樵(きこり)の日記

福岡県の奥八女に棲む一人の樵が、田舎から発信する「自分発行き先不明」の情報切符。

龍の作り直しバージョン

2018年03月15日 | チェンソーカービング

前回宅配業者から大ブーイングを受けた「龍」のカービング(笑)

それもそのハズ、完全な重量オーバーな上に彫刻品ということで完全に業者の方がナーバスになったワケで(笑) それでも知り合いのドライバーさんのおかげで何とか送れた次第。

そもそも何でそんなデカくなったかというと、まずお店の名前を横書きってのが最大のネックだった。加えて久しぶりに作る龍だったので、小さく作れるか不安だったという事もある。おまけにクライアント側から倒れないような安定性が求められ、それに対し過剰に反応したのもあった。

実は前回作ったヤツが送れないという事で作り直しをやろうとしていたのだが、幸運にも宅配して頂く事になり、宙に浮いた「作り直し」を仕上げることにしたのが今回の写真。

文字を縦書きに配置することを前提にしたバージョン。
直径400mm程度で高さは前回と同じ1000mm。随分スリムに見えるし、重量も前回の比では無い。

身体のくねらせ具合も少し変えてみた。

今回は貫通させた部分もあるのでそれだけ研磨作業はタイヘンだったが、その分軽くはなったと思う。
連続して2体作ってみて思ったが、やはり何体も作ってみないと思うように習熟出来ないな。満足出来る作品を作るということは、やはり数をこなすことで完成度が増してくるのかも知れない。


これまたチェンソーカービング

2018年03月08日 | チェンソーカービング

これは昨年依頼されて作ったタカが乗った表札。

これは確か、高さ1m30cmくらいだったかなぁ…。直径40cmくらいのスギ材で製作。芯材の色がオレンジ色の非常にキレイな品種で、羽の色がメッチャキレイだった。やはり木色が良いと作品の出来も全然違って見える。特にコイツはウレタン仕上げだったので余計に赤みが浮き上がってキレイだった。

文字は白舟フォント。この行書体はカッコイイ。文字は一番目立つトコロだし、出来るだけ見栄えのする書体でと思っている。自分で書ければそれが一番なんだけど(笑) 毛筆体が好きなのでいろいろなフォントを探してみたが、やはり白舟フォントがボクには一番しっくりくる感じだ。

これはお客さんの予算と相談し、塗装込み9万円(消費税別)。出来ればもう少し…というところ(^_^;) 肝心のタカは躍動感溢れるように作ったつもりだが、はたして?(^^;)


久しぶりのチェンソー・カービング(笑)

2018年03月07日 | チェンソーカービング

久しぶりにチェンソー・カービングの画像をupしてみる(^^;)

ひさしぶりに「龍」の注文を受け、せっせと作ってみた。
まだ加工途中の写真だが、コレ。

直径50cmくらいで高さ1m。

龍と言えばボクの場合、身体のくねらせ具合に重きを置いているので、いつもそれを悩んで作っているのだが、まーだいたいこんな感じが今の技術ではベストかな?という感じ。
もう既に完成し埼玉へ送ったが、飾られるのは東京の中華料理店らしい。

喜んでもらっているかは…分からない(笑)


お坊さんの法話のハナシ 

2018年03月07日 | 我が家の出来事

カテゴリを「我が家の出来事」にしているが、ウチのことでは無い。
先日近所のおばあさんが亡くなり、お通夜に行ってきたのだ。そこでお経が終わったあと、お坊さんが御法話があったワケだが…

いつも思うのだが、ハナシが入ってこない…(-_-;)

これはウチのお坊さんだけなのかも知れないが、話が下手で有り難く聞くことが出来ないのだ。
ホントに思い出せないくらいの前段があって、最終的にお念仏を唱えてナントカ…みたいな話を10分ほど聞かされる。当方としては故人への思いを新たにし、亡くなった寂しさが押し寄せている時だけに、何かお坊さんから慰めじゃないけど、為になるような話を欲しているのに…。

そう感じてしまうのは、実はボクが信心深い仏教徒でないからだろうか。
ボクらが仏教と接する機会って、除夜の鐘をつきにお寺へ行くとか、お葬式や法要でお坊さんにお経をあげてもらうとか、そんな限られた時だけ仏教に触れる程度だ。

そもそも仏教ってなんだろう??

仏教の教えって何だろう??
お念仏を唱えて…とか言うけど、それがどんな意味をもっているんだろう??

56歳にもなるのに、いまだにそれをハッキリ言えずにいる。


平昌オリンピック 所感 ~マスコミ編~

2018年03月02日 | スポーツ

基本的にオリンピック中継はNHKを視聴していたのだが、メダル獲得後のインタビューなど民放各社の取り上げ方ったら無かったな。もちろんスポーツ専門チャンネルのような硬派な番組作りなど期待してはいなかったが、その切り口の陳腐さには呆れるばかりである。

その代表的なものが女子チームパシュートの高木姉妹。
姉妹という関係に必要以上のスポットを当て、感動の姉妹物語へと無理矢理誘導していた。他のメンバーへの質問も少なく競技に対する関心も無かったのか、姉として…とか妹として…など問いかける場面ばかりでウンザリ。いくらゴールデンタイムの大衆向け番組とはいえ、アスリートである彼女達へのリスペクトは何処へ行った?って感じ。

女子カーリングにいたっては、その容姿の可愛らしさやハーフタイムでのミーティング風景、試合中のコミュニケーションなどに注目が集まり、カーリングの魅力や難しさ、彼女達ロコソラーレ北見の事など全く報じない。ハーフタイムを「もぐもぐタイム」などと勝手に命名し、競技の本質について全く触れない姿勢には腹が立つ。

しかもどこのチャンネルも判で押したように同じ内容で、まったく興ざめである。

まぁ今後GetsportsやNHKスペシャル、アスリートの魂などで取り上げられるだろうし、それを楽しみにしておこう。