柳川の仕事とは別に、もう一つの面倒な仕事がつい先日終わった。
僕はもともと「彫り師」では無い。また、俗世間でゆー「チェンソーアーティスト」でも無い。ただの「樵(きこり)」である。
「夫婦恵比寿を作って欲しい。」
中年の紳士からの依頼だ。恵比寿とは七福神のあの恵比寿さんである。
んなもん、作れるワケ無いだろう・・・と断ったが、是非作って欲しいと聞かない。それも分かる気がする。本物の彫り師に依頼すればウン十万はかかるだろう。チェンソーでパパッと作る僕に頼めばそれほどの予算はいらないだろうと踏んでいるからだ。
かなりナメられていると思ったが、作れないから断ったと思われるのは癪に触る。作れる見込みは全くなかったが(笑)とりあえず引き受けてしまった。ま、客の罠にまんまとハマった感じがしないでもないが、出来上がったら踏んだくってやろう・・(笑)くらいの気持ちである。
僕の場合、本物そっくりのリアルに作るのは基本的にアタマに無い。カワイイものを作る。それが今の僕のモットーだ。
作品作りの場合、そのデザインに多くの時間を費やす。木を刻み始めると、もう迷いはない。ひたすらイメージのように彫り込むだけだ。ただ恵比寿さんは多くのモデルがありイメージは出来るが、問題は恵比寿さんの奥様だ。どんな衣装を着せてどんな髪飾りを乗せればいいのか・・・モデルになる資料が無い。
その結果、写真のようなものが出来上がった。
まだサンダーで仕上げをしていない状態だが、雰囲気は分かっていただけるだろう。お客さんに渡す前に写真を撮っておくべきだったが、忘れていた(泣) 自分ではなかなか可愛らしく出来たつもりだったが、クライアントがどう見るか・・。
僕が作ったのは「ご神体」では無く、これまた「マスコット」だ。それが依頼主の意向に沿うものであるかどうか・・・・。
合格である。
一目見て大変気に入っていただいた。客も僕の作風は十分承知の上で依頼していたのだ。「思っていた以上のもので感動してます。」と、ハゲるくらい悩んだ僕にとって有り難いお言葉だった。
ん~・・アタマの痛い仕事は・・・どうにか終わった・・・。
僕はもともと「彫り師」では無い。また、俗世間でゆー「チェンソーアーティスト」でも無い。ただの「樵(きこり)」である。
「夫婦恵比寿を作って欲しい。」
中年の紳士からの依頼だ。恵比寿とは七福神のあの恵比寿さんである。
んなもん、作れるワケ無いだろう・・・と断ったが、是非作って欲しいと聞かない。それも分かる気がする。本物の彫り師に依頼すればウン十万はかかるだろう。チェンソーでパパッと作る僕に頼めばそれほどの予算はいらないだろうと踏んでいるからだ。
かなりナメられていると思ったが、作れないから断ったと思われるのは癪に触る。作れる見込みは全くなかったが(笑)とりあえず引き受けてしまった。ま、客の罠にまんまとハマった感じがしないでもないが、出来上がったら踏んだくってやろう・・(笑)くらいの気持ちである。
僕の場合、本物そっくりのリアルに作るのは基本的にアタマに無い。カワイイものを作る。それが今の僕のモットーだ。
作品作りの場合、そのデザインに多くの時間を費やす。木を刻み始めると、もう迷いはない。ひたすらイメージのように彫り込むだけだ。ただ恵比寿さんは多くのモデルがありイメージは出来るが、問題は恵比寿さんの奥様だ。どんな衣装を着せてどんな髪飾りを乗せればいいのか・・・モデルになる資料が無い。
その結果、写真のようなものが出来上がった。
まだサンダーで仕上げをしていない状態だが、雰囲気は分かっていただけるだろう。お客さんに渡す前に写真を撮っておくべきだったが、忘れていた(泣) 自分ではなかなか可愛らしく出来たつもりだったが、クライアントがどう見るか・・。
僕が作ったのは「ご神体」では無く、これまた「マスコット」だ。それが依頼主の意向に沿うものであるかどうか・・・・。
合格である。
一目見て大変気に入っていただいた。客も僕の作風は十分承知の上で依頼していたのだ。「思っていた以上のもので感動してます。」と、ハゲるくらい悩んだ僕にとって有り難いお言葉だった。
ん~・・アタマの痛い仕事は・・・どうにか終わった・・・。