
火曜日の朝、おはようございます‼️
今朝紹介するのは、千葉県富津市のラーメンです。
富津市と言えば、竹岡漁港の竹岡式ラーメンが全国的に有名。
千葉県でも竹岡漁港を起点に、北や東に伝播している竹岡式。ただ南にはあまり伝播しておりません。これは千葉県ラーメンの七不思議。
そして富津市の南、浜金谷にも、オリジナルのラーメンが存在します。
金谷漁港エリアで、ラーメンを出している店舗は、数軒。
有名どころでは、「さすけ食堂」、「味はな」、「満腹そば」、「磯家」「はまべ」などがあります。
その中で今回は、黄金アジフライで行列必至の「さすけ食堂」を紹介します。
ここは黄金アジフライで良くテレビに紹介されていて、地元の有名店です。
午前10時の開店前に到着、すると行列26組目でした。大体1時間半から2時間で食べることが出来ました。営業日は、金、土、日、月の週4日。昼の部で終了。
さすけのメニューの基本は、人気ナンバーワンの「さすけ定食(1500円)」、新鮮なお刺身と、ふわふわな黄金アジフライ3個とご飯、お味噌汁のセット。絶品黄金アジフライを堪能するには、アジフライが5個付いたアジフライ定食(1200円)、そしてカジメらーめん(700円)、カジメざるらーめん(700円)、カジメらーめんとアジフライ3個の半フライセット(1200円)があります。
この日は、カジメらーめんと半フライのセット(1200円)を注文。
「カジメ」とは海藻の事で千葉県富津市のマル秘の場所に生息している日本一美味しい「幻の黄金アジ」。その海底5~30メートルの岩盤上に生えているのがカジメだそうです。
カジメは健康食品で、ミネラル、ビタミン、ヨード、フコイダン、アルギンなどを豊富に含んでいるそうです。
さすけではそのカジメを麺にも練りこんで、トッピングにも使い、カジメワールド全開の塩らーめんに仕上げています。
店主の斎藤艶子さんに伺いましたが、さすけの創業年は不明、斎藤さんは20年前からこのお店の店主になり営業されているそうです。
カジメを練りこんだ麺はどこか外房で食べたひじき麺にも似た感じ。トッピングのワカメやスライスした玉ねぎ、刻みネギ、そして粘り気のあるカジメ、このカジメの粘り気が豚骨、鶏ガラ、野菜、昆布で取った出汁に独特の麺との絡みを演出して、鶏油も入って、なんとも不思議と美味しいご当地らーめんです。
黄金のアジフライもふわふわの食感で、こんなに美味しいアジフライは初めて食べました、絶品です。
このカジメらーめんと黄金のアジフライは最強タッグですね。オリジナリティも抜群で、カジメの流通量が少ない事から、金谷でしか食べられない幻の地元らーめんですね。近年、館山の波音食堂でもかじめを使ったラーメンが食べられますが、冬のこの時期は品切れです。