「FT8はアンテナ耐入力の20%以下で運用すべし」
とあるハムショップのホームページのトップに大々的に掲載されています。
きっと、いろいろな故障案件が持ち込まれているのではないのかと思います。
当局も、一昨年、CD78JrH でコロナ放電しちゃったり、
昨年、NB42X のコイルがいかれちゃったりと、
アンテナの故障続きです。
そんなにハイパワーで運用していませんが、
長時間DXを呼び続けたりしていることは事実です。
あらためて、耐入力(DC=CW)の 20% と考えると、
上表のようになります。
CWでさえ断続信号、FT8は15秒間の連続信号になりますから、
1時間も呼び続ければアンテナがこけちゃうことも当然至極かもです。
故障対応のめんどくささを考えると、上記出力を守って運用しようと思います。
そもそも、たいていは相手に電波は届いているはずであり、
問題は他の信号とのコンフリクションだと思われます。
無線機の出力についても先ほどのホームページでは、
定格出力の20%と謳っています。
200Wで運用する場合でも
リグで200W出すのではなく、リニアを軽く焚いて運用した方が、
故障リスクを回避できそうなので、
めんどくさがらずに気を付けたいと思います。
X5000, V2000 といった VUHFのGPについても要注意ですね。
ただ、GPの場合のカタログ値は、FMの耐入力を表していそうなので、
フルパワー(50w)運用でも大丈夫かもしれません。