
木曜日の朝、おはようございます。
【はらだ(原田商店)@千葉県勝浦市】
原田商店の創業は昭和47年(西暦1972年)。
当時お店の前に病院があったそうで賑やかだったそうですが、今は閑散とした畑と住宅街の中にひっそりと佇む佳店。
話し好きな女将さんが独りで切り盛りするお店、女将さんの娘さん夫婦が県内の富里、弟さんが小見川にそれぞれ、「はらだの味」を継承しています。
常連さんのリクエストで誕生した、はらだの勝タン。
そのビジュアルは白髪ねぎがのる、1954年創業元祖「江ざわ」や1991年創業「ラグタイム」とは異なります。
初めて「はらだ」を訪れる方が驚くのが厨房。
お店は上から見ると、右側がかつての駄菓子・雑貨屋さん、真ん中が台所(厨房)、そして左側がお客さんが食べる食堂部分。
今でも台所で麺の湯切り音が響きます。
女将さんが「お待たせ~」と言って持って来た勝タンは、見た目、勝浦の温かい家庭料理みたいな勝タン。母の味。
カエシしょっぱめの醤油ラーメン、スープは豚と鶏から取ったもの。
隠し味にチャーシューの煮汁も入っているそう。なんか竹岡みたい(笑)
その上に、たっぷりの炒めた刻み玉ネギと豚挽き肉に、真っ赤な自家製辣油。
赤く燃えるスープを一口、身体の芯からあったまる「はらだ」の勝タン。
あと何年この痺れる場所で女将さんが作った勝タンを食べられるか?
そう思うと、辣油にむせながら、有り難く、美味しく頂きました。
ご馳走様でした☆
住所:勝浦市松野388
営業時間:11:00から19:00(麺切れで終了)
定休日:火曜日
*注意)臨時休業あり。電話で要確認。0470-77-0347