金曜日の朝、おはようございます。
今朝ご紹介するラーメン店は、千葉県茂原市にある「麺屋 風’s（ふうず）」です。
風’sの創業は２００９年６月１４日。千葉県出身の店主の三上慎一郎さんは、「竃」「牙」などの有名店で修業を積まれた方。
店名の「風’s（ふうず）」ですが、三上さんのお話しですと、「四季の風」が好きで、店名は「風（かぜ）」にしようと開店準備を１人でコツコツと進めている時に考えていたそうですが、次々に友人、知人が開店の手伝いをしてくれて、独りではなくて、皆さんのお陰で開店にこぎ着けた、その想いを込めて、複数形でsを付けて、「ふうず」という店名に最終的にされたそうです。なんか外房、館山の「波音食堂」にも似てますね。波音の湯浅さんは、お金はなかったけど、多勢の仲間が開店準備を助けてくれたというのと。
ところで風’sの基本のメニューは、修業先のひとつ、「竃＠新宿」のように魚介系のスープの上から、動物系のスープをドンブリで合わせて、全く同じスープはない、風のような動物魚介のスープなんだそうです。凄く「深い」ですね。開業以来、徐々にメニューも増やして、ガッツリ系の野郎麺や、つけ麺、白子産煮干しや房総の魚介を弱火でじっくり煮込んだ数量限定の中華そばもあります。私が行った時はこの限定の中華そばが売り切れ、残念でした。
着実に進化を続ける風’sは、２０１３年１月には念願の自家製麺にシフト。生粋の千葉県人の三上さんは、小麦粉も千葉県生まれの「千葉製粉」製。細麺、中太平打ち麺、太麺の３種類をメニューによって選択出来るようになっています。
私はこの日、看板メニューの創業の味、風’sらーめんを細麺で頂きました。創業時にも頂きましたが、さらっとした、でも丁寧に抽出された動物魚介系のダブルスープは健在。アルバイト君推薦の自家製の細麺、スープを良く持ち上げて美味しいですね。あと薬味も、白髪葱、刻み長ネギ、揚げネギ、玉ねぎとあり、食感や風味の違いがそれぞれ良いアクセントになっています。
最後に今年に入って、怪我をされましたが、肋骨を折っても、元気に振る舞うお姿に、風’sの力強さを感じました。ご馳走様でした。また伺います。
「麺屋 風’s」
住所：茂原市下永吉６６０ー３
営業時間：１１：３０から１５：００、１８：００から２２：００
定休日：月曜日
駐車場は店頭と斜め向かいにあり
注、２０：００以降は店内喫煙
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