最近お片付けブームで、色んな物を断捨離してる人も多いですが
そんな私も絶賛何度目かの断捨離中です。
以前にも書きましたが、
でもどうしても捨てられない物ってあるんですよね。
例えばこんなカセットテープ。笑。
学生時代はよくCDジャケットをコピーしたり
反転コピーしたりして小細工入れてみたり
切貼りしてちまちま作ってたなー。古ッ。
でもこの学生時代にやってたカセットテープ作りってのが
社会人になってデザインするのに非常に勉強になった訳です。
CDジャケット作った人が選んだ書体、プロが撮影した写真を
うまい事カセットテープのケースに収めるという
レイアウトの練習にもなった訳で。
ここで勘違いしちゃいけないのは、材料や素材はプロが作ってるから
当り前だけど例え変なレイアウトをしても
そこそこお洒落になるってこと。
ここで書体の持つイメージだとか、色使いだとかを
色々吸収する事が出来る訳です。
ただ楽しんでレイアウトしちゃうだけで満足しちゃうと
細かいデティールが拾えない。
最近はパソコンで何でも出来ちゃうからこんな切ったり貼ったりは
やらないのは当たり前だけど。
この手軽さが問題なのか、デザインの持つ力が
変な方向へ持っていかれる事が多くなった気がします。
最近巷で見掛けるチラシを見て、具合が悪くなる事ありませんか?
不協和音を延々聞かされているような気持ちになる事ありませんか?
まぁ、好きじゃなくても怖いモノ見たさで見ちゃうし。
デザインの意図を汲取ろうとするなら尚更見ちゃいます。
これ、わざとなのかな?と思うとモヤモヤします。
多分お金掛けずに作ってますって事なのか、
何にも考えないで作ったのがバレバレなのかもですね。
そうでなくても器用なヒトっているもので、
プロでなくても凄い人はいくらでもいます。
でも、プロでも大したことない人もこれまた沢山います。
これはどんな業界も同じだし、
良くも悪くも、PCの便利さの陰で色々出て来たのも事実です。
でもまた、この「カセットテープ」の良さが若者にうけているらしい。
データですべて手に入る時代に敢えてのアナログ。
「バカチョンカメラ」も結構人気らしいですね。
もはや、色々面倒な事を楽しんじゃおうってことかも知れません。
難しい世の中です。はい。
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