
「忘れ去られた中間層(雑感)」
1月20日、アメリカ第45代大統領に就任したトランプ氏。
ツイッターを使った選挙戦術、女性蔑視発言、移民排他発言、貿易不均衡発言、日本や中国を名指しなど。
まあ~とんでもない大統領が誕生致しました。
アメリカファースト、TPP離脱、オバマケアの見直し。
政策も我田引水な感じで、感じが悪い。
評論家の予想も、半年持たない?分断されたアメリカはこれからどうなるのか?
ネガティブな予想が大半。
10人中、9人がネガティブ。
でもそんな中でトランプ大統領を評価する声もちらほら。
ミスターサンデーの木村太郎、トヨタ自動車顧問の国際弁護士など。
基本的に政治家は自分の言葉に責任を取らない、その中で忘れ去られたアメリカの中間層に、トランプ大統領はもう忘れられる事はない。自分が責任を取ると明言。
忘れ去られた中間層?
このキーワードに反応。
日本も格差社会で、超リッチな方々と、生活保護を受けるような層との間で、中間層がどんどん疲弊。
自分の会社で当てはめてみても、
役員クラスの人間や古参の社員、新入社員には新しいパソコンが宛がわれて、労働環境が改善。
中間クラスの私たち社員には旧態依然としたパソコンのまま。
忘れ去られた中間層なのかも?
ラーメン屋さんに眼を向けてみる。
最近個人のラーメン店の閉店が続いています。
ラーメン業界もメディアで取り上げられるような極少数の勝ち組と、薄利多売のチェーン店。
その間の中間にある個人のラーメン店は、
原材料費の高騰、光熱費の高騰、家賃の高騰、求人しても集まらない人手不足に、実は四苦八苦。
最初はわくわくしながらラーメンを作り、お客さんの「美味しい」という言葉にラーメン店として「やりがい」を感じていたはず。
なのにいつの間にか、日々の支払いに追われ、ラーメン店としての夢や希望を失い、家族を養い育てる事に苦痛を感じ出したのではないか?
そう思うと、本当に胸が痛い。
状況の改善が見られない現状を鑑みて、2017年、今年はまだまだ中間の個人のラーメン店の閉店は続くと思う。
ラーメン屋さんとして本当にスキルがある中間の人達が経営を断念する、そのお店をひとつでも食い止めたい。
今、そんな風に想う。。。