わんこと一緒♪ マールママ日記

愛しいシェルティ2匹と暮らすマールママの記憶と記録のためのページ

この一年。

2007年12月29日 | 私&家族
きょうは朝から 
クリスマスイブには雪も溶け、気温も高めの日が続いています。

さてさて、今年も残すところあと2日となりました。
我が家のこの一年を振り返ってみることにいたしましょう。

前年の大雪がうそのような今年は暖冬でした。
3月になって雪が積もったり、11月には早々と大雪に見舞われましたがそのあとは今のところ穏やかな天気です。
台風も少なかったような気がします。

世の中も様々な事件がたくさんあって、今年を一文字で表すと「偽」だとか。

我が家の場合・・「変」・・ヘンですかね?
とにかく激動というか変動があった年でした。

一番は夫の病気の発覚

「前立腺がん」であることがわかったのは3月のことでした。
前立腺がんは進行のゆっくりとした、おとなしい癌だとは聞いていますが、まれに進行の早いたちの悪いタイプもあること。本当にショッキングな出来事でした。

治療しながらも傍から見ればわからないほどの普通の生活ができたことが幸いでした。
それは本人が一番望んでいたこと。
しかし副作用に悩まされ心身ともに弱気になったことは否めません。

     春

そうした中で6月には義父の他界という出来事がありました。

以前は仲の良かった親子が介護の問題をきっかけに、こじれてしまい外部からの介入で10年以上もの間悩まされてきた問題。

亡くなる数ヶ月前、病院に入院したことで、それまでのわだかまりが解けていく時間も与えてもらいました。
家族葬という形で兄妹が見送り仲直りもできました。

みんなに手伝ってもらった後始末。
まだまだ全面解決というところまでは至っていませんが義父の様々な問題も来春までには処理したいところです。

     夏

暑い、暑い夏でした 
みんながよく遊びに来てくれる年でもありました。

病気・命の大切さ・流れていく時間・・・
生きていることの意義

自分ひとりで生きているのではない。
みんなに支えられて生きている。

感謝の気持ち 
楽しいことは自分ひとりではできないこと。
親しい友や家族と大切な時間を有意義に過ごしたい。

さまざまなことを深く考えるようになりました。

    秋

おとーさんに引かれながらも私のことを振り返って待っている愛しい子たち。
この子たちから、どれだけの癒しと喜びをもらっているでしょう。

春夏秋冬 季節の移ろいを感じながら庭を眺め
外に出て大自然の感動も味わいました♪

畑から地の恵みもいただき
美味しいものを食べることが出来る喜び。
すべてのものに 感謝です 

来年もワンコと一緒♪ 楽しい年でありますように 

    冬


今年も一年間ありがとうございました。

皆様にとっても来る年が良き年でありますように。
どうぞ よいお正月を、お過ごしくださいませ。


 
お正月は3日までお休みさせていただきます。












ブログ効果

2007年12月27日 | 私&家族
パソコンの”パ~”ぐらいしか知らないオバサンが「インターネットはなにものだ~?」とこの世界に飛び込んでブログを始めるまでになってもうすぐ2年になろうとしています。

きっかけは、ロッキーを亡くして寂しい想いをしていた頃シェルティに会いたくて ネットを、さまよいマールに出会い迎えることになりました。
それからというもの、オバサンの人生はガラッと変わりました。

お気に入りのシェルティの広場で知り合ったワン友のみなさんと交流を始め、ショウも迎えて楽しさ倍増!!
その様子を伝え記録を残しておきたくてブログを始めました。
そして、いつしか”マールママ”も全国区に?! 

私の知らない人がたくさん見ている・・
嬉しくもあり、おそろしくもあり・・・

ここは私の遊び場 
プライバシーに配慮しながらも本音の言える場所でしたから。
ストレス解消と発散させながら楽しんでいました♪

ワンコの話だけでなく自分の記憶と記録のためのものでもありましたし
様々なことを書いているうちに予期せぬこともたくさん起きました。
人生ってなんてドラマティック!筋書きのないドラマ。。

ふり返ってみると様々な出来事や書きながら気づかされることがたくさんあります。
だからブログをやっていてよかったなぁ~って思います。

もうすでに マイ・ライフワーク
気分はエッセイスト な~んちゃって

  

思わぬブログ効果もありました。
はじめの1年は、ワン友だけにしか知らせていなかった私のブログですが、様々な自分のことを電話で話したり伝えたりすることも面倒になってきているオバサンは、これを見てもらったらわかってもらえると身近な身内や友達に知らせました。

話すのが面倒な人がよく書くね・・って言われそうですが
書くのは自分で気が向いたときに書けばよいですから~
見たいときに見たい人だけ見てもらえればいいわけですしね。

今はメールという手段もあり便利ですね 
最近めっきり  は使わなくなりました。

だんだん誰もが振り向いてくれなくなる寂しい年齢のオバサンながら、ブログを通して視線を感ずることは、ある種の緊張感があって生き生きします。
書くことを考えるのも脳力アップにつながるし 自分磨きになっています 

  

思わぬブログ効果のもうひとつ!
最近私ブログの存在を知った兄が、「オレもやってみようか」と

千葉のマンションを引き払い田舎暮らしを始めたと、風の便りに聞いてはいたものの、その暮らしぶりは、ようとして知れぬまま・・それぞれが我が身のことで精一杯で気にかけつつも聞けもせず・・
そんなナゾの暮らしぶりが見れるとあって嬉しい限りです♪

役所広司に似た風貌の男前でしたが数年前に会った時の、あの歩く後姿は亡き父そっくりの哀愁漂うオジサンでした 
今はワンコと畑を楽しんでいるとのよし・・

「わんこ」と「はたけ」どうぞのぞいてやってくださいませ 

 昨日その兄の奥様より星野富広の絵はがきが届きました 
先日”相田みつを”の美術館に行ったとき私が買ってきた詩歌集は第4章の「コスモス」 
送られてきたのは第1集の「ぺんぺん草」でした。
額に差し替えて飾ることができます。

R子さん ありがとう~

   

   ”ばら”
   
   天気予報が雪を告げる日
   それでもオレンジ色の蕾を用意して
   咲いている一枝のバラ

   生きるって
   こういう
   ことなのか   星野富広




カラスにやられた

2007年12月23日 | ある日の出来事
けさの最低気温は マイナス1℃

きのうのビオラが気になって見てきました。

 元気です

日中も7℃まで気温も上がり良いお天気でした。



今日は夫のいとこのSちゃん夫婦が遊びに来るので、にわかに大掃除
来客があると家の中が片付きます。

そして今日は”すきやき”をご馳走しようとすぐ裏にあるスーパーに買い物に行き奮発してよいお肉を2パックお買い上げ。ほかにもたくさん買い物をしたのでカートに荷物を入れたまま裏の畑の通路の入り口のところまで運びカートを返しに行きました。ついでに買い忘れた物を買って帰ってきました。
その間5分くらい?・・・そこにカラスが赤いものをくちばしに咥えて
まさか?!・・ 
お肉の入った袋を見ましたが上にはお豆腐がそのままに・・
よかった~~ホッ 

と・こ・ろ・がーーーー
調理場でお肉の入ったトレイを見て、びっくり!!
なんと!袋の中ほどに入れてあった牛肉が、からっぽーーー!
カラスは横(サイド)から鋭いくちばしで小さな穴を開け、そこから肉だけ引っこ抜いていたのです。
なぜか、鶏肉でも豚肉でもなく牛肉だけが狙われていました 
幸い、1パックは無事だったのでそれで間に合わせました。
自分の家の敷地内だし泥棒に持っていかれることもないだろうからと、物置小屋の前に置いておいたのに、まさか空からねらっているヤツがいたなんて・・やられたーーー

 乾杯!

暖炉に火を入れ、時事(ジジ)放談 
帰る頃までに焼きあがったサツマイモの美味しかったこと♪

歳を重ねるほどに寂しさがつのるオジサンたちは気の合う人との、お付き合いを大切にしたいと盛り上がったのでした。






ビオラ・ビオラ・ビオラ♪

2007年12月22日 | 
きょうは のち  気温4℃

飛騨高山の山蔵農園さんから、はるばるやってきたビオラの苗を植えました。



4種11株の苗 
グリーピングタイプの”サンベリーナ”(サカタのタネ)
 プチイエロー  プチプリン
 プチモルフェ  プチパープル&イエロー
かわいいネーミングのお花たち 

8株はプランターに、根が落ち着くまで玄関に置いてから2鉢は外に出してみるつもりです。
残り3株は地植えにしてみました。

 雪の中 

3日前に積もった雪がまだ所々に残っています。
この時期に植えてどうなのか?とも思いましたが、案外雪の中って温かいみたい。
裏の畑の通路脇に黒いビニールでマルチングしたところがあり、そこに植えてみました。
幸い今週は、急激な冷え込みもないようなので周りを雪で囲んで顔をだしています。かわいいでしょ?!

それぞれの場所で冬越しした苗が春にどのような違いが出るか比べてみたいと思います。楽しみ~

 夕方4時頃

今日は冬至でしたね。昼が一番短い日。
でも今日は晴れていたので3日前の同じ場所↓の同じ頃の時間ですが明るいです。

ビオラと一緒に春を待ちましょう 
これから本格的な冬がやってきます 

懐かしい写真

2007年12月21日 | ある日の出来事
引き出しの整理をしていたら、懐かしい写真が数枚出てきました。



ロッキー1歳ぐらいの頃・・15,6年前のもの・・
胸毛もまだ伸びていないけど、すでにかなり大きくシェルティというよりコリーのような風貌・・
おとーさんのハイエースのワゴン車に嬉しそうに乗っている・・

庭にはまだ芝生がきれいに生えて、今はもうない藤棚もある・・
今は屋根の上まで伸びて切られている木の小さかったこと・・
家の外壁も車庫のシャッターもまだ新しい・・
おとーさんも若かった!ねえちゃんも可愛かった!あのころ・・・

 雪を蹴って走り回るロッキー

あの頃からカメラを持つのは私。だから私が写った写真は少ない。
特に写真が趣味だったわけでもなく、子供や可愛いワンコの姿を残しておきたくてレンズをのぞいていただけ。

デジカメを持つようになって特にブログを始めてからは毎日のようにデジカメを手にする。
家族にだけしか見せないであろう安心しきったワンコの表情、動作、それが楽しくて♪
庭の花や木々、畑の様子、季節の移ろい・・すべて身近なものを被写体に。
ブログの画像フォルダも1000枚を超えました。

何の知識もないけれど、私にしか撮れない写真があること、自分なりのお気に入りの写真も増えてきて、いつしかこれも私の趣味のひとつになってきていることに気づかされます。

   

先日、千秋美術館で開かれている写真展を見に行って来ました。



著名な写真家のことも何もわからないオバサンながら、秋田にゆかりのある、この『おばこ』の写真と”木村伊兵衛”については少しだけ知っていました。

「日本の近代写真史を代表する写真家の一人、木村伊兵衛の戦後の傑作と言われるシリーズ、<秋田>は、撮影に約20年を要し、その一連の作品は、当時の農村の姿に日本の縮図を捉えた一種のルポルタージュともなっています。そして、木村に人間を写す希望と自信を与えたのが、この秋田での撮影であったと述懐しています。」と書かれています。

会場には、昭和27年から36年ころにかけての農村での人々の生きる姿が多く写しだされされていました。
黙々と働く人、暮らしの風景、老人やこどもたち・・雪・山・川・・モノクロの世界に幼い頃の遠く懐かしい想いが重なります。

映画『続・三丁目の夕日』でも昭和のノスタルジーに触れてきましたが、あれが都会の昭和なら木村伊兵衛の写真は農村の原風景といえるでしょう。

写真から見てとれる芸術的観点からの感想など持ち合わせないオバサンは
あの菅笠をかぶった美しい『秋田おばこ』は今・・・
どのように歳を重ね、どのような人生を歩まれたのか・・会ってみたい・・
そんなことを感じながら帰ってきたのでございます。

3日前 

 ど素人の作品 



プレゼント♪

2007年12月17日 | 
今日は  最低気温0℃ 最高4℃

朝起きたら雪が降っていました。湿っぽい雪です。



5センチほど積もりましたが溶けてきました。

今日は夕方からソワソワと宅急便を待っていました♪
『ピンポ~~~ン』

 
ビオラの苗が届きました 

実は私のブックマークにもリンクしてある飛騨高山で有機栽培をしている『山蔵農園』さま http://pub.ne.jp/yamakuranouen/ のプレゼント企画に応募して当選しました


小さな花の好きな私はビオラが大好きです♪
このビオラは”サンベリーナ”(サカタのタネ)という新しい横に広がるタイプだそうです。
株は40cmほどのカーペット状に広がりハンキングやコンテナ植えにもぴったり!秋から春までずっとプチサイズの花を咲かせます。と書いてあります


見るからにしっかりとした丈夫な苗
うれし~~~い♪

ビオラは寒さに強く雪の下になってジッと耐え春になって再び咲く花は鮮やかな色合いで長く咲き続けてくれます。
さてさて、この冬をどうやって育てるか?

はるばるお嫁に来てくれたこの娘たちを今夜はゆっくりと休んでもらい、じっくりと考えることにいたしましょう。
ブログで紹介していきますのでお楽しみに~

山蔵農園の真瑠さん 素敵なプレゼントありがとうございました


小心者ショウ

2007年12月16日 | ワンコ
”おとんとおかん時々おねえ” の生活にもどりました

ぼくショウ2歳半  どこにいくの?

マール兄ちゃんがつれていかれた 
なんだかイヤなよかん・・

つぎにボクがつれていかれた

「たしけて~~~」 ブルブルガタガタ 

マール兄ちゃんはひとりでも、おりこうだったって・・
ボ・ボクはおとーさんとおかーさんに、こうたいでしがみついてた
おねえさんをみないようにして、したをみたら
ボクのしたに、こいつがいたの!ギョエ~ 

あ~こわかった!へんなの~~

ツメとあんよのまわりとおひげを切ってもらったの

マール兄ちゃんのあんよはぶっといね

おとーさんと、おかーさんがお食事しているあいだ
ボクはこんなかっこうで、用心棒やっていたよ
 そばを通る人みんなにほえてやったさ~!

そのあとの立体駐車場ではおとーさんが高い階の上まで昇って、なるべく車の少ないところにとめたけど、ボクの声が反響して下まで聞こえたって!
早く用事を済ませて帰ってきたとさ。
こんどは”おるすばん”だとよ。

いいもん♪ ボクはおうちがイチバンなんだもん


大人の休日(3日目)

2007年12月14日 | お出かけ
その日も トーキョーは いい天気~

藤沢の姉の家を出て途中、富士山がみえた!
「今日だったら、あの場所でデッカイ富士山が見られただろうなぁ・・残念!」

午後は東京で友達と待ち合わせ。
早めの昼食を摂っている途中メールが入った。
仕事上の・・『こんな時にかぎって・・』の内容 

旅に出て、現実に引き戻されることほどガックリくることはない
仕事を持つ者にとっては致し方ない事ながら、頭の隅にどこか気にかけつつも何事もないことを願って日常のことは、すっかり忘れて楽しむのが旅の極意。
留守番部隊のことも、立派な執事が付いてるからと何の心配もしていなかった。
まぁ、じたばたしてもしょうがないから・・帰ってから対応するとの電話を入れて気持ちを切り替えることにした。

    

東京駅で乗り換えはあっても外から駅を眺めることは、なかなかありません。
待ち合わせは東京駅の近くの国際フォーラム

 モダンなガラスの建物

中からの様子 

帰りの新幹線までの時間、地階にある『相田みつを美術館』を見学することに。
幼なじみの Kちゃんが選んでくれた場所。
ふたりが会うのは何年ぶり?ついこの間あったばかりのような気がするけど・・と思うと3年は確実に過ぎているオバサンたちの時間 

「相田みつを」の”人間だもの”に出会って感動したのは、かれこれ20年も前のことかもしれない。。最近その書にもお目にかかっていないし実際にたくさんの作品に向かい合うのは初めてのこと。

ちょうど、美術館では『花の詩画と書の世界 星野富広・相田みつを展』が開催されていました。「一つの風土・二つの世界」・・二人の故郷が足利市で渡良瀬川という一本の川でつながっていたということ。初めて知りました。

星野富広 (撮影OKの場所の物)

”私にできることは 小さなこと
 でもそれを 感謝してできたら  大きなことだ”

手足が不自由で口先に筆を咥えて描いた花の絵に詩を添えた画を見たことはありましたが、その人について詳しくは知りませんでしたし花が好きな私にとって、そこで見た多くの作品のひとつひとつが、胸にしみいるすばらしい絵であり言葉でした

展示場は広くたくさんの作品が展示され、二人を紹介するビデオの場所もあり、星野さんが高校の体育教師で指導中に脊髄を損傷、手足の不自由を失い絶望の淵から絵を描くようになったことも紹介されていました。
やわらかな筆づかい、温かみのある言葉、花びらのひとつひとつに心がこもった絵・・

多くの人が薄暗い展示室に照明を浴びて浮かび上がった一枚一枚の絵に吸い込まれるようにして見入っていました。

たくさんの”相田みつを”の世界にも、あの頃とは違った思い、感動があります。
胸に響く言葉・うなずいたり・そうだよね・・と思ったり。。
また新しい様々な言葉にも出会いました。

 お説教くさくなく、おしつけがましくなく、素直に心に入ってくるこの人の言葉に、どれほどの人が共感し慰められ励まされていることでしょう。

この美術館を幼なじみの友と見れたのも意義がありました。
館内にあったカフェでコーヒーを飲みながら、何のきどりもなく、素の自分をさらけ出して語れる友だから。

あっという間に時間が過ぎて、余韻を残したまま帰りの新幹線に乗りました

彼女からのメール 
『久々に心が洗われた感じだったわ(^^)会えて楽しかった♪幼なじみってホッとするよね。また会おうね』

たった3日間の”大人の休日”
なんだか、ずいぶんと充実した旅となりました。
来年もまた出かけましょう リフレッシュするためにも。


   ”一生感動 一生青春”  






会いたい人

2007年12月13日 | お出かけ
旅は 楽しみ リフレッシュするためのもの 

   

仕事を持つオバサンは忙しい・・疲れやすい・・そして気まぐれ・・

そこに格安チケットと行きたい場所があると言っても、どうしても行きたいか?と聞かれれば、それほどの意欲と決断力などあろうはずもなく「別に~」と流してしまう。
前々から計画して予定を立てておいたとしても「こんなときにかぎって・・」ということでオジャンになることだってある。
どうせ行くなら、あの人にも会いたい・・この人にも・・欲を出して迷ったあげく、だんだん面倒になってきて「やめよう・・」ということにもなりかねない。

いつも最後に背中を押すのは「行って来いよ!」の、夫の一言。
そこで姉に電話  「おいでよ!」

あとは、都合のよい日、行きたい場所を伝えるだけですべておまかせ 
私は言われた通りに電車に乗るだけ
気を遣わない姉夫婦はよき旅の道連れ。

今回は3日目に幼馴染のKちゃんと会うことにした。
それ以上、予約を入れるのはやめとこ・・・
それでも東京が近づくにつれ、あの人やこの人のことが思い出されて何度も携帯を開いては閉じ・・・

  

箱根の山を降りてきて小田原に着いたのは3時頃だったでしょうか
藤沢の姉の家に行く前に途中下車しました。
駅には姉の孫”大ちゃん”とママが迎えに来てくれていました。

「大ちゃ~ん こんにちは~」  

カメラをむけると条件反射で Vサインしながらも ???

大ちゃんと初めて会ったのが1年前。
そして今年の9月には我が家にパパとママと一緒に遊びに来ていました。

姉のことを「おかーさん」と呼ぶ大ちゃん。
そのとき大ちゃんは良く似た顔の姉と私を勘違いしていたふしがあるのです。

今回、ふたり一緒に顔をを出したらどうするのかとても楽しみにしていました。
大ちゃんの前にふたりで立って「大ちゃ~ん♪」と声をかけました。

みてください!このお顔

固まってジィーーッと目だけキョロキョロとふたりを見比べています。
大ちゃんが頭の中でどう理解したのかは、わかりませんが、”おかーさん”がふたりいることは認識できたようです。
「そうよ大ちゃん!オバサンは”ワンコのおかーさん”マールママよ♪」

もうすぐ3歳になる大ちゃんは何でも興味を持ち自我も芽生える時期。
お話しすることも奇想天外な言葉を言ったり、とっても可愛い盛り
孫の居ない私と夫は大ちゃんが可愛くてたまりません。

 去年の大ちゃん

 今年の大ちゃん

確実に成長しています。

一番身近な親戚として大ちゃんのママやパパには娘も親しくしてもらっている。
これからも大ちゃんは我が家にとっても、かけがえのない愛しい子として
遊びにきてもらいたい。
そんな話もしながら大ちゃんと別れて、私たちは湘南台のダイニング風の素敵な居酒屋でお食事をしました。

姉の家は、いつも来ている実家のようなもの。
くつろげて、よく眠れる場所 
そんな居場所と人がいることを幸せに思う

明日は”大人の休日”3日目

つづく・・



大人の休日(2日目)

2007年12月12日 | お出かけ
日常を離れて、ゆっくりと温泉につかり  美味しいお料理を食べ
自然の美しさに感動し
これぞ旅の醍醐味と申しましょうか、至福の時間を過ごす2日目の夜が明けました。



幸運にもホテルのお部屋の窓からご来光を拝むことが出来ました。
高い山の上から臨む箱根連山や相模湾でしょうか海も望めます。



強羅から早雲山まではケーブルカーが急な斜面を登り、そこから大涌谷駅までロープウェイで移動。今年新しくなったというゴンドラはきれいでスムーズに流れ快適な空のお散歩という感じで、すばらしい眺めです。

眼下に広がる湧き出る温泉  大涌谷駅で一度降りて湯煙の昇る山の方へと遊歩道を散策しました。
その日、箱根はすごく冷え込んで所々に雪がありました。標高の高いところだからでしょうか、まるでお菓子の粉のような雪
そして、そこからは目前にすばらしい勇士が望めるはずでした。

ジャーーン!! そうです!富士山 
あこがれの霊峰富士 その姿に恋焦がれて参りましたのに・・
雲がお隠しあそばし、全景を見ることは叶いませんでしたが、あちらこちらからその姿を探し求めてわたくしオバサンが”きみまろズーム”でとらえた唯一の富士のお山でございます。

先日、山中湖の近くでゴルフをしホテルに泊まった夫に「富士山見えた?」と聞いたら、額縁大を想像して向こうを眺めていたら、あまりにも目の前に隣の家の塀のように突っ立っていて「ほらっ!それだよ!」と言われたと大笑いした話を聞きました。
山梨に行ったときも、新幹線からもなぜかいつも私は大きな富士山が見れない


ところが帰ってきてから、なんとその日の静岡の方向からとらえたくっきりとした富士山が幸運にもpapymamaさんのグログに掲載されていたのです

ごらんください! 日本一の富士の山
こんな姿が見たかったのです~!

(papymamaさんから頂戴しました。ありがとうございました)
あの後方の雲が邪魔して箱根側からは見えなかったかもしれませんね。

私は山の景色が大好きです。
じぃーっと見ていると心が落ち着きます。
これまで旅してきた中で一番感動したのは立山に行ったとき。
高い場所に立ち目の前の広大な山の景色に抱かれて心を空っぽにしたとき、世の中の何もかもがちっぽけに感じました。

いつかまた来て、ゆっくりと大きな富士山がみたい 
また次回の楽しみにとっておきましょう。

大涌谷から桃源台まで、またロープウェイで下に降りていきます。
眼下には芦ノ湖が見えてきました。
そこからは海賊船にのって景色を眺めながら箱根町の港まで遊覧です。

娘が小さかった頃、姉の子供たちも一緒にこのコースをまわりました。
この船の中に大好きなぬいぐるみを忘れてきて大泣きしたのが思い出されます。



箱根の港の近くの関所を見に行きました。
最近復元されたという箱根の関所は真新しく、往時の様子が人形などを使って再現されていましたが、新しすぎて歴史を感じるにはちょっと興をそがれた感じ。
その奥にある資料館には古い江戸時代を偲ぶ物が多く展示されていました。

帰り道は小田原までバスを利用。
一度登ってまた降りてきます。そこは箱根駅伝のコース。
あの急な坂道を走って登るのでしょうね。
毎年お正月になにげに見て聞き覚えのある地名や道路沿いの景色が目に入ってきます。
今度テレビで見るときは、あの辺かな?と、また違った見方ができそうです♪
そうそう、前日、登山電車の中で義兄の隣の席に座っていた亜細亜大学の監督さんが九州から来られた奥様を箱根に案内しているんですよとお話しされていました。
「頑張ってください!」と声をかけお別れしました。

高い山から降りて来て、山と渓谷の景色に見とれながらバスに揺られ小田原に到着。
本当に一周した!という充実感ある箱根の旅でした。 
つづく・・