

猫の発情時期も乱れる結果が出ているらしい。

そう言えば、意外と子猫の姿をいつの季節にも

見掛けるようになった気がする。






それはさて置き、

人には適齢期なるものも存在する。

大抵の人が上手い事モテキで相手をゲットして

ご成婚となる訳である。

特にこの日本という国は、若さ至上主義な部分が多く

このモテキをのがしちゃってかつ適齢期を過ぎた人の

ご成婚のチャンスは0%の確率に限りなく近付いていく。





日本では子を産んだ経験のない若い娘が

持て囃される傾向にあるが、海外では少し違うらしい。

経験を積んでかつ、

若く見える(努力をしている)人の方が人気らしいのだ。

日本の場合、歴史の政治的背景からそうなったと言えば納得も出来るが

海外の人々の方が、どちらかと言えば野性に近いのかも知れない。

猫に限らず、動物は出産経験のある年増な雌の方が

確実に子孫を残せるので需要がある。





もし、日本の少子化に警鐘を鳴らすのなら

この遺伝子に取り込まれた感覚をどうにかしなくてはと

金の草鞋ならぬ黄金の長靴をはいた猫たちを見ながら

ぼんやりと思うのである。















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猫の血液型

2012-11-02 | 『トラジ』





猫の血液型が気になって調べてみた。






あのマイペースな性質からすると

誰もが「B型じゃない?」と思うかも知れないが

その考えは情報に毒されている証だろう。

猫の血液型はほぼ3種類に分けられるらしい。

A型、B型、AB型の3種だ。O型はいない。

中でも、A型が圧倒的に多く少数派はB型、

更に少数派がAB型だそうだ。

よく考えてみると

O型を除いた日本人の

血液型割合の極端な例みたいだ。

何となく納得行く結果なのは

猫の神経質な性格からかも知れない。

と、考える私も

かなり情報に毒されてはいるが。






そこへいくと、犬は?って事ですが、

犬は13種類もあり、

日本では9種類に分類されている。






血液型占いなんてのが

人間の間で流行っていると聞いたら

犬や猫はどんな顔をするのだろう。






いかに当てにならないモノを信じていたり

宗教戦争なんて馬鹿げたことをする

人間らしいと笑われるに違いない。

思い込みと大雑把な分類で

仕分けられた枠に

振り回されているようなものだ。






よく、少ない人生経験の中で

出会った人の出身地や特徴、

年齢・性別等であらぬ偏見を持ち

人生の幅を狭めている損な人を見掛けるが

実に馬鹿げているし

素晴らしい出会いを自ら逃しているとしか思えない。






私自身が年齢を重ねたことも要因かもしれないが

あえて他人に歳を聞いたり、

血液型や出身地を尋ねる事は

その相手と仲良くなる為の情報収集として

正しいものなのかよく判らなくなってきた。

特に女性は、歳と共に内面が顔に出るようなので

見た目で気が合いそうな人かを判断しても

ハズレがなくなって来たこともあるのかも知れない。







人というのは役を決めなければ生き難い生き物なのかも知れない。

生き易さを求めて生き難さを創る、非常に面倒で愚かな生き物なのだ。
















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