わんこと一緒♪ マールママ日記

愛しいシェルティ2匹と暮らすマールママの記憶と記録のためのページ

ノーテンキ

2008年01月10日 | お出かけ
きょう、おとーさんは旅行にでかけました。
恒例の”真冬の秋田から常夏の島ハワイへ”

秋田マイナス2℃ →成田10℃ →→ハワイ28℃ 

記録を見たら去年は2月2日に出かけていました。

今年はいつもにも増してとても楽しみにしていました♪
去年からの薬の副作用による体や関節の痛みやこわばりが、湿度の低いハワイに行くと楽になるらしいと耳にしていたからです。
それでなくても大好きなハワイです!

「仕事もねぇ~!散歩もねぇ~!雪かきの心配もなんにもねぇ~~!」
今年の”お題は”「療養ツアー」といったところでしょうか?!

 お出かけ前

今年はいつも一緒の爺友のほかに、昔の知り合いのご夫婦も一緒で、ハワイ島に直行3泊した後、ホノルルに移動同じホテルに5泊の滞在 
向こうで知り合いになった日本からの友達とも合流するようで、のんびりゴルフを楽しむようです♪
今年は、これまでと違うのだから、くれぐれも無理をしないようにと念を押しました。
添乗員なみのサービス精神旺盛な人ですから、その辺がちょっと心配です。


出発に先立ち、おっとーは「俺は幸せ者だ~!おかーさんありがとよ!」と。
「ところで、おばあちゃんにもしものことあった時は家でやる?それともおじいちゃんと同じようにやるのか?」
私「・・・???・・?」
夫「なにかあっても帰らなくてもいいって言ったからよ・・」
私「エーーーッ?!ちょっとー!旦那様ぁ!!!
  なにかって、入院とか風邪引いたとか・・まさか親の死に目に帰らないつもりだったの~~? あきれた!」

なんぼノーテンキな人でもそこまで・・・

夫「そうだよな・・・俺もちょっとはおかしいな?と思って確認したんだ」
あきれて笑い転げてしまった!
ま~ったくっ!・・なにごともありませんように!



今夜はキラキラ粉雪がきれいに舞っています。
留守中大雪にならないといいけど。



おとーさんっ子のショウちゃんは、いつまでもこうやって待っていました。


大人の休日(3日目)

2007年12月14日 | お出かけ
その日も トーキョーは いい天気~

藤沢の姉の家を出て途中、富士山がみえた!
「今日だったら、あの場所でデッカイ富士山が見られただろうなぁ・・残念!」

午後は東京で友達と待ち合わせ。
早めの昼食を摂っている途中メールが入った。
仕事上の・・『こんな時にかぎって・・』の内容 

旅に出て、現実に引き戻されることほどガックリくることはない
仕事を持つ者にとっては致し方ない事ながら、頭の隅にどこか気にかけつつも何事もないことを願って日常のことは、すっかり忘れて楽しむのが旅の極意。
留守番部隊のことも、立派な執事が付いてるからと何の心配もしていなかった。
まぁ、じたばたしてもしょうがないから・・帰ってから対応するとの電話を入れて気持ちを切り替えることにした。

    

東京駅で乗り換えはあっても外から駅を眺めることは、なかなかありません。
待ち合わせは東京駅の近くの国際フォーラム

 モダンなガラスの建物

中からの様子 

帰りの新幹線までの時間、地階にある『相田みつを美術館』を見学することに。
幼なじみの Kちゃんが選んでくれた場所。
ふたりが会うのは何年ぶり?ついこの間あったばかりのような気がするけど・・と思うと3年は確実に過ぎているオバサンたちの時間 

「相田みつを」の”人間だもの”に出会って感動したのは、かれこれ20年も前のことかもしれない。。最近その書にもお目にかかっていないし実際にたくさんの作品に向かい合うのは初めてのこと。

ちょうど、美術館では『花の詩画と書の世界 星野富広・相田みつを展』が開催されていました。「一つの風土・二つの世界」・・二人の故郷が足利市で渡良瀬川という一本の川でつながっていたということ。初めて知りました。

星野富広 (撮影OKの場所の物)

”私にできることは 小さなこと
 でもそれを 感謝してできたら  大きなことだ”

手足が不自由で口先に筆を咥えて描いた花の絵に詩を添えた画を見たことはありましたが、その人について詳しくは知りませんでしたし花が好きな私にとって、そこで見た多くの作品のひとつひとつが、胸にしみいるすばらしい絵であり言葉でした

展示場は広くたくさんの作品が展示され、二人を紹介するビデオの場所もあり、星野さんが高校の体育教師で指導中に脊髄を損傷、手足の不自由を失い絶望の淵から絵を描くようになったことも紹介されていました。
やわらかな筆づかい、温かみのある言葉、花びらのひとつひとつに心がこもった絵・・

多くの人が薄暗い展示室に照明を浴びて浮かび上がった一枚一枚の絵に吸い込まれるようにして見入っていました。

たくさんの”相田みつを”の世界にも、あの頃とは違った思い、感動があります。
胸に響く言葉・うなずいたり・そうだよね・・と思ったり。。
また新しい様々な言葉にも出会いました。

 お説教くさくなく、おしつけがましくなく、素直に心に入ってくるこの人の言葉に、どれほどの人が共感し慰められ励まされていることでしょう。

この美術館を幼なじみの友と見れたのも意義がありました。
館内にあったカフェでコーヒーを飲みながら、何のきどりもなく、素の自分をさらけ出して語れる友だから。

あっという間に時間が過ぎて、余韻を残したまま帰りの新幹線に乗りました

彼女からのメール 
『久々に心が洗われた感じだったわ(^^)会えて楽しかった♪幼なじみってホッとするよね。また会おうね』

たった3日間の”大人の休日”
なんだか、ずいぶんと充実した旅となりました。
来年もまた出かけましょう リフレッシュするためにも。


   ”一生感動 一生青春”  






会いたい人

2007年12月13日 | お出かけ
旅は 楽しみ リフレッシュするためのもの 

   

仕事を持つオバサンは忙しい・・疲れやすい・・そして気まぐれ・・

そこに格安チケットと行きたい場所があると言っても、どうしても行きたいか?と聞かれれば、それほどの意欲と決断力などあろうはずもなく「別に~」と流してしまう。
前々から計画して予定を立てておいたとしても「こんなときにかぎって・・」ということでオジャンになることだってある。
どうせ行くなら、あの人にも会いたい・・この人にも・・欲を出して迷ったあげく、だんだん面倒になってきて「やめよう・・」ということにもなりかねない。

いつも最後に背中を押すのは「行って来いよ!」の、夫の一言。
そこで姉に電話  「おいでよ!」

あとは、都合のよい日、行きたい場所を伝えるだけですべておまかせ 
私は言われた通りに電車に乗るだけ
気を遣わない姉夫婦はよき旅の道連れ。

今回は3日目に幼馴染のKちゃんと会うことにした。
それ以上、予約を入れるのはやめとこ・・・
それでも東京が近づくにつれ、あの人やこの人のことが思い出されて何度も携帯を開いては閉じ・・・

  

箱根の山を降りてきて小田原に着いたのは3時頃だったでしょうか
藤沢の姉の家に行く前に途中下車しました。
駅には姉の孫”大ちゃん”とママが迎えに来てくれていました。

「大ちゃ~ん こんにちは~」  

カメラをむけると条件反射で Vサインしながらも ???

大ちゃんと初めて会ったのが1年前。
そして今年の9月には我が家にパパとママと一緒に遊びに来ていました。

姉のことを「おかーさん」と呼ぶ大ちゃん。
そのとき大ちゃんは良く似た顔の姉と私を勘違いしていたふしがあるのです。

今回、ふたり一緒に顔をを出したらどうするのかとても楽しみにしていました。
大ちゃんの前にふたりで立って「大ちゃ~ん♪」と声をかけました。

みてください!このお顔

固まってジィーーッと目だけキョロキョロとふたりを見比べています。
大ちゃんが頭の中でどう理解したのかは、わかりませんが、”おかーさん”がふたりいることは認識できたようです。
「そうよ大ちゃん!オバサンは”ワンコのおかーさん”マールママよ♪」

もうすぐ3歳になる大ちゃんは何でも興味を持ち自我も芽生える時期。
お話しすることも奇想天外な言葉を言ったり、とっても可愛い盛り
孫の居ない私と夫は大ちゃんが可愛くてたまりません。

 去年の大ちゃん

 今年の大ちゃん

確実に成長しています。

一番身近な親戚として大ちゃんのママやパパには娘も親しくしてもらっている。
これからも大ちゃんは我が家にとっても、かけがえのない愛しい子として
遊びにきてもらいたい。
そんな話もしながら大ちゃんと別れて、私たちは湘南台のダイニング風の素敵な居酒屋でお食事をしました。

姉の家は、いつも来ている実家のようなもの。
くつろげて、よく眠れる場所 
そんな居場所と人がいることを幸せに思う

明日は”大人の休日”3日目

つづく・・



大人の休日(2日目)

2007年12月12日 | お出かけ
日常を離れて、ゆっくりと温泉につかり  美味しいお料理を食べ
自然の美しさに感動し
これぞ旅の醍醐味と申しましょうか、至福の時間を過ごす2日目の夜が明けました。



幸運にもホテルのお部屋の窓からご来光を拝むことが出来ました。
高い山の上から臨む箱根連山や相模湾でしょうか海も望めます。



強羅から早雲山まではケーブルカーが急な斜面を登り、そこから大涌谷駅までロープウェイで移動。今年新しくなったというゴンドラはきれいでスムーズに流れ快適な空のお散歩という感じで、すばらしい眺めです。

眼下に広がる湧き出る温泉  大涌谷駅で一度降りて湯煙の昇る山の方へと遊歩道を散策しました。
その日、箱根はすごく冷え込んで所々に雪がありました。標高の高いところだからでしょうか、まるでお菓子の粉のような雪
そして、そこからは目前にすばらしい勇士が望めるはずでした。

ジャーーン!! そうです!富士山 
あこがれの霊峰富士 その姿に恋焦がれて参りましたのに・・
雲がお隠しあそばし、全景を見ることは叶いませんでしたが、あちらこちらからその姿を探し求めてわたくしオバサンが”きみまろズーム”でとらえた唯一の富士のお山でございます。

先日、山中湖の近くでゴルフをしホテルに泊まった夫に「富士山見えた?」と聞いたら、額縁大を想像して向こうを眺めていたら、あまりにも目の前に隣の家の塀のように突っ立っていて「ほらっ!それだよ!」と言われたと大笑いした話を聞きました。
山梨に行ったときも、新幹線からもなぜかいつも私は大きな富士山が見れない


ところが帰ってきてから、なんとその日の静岡の方向からとらえたくっきりとした富士山が幸運にもpapymamaさんのグログに掲載されていたのです

ごらんください! 日本一の富士の山
こんな姿が見たかったのです~!

(papymamaさんから頂戴しました。ありがとうございました)
あの後方の雲が邪魔して箱根側からは見えなかったかもしれませんね。

私は山の景色が大好きです。
じぃーっと見ていると心が落ち着きます。
これまで旅してきた中で一番感動したのは立山に行ったとき。
高い場所に立ち目の前の広大な山の景色に抱かれて心を空っぽにしたとき、世の中の何もかもがちっぽけに感じました。

いつかまた来て、ゆっくりと大きな富士山がみたい 
また次回の楽しみにとっておきましょう。

大涌谷から桃源台まで、またロープウェイで下に降りていきます。
眼下には芦ノ湖が見えてきました。
そこからは海賊船にのって景色を眺めながら箱根町の港まで遊覧です。

娘が小さかった頃、姉の子供たちも一緒にこのコースをまわりました。
この船の中に大好きなぬいぐるみを忘れてきて大泣きしたのが思い出されます。



箱根の港の近くの関所を見に行きました。
最近復元されたという箱根の関所は真新しく、往時の様子が人形などを使って再現されていましたが、新しすぎて歴史を感じるにはちょっと興をそがれた感じ。
その奥にある資料館には古い江戸時代を偲ぶ物が多く展示されていました。

帰り道は小田原までバスを利用。
一度登ってまた降りてきます。そこは箱根駅伝のコース。
あの急な坂道を走って登るのでしょうね。
毎年お正月になにげに見て聞き覚えのある地名や道路沿いの景色が目に入ってきます。
今度テレビで見るときは、あの辺かな?と、また違った見方ができそうです♪
そうそう、前日、登山電車の中で義兄の隣の席に座っていた亜細亜大学の監督さんが九州から来られた奥様を箱根に案内しているんですよとお話しされていました。
「頑張ってください!」と声をかけお別れしました。

高い山から降りて来て、山と渓谷の景色に見とれながらバスに揺られ小田原に到着。
本当に一周した!という充実感ある箱根の旅でした。 
つづく・・







大人の休日(1日目)

2007年12月11日 | お出かけ
”大人の休日倶楽部”ナイスなミドルの旅に出たオバサン。

その日、夜も明けぬうちからコソコソと部屋を抜け出しながらも、ただならぬ気配にいつになく後追いの「ワンワン」を背に浴びながら私は家を出ました。

白く大きな、ぼたん雪が降っていました。

田沢湖から盛岡に抜けるまでの仙岩峠はトンネルを抜ける合間にみえる渓谷がすばらしくきれい!杉木立や枯れ木に白い雪がふんわりとかかって、それはそれは幻想的な墨絵のような世界
こんな美しい風景を見られたことはとっても幸せでした。

変わっていく車窓の風景のを眺めながら4時間ほどで東京に到着。

今回の旅の行き先は『箱根』
東海道線で小田原まではフリーパスを使えます。
途中姉夫婦と合流して小田原からは「箱根フリーパス」を利用。

オバサンの旅は”お得”がキーワード
様々な乗り物に乗って箱根を一周するコースを選びました。
箱根湯本からレトロな登山電車で今夜のお宿がある強羅まで。

 まだ紅葉が見られます

車窓からの風景 

ある日何気なくつけたテレビに目が釘付けになりました。
そこにはすばらしい紅葉の景色が映し出されていました。
空中散歩と題し、モーターパラグライダーが全国各地の紅葉の名所を空からの見たすばらしい錦秋の山々を紹介していたのです。
最後に紹介されていたのが『箱根』
箱根には紅葉するたくさんの広葉樹など樹木の種類が何百種類もあって他の山の景色とはまた違ったあでやかな色合いがでるのだそうです。

箱根には何度か行った事があるけど、この時期はみたことがない・・・
もう紅葉は終わったかもしれないけど「行って見たい!」
にわかにそんな気持ちになっていたところに、また箱根の美術館の庭園で日本舞踊を踊る、すばらしいシーンを目にしました。
そこに行ってみたかったのです。

 のにおいのする強羅の駅から坂道を歩いて公園にでました。
 高い山の急な斜面に歴史を感じる建物や街並みがあります。
遠く見える山の斜面にも多くの建物が見え、東京からそう遠くもなく温泉と景色を楽しむ絶好の別荘や保養地として昔から栄えてきたのでしょうか。

公園の中の素敵な喫茶店でコーヒーを飲んでさらに上に登るとそこに美術館の庭園がありました。

「きれ~い!・・・」

息を呑む美しさ・・ ほとんどの木の葉は落ちていましたが、苔むす庭にもみじの葉が風情をかもしだしています。

むかし京都の苔寺に行ったときの感動がよみがえります。

 こんな艶やかな紅葉も見れました。

今年はいつもの年より遅かったから見ることができたのでしょう。
本当に来てよかった!!

ホテルは『ラフォーレ強羅』
レストランで、フランス料理に舌鼓をうちながら姉夫婦と歓談 

透明できれいな湯質の  でゆったりと体を休め
ハッピーな”大人の休日”の1日目は終わりました





”大人の休日”2007

2007年12月10日 | お出かけ
たいそうなタイトルではございますが(笑)

歳を取っても、たまには良いこともあるんですよ
去年もこの時期わたくし、JR東日本の”大人の休日倶楽部”フリー切符を利用して旅にでました。
姉夫婦と初島への1泊プチリゾ-ト
&浅草でのワン友との「もんじゃを食べる会」 楽しかったですねぇ

仕事のこと・家庭のこと・・今年はどうしようかと迷いながらも、ふだんなら、東京までの片道切符にも満たない金額で(¥12000)3日間指定されたエリア内を自由に旅ができるのですからこんなお得なチャンスを利用しないのはもったいないと。
おまけに、今年は何も利用していないのに年会費の引き落としの案内が届き にわかに決定!!

「どごさえぐ~?」「トーキョーさ」
田舎の人は新幹線や飛行機に乗って上京する場合そう答えます。
それが埼玉であれ、千葉であれ、横浜であれ・・

まだ夜も明けぬ朝一番の新幹線”こまち”

雪がチラチラ降る中を、ひとり飛び乗り行って来ましたトーキョーへ

こんな都会の紅葉や 

こんな景色や

こんな紅葉も

こんな坊やとも会ってきました

そんな様子を思い出しながら書きとめようと思います 


深まりゆく秋

2007年11月11日 | お出かけ
今日は終日雨が降ったり止んだり・・・
これからは、どんよりとした鉛色の空を見上げる寂しい季節になります。
濡れ落ち葉を片付けながら、昨日お出かけしてよかったなぁ・・と。

昨日は  青空がひろがりました。

「仁別(にべつ)の旭川ダムの近くの紅葉がきれいだったよ」という話を耳にし、行ってみたい気持ちと半分は不安な気持ちで揺れながら、今週は運動不足だしウォーキングもしたいし・・「エーイ!行っちゃえ~~!GOーー!」
ゴルフ練習場から、ひとりで向かいました。

    


そこは太平山自然公園の中の森に囲まれた自然豊かな中のスキー場や温水プール、グラウンドゴルフ場やキャンプ場もあるリゾート。
秋田駅から車で30分ほどのところですが途中の道路事情や山のふもとで行き止まりで”遠い”というイメージがあって、わざわざそこまで行かなくても手前にもあるし・・とあまり行ったことがありません。

その方向には足が向かない理由がもうひとつ。
4年前、ロッキーが亡くなった日ペット霊園のある斎場でお骨になった場所の前を通るのです。お骨は家に連れて帰りましたが、あの日のことは生涯忘れられない辛い思い出。。 

杉林のある、そこの前を通り過ぎて、だんだん山の景色がきれいになってきました。
前を走る車の後を付いて行くことに。

旭川治水ダムの手前の公園 

 もみじの絨毯

ダムの歩道からの眺め 

 針葉樹の紅葉も美しく

地図を見ながら行くと自然学習センターとかかれた場所にすてきな建物と整備された美しい散策コースがありました。 ブナやカエデ、ナラの木、広葉樹のあざやかな紅葉が見られました♪安心して散策できるこんなところを探していたんです。ラッキー!

近くに「手打ち蕎麦」の食べられるところもあり、多くの人がグラウンドゴルフを楽しんでいました。1時間ほど散策し様々な施設や自然を楽しむ場所があることだけを確認して帰ってきました。

今度、マールやショウを連れてきたい!
そう思い、帰ってからおっとーに話すと「なにしに、わざわざそんたに遠くまで行くことねぇ~べ」と、つれない返事。
景色とかにはあまり興味のない人なので、ま・しょうがないか。
ひとりで楽しむことも案外好きなオバサンです♪

午後からは夫の運転で2匹を連れファミリーで義母と実家の母の面会にいってきました。
本格的な冬を迎える前の貴重な晴れた日の有意義な一日でした。

ミュージカル「小野小町」

2007年11月07日 | お出かけ
国道から少し入って”抱返り渓谷”の近くの田園の中に「たざわこ芸術村」があります。

 http://www.warabi.or.jp/

そこを本拠地として活動している「劇団わらび座」の劇場では今ミュージカル「小野小町」がこの4月から上演されており、以前から見てみたいと思っていました。

わらび劇場 

「わらび座」といえば学校での芸術鑑賞の公演をやったり、修学旅行で生徒を受け入れ舞台稽古や近くの農家での体験授業に参加させたり、様々な活動を行っていて特に若い人たちへの心の教育についてのコンセプトには共感するものがありました。

地方に伝わる伝統芸能を大切に、大自然の恵みの中で感動を与えてくれるすばらしい劇団がここにあることをぜひ発信したいと思います。

http://www.warabi.jp/education/index.html

内舘牧子さん脚本の「小野小町」は開演前から話題に。
わらび劇場は700人ほど収容できる劇場ですが、その日は観光バスの団体さんもいて沢山のお客様が観劇に訪れていました。
実は私がここで観劇するのは初めてです。



こじんまりとした劇場ながら舞台は広く、身近に観ることができます。
開演は客席からの「秋田音頭」(群舞)で始まりました。

あの生き生きとした表情での躍動感ある踊り!
高らかなのびのある歌声と音楽♪
昔、学校の体育館でみた感動の「わらび座」の公演が懐かしくよみがえります。

出羽の国で生まれた小町は祖父母と母の愛に包まれ美しく育つ。「13歳になったら上洛せよ」との言葉どおり小町は母とともに京に上るが都には正室とその娘がいた。不慣れな京での暮らしの中、数々の虐めに遭うが、小町はひるむことなく雅な都の文化を身につけていく。
天皇の更衣となった小町は輝くばかりに美しく、さらに磨かれた和歌を詠む小町に恋焦がれる男がいた。それは天皇の皇子で、姉の夫であった。天皇の子を宿し絶頂を極める小町を陰謀と策略が襲う。虚飾にまみれた世界に翻弄されながら小町は「生きる」ことの真実をみつけていく・・・
ふるさと秋田で晩年を迎えた小町・・
 
『我死なば 焼くな埋(うず)むな 野にさらせ
           痩せたる犬の腹肥やせ』



内舘さんの描いた「小町」は『強いからこそ美しい・・21世紀の女たちへ』というメッセージが込められていました。
小町を演じた椿千代さんも素敵でしたが、私は小町の母を演じた近藤いずみさんの、ゆったりとした仙北なまりの優しい演技に惹かれました。あの地方に住む娘を想う優しく心の強い穏やかな母そのものでした。

1時間40分の終演には、何とも言えない感動が。

ロビーで見送る役者さんたち  
(天皇と小町の姉役)


思いがけなく”芸術の秋”を堪能することができました。

”紅葉と温泉と観劇”ちょっと足を延ばせば感動に出会える

心地よい余韻に浸りながら「秋田もいい所あるよ」 と
再認識したオバサンのドライブでした 




田沢湖

2007年11月06日 | お出かけ
高原から降りてくると目の前に美しい湖が現れてきます。



この日は、あいにくの曇り空。
水深や太陽の光によって湖水の色がルリ色や藍色に変化し、手前の白浜の砂はさらさらとした星の砂のよう
何度来ても何度見ても、この静かな水面の神秘的な魅力には心洗われる思いです。

円形の湖の周りは一周できますが私は対岸の”たつこ姫”の像まで行き、ハーブガーデンや”御座の石”の神社のある方に行って来ました。

『ハートハーブ』 セージが彩りよく咲いていました。
レストランやハーブの工房もあります。

辰子姫の像  お天気が良ければ背景に秋田駒ケ岳が望め四季折々の美しい景観が見られます

途中の『御座の石神社』には辰子姫にまつわる伝説が・・

 ゴザを敷けるような岩に上に立つ鳥居

 むかし村に美しい辰子という娘が暮らしておりました。
いつの日か衰えていくであろう自分の美貌を保ちたいと百夜の願掛けをした辰子は、観音様のお告げの通り泉の水を飲み、龍に変身してしまったのです。
そして龍に姿を変えた辰子は湖に身を沈め、そこの主として暮らすようになりました。
同じようにして龍に姿を変えられた八郎潟の八郎太郎は、いつしか田沢湖の主である辰子に惹かれ共に田沢湖で暮らすようになったとも伝えられています

日本一深い湖 田沢湖 
そこは冬も凍ることなく、そんな伝説とともに神秘的な美しさを魅せてくれます。



いつまでも若く美しい姿でいたい・・・そう願う悲しい女心。。
そんな辰子の気持ちを重ねながら私は”たざわこ芸術村”にある『わらび座』に向かいました。
 
『花の色は 移りにけりな いたずらに
       我が身世に降る 眺めせし間に』

その切ない女心を詠んだ美しき才女”小野小町”の舞台を観に。

つづきは、また明日 





水沢温泉

2007年11月05日 | お出かけ
”抱返り渓谷”を後にして20分ほど左手に”田沢湖”反対側を山に向かっていくと田沢湖高原、秋田駒ケ岳の登山道がありさら乳頭温泉郷。
その手前にあるのが水沢温泉郷です。

秋田にはたくさんの温泉があります。
その中でも八幡平周辺の温泉は濃度も成分もいかにも効能効果が高いように思われます。有名な玉川温泉まではさらに40分ほどかかることもあり、その手前で本格的な温泉を堪能できる水沢温泉は穴場だと思っています。

田沢湖スキー場の近くで、随分昔スキーのあとにに入って帰って、あの強烈な硫黄のニオイとポカポカといつまでも続く体の温もりが忘れられませんでした。

その後、両親や叔母たちが湯治によくここを利用しそのたびに私も行っていたのですが2年前火事で宿泊棟が消失、新しく建て替えてからは行ったことがありません。

水沢温泉
http://www.tsukamoto-sogyo.co.jp/mizusawa/onsen/index.html

豊富なお湯の露天風呂は、そのままに宿泊棟の設備は新しく整ってお部屋もきれいに!3階までのエレベーターも新設され調理場もや自販機もありとても便利です。
なんといっても宿泊料金がリーズナブル
偏食の娘との二人旅なので食べる物を持参し、それなりの楽しみ方を♪(お食事付きを希望のかたは近くに水沢山荘があります)

のんびりと乳白色のにごり湯につかり「はぁ~~ごくらく、ごくらく♪」

露天風呂  
誰も居ない朝もやと湯煙のなか早朝こっそりパチリ

 深いのと浅いのと露天風呂が二つ。
大自然の中にお天気のよい日は田沢湖も見えるんですよ。

翌朝は雨が降っていました。
3階のお部屋からの眺め  木立の向こうに雲の合間から見えるのが”神秘の湖”田沢湖です。

雲の流れで様々な表情を見せる山の景色にうっとりしながら朝食をいただきました

ひとしきり強い雨 
ガスがかかって湖が見えないのでは・・・と山を降りていくと雨も上がってきました

目の前に田沢湖が見えてきました。

つづきは、またあした