Vol.238 die [BT]

2005-03-05 03:27:36 | 日経新聞
「大機小機 日本人のリスク感覚 17面マーケット総合」


先日、島村農相が「全頭検査は世界の非常識」と発言して問題になっているが、
アメリカ人にしてみれば、発生確率や被害レベルを考えると、日本人が大震災や噴火の問題に
おおらかであるのに、どうしてBSEのリスクにだけそこまで神経質なのか理解できないかもしれない。
元本割れや食品の安全には神経質だが、大災害は天命と受け止めるリスク管理は若干バランスを欠いている。


(私見)

確かにそうかもしれないね。これは日本人の意識の問題かもしれない。

食品の安全ってのは人間の本能からきてるんじゃないかな。
人間にとって食べるってことは活動するための根本的なエネルギーになるでしょ?
それが本能にあって結果としてBSEに対する反応が敏感になってるんだと思うわけ。
今回は日本が問題になってるけど、これは各国どこでも同じことだじゃないかな。

天災ってのはある意味事故と同じ感覚で受け止めてるんだと思う。
ある程度の備えはできるんだけども、実際に大震災や津波が発生すれば人間て無防備なわけじゃない。
これが防災意識を鈍らせてるんじゃないかな。

この意識を改善することができれば、これまでとは違った防災方法が生み出されるかもね。





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2005.03.14

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