樵(きこり)の日記

福岡県の奥八女に棲む一人の樵が、田舎から発信する「自分発行き先不明」の情報切符。

中学校の歴史授業でのヒトコマ

2014年04月18日 | 我が家の出来事

先日中3になったばかりの娘が、学校からこんなプリントをもらってきた。
ちょうど今日韓併合などの近代史を勉強してるらしく、一番難しい近代史だ。

プリントには引用元として、「写真万葉録 筑豊9 アリラン峠」と書いてある。
もともとこの本は、戦時中に筑豊という場所へ強制連行されてきた炭鉱夫とその家族の写真を納めたものらしい。いわゆる「雑誌」。その一部を引用して学校の授業に使われていたというワケ。その内容は例によってかなり一方的な主張が並べられていて、これを先生からどういう説明を受け、習ったのか。おそらく真に受ける生徒達も多いんじゃ無いかと危惧した。

僕は韓国側の主張があっても構わないと思う。しかし、日本国の主張も併記した上で、両国にはこういった歴史認識の違いがあるという事実を伝えるのでなければ、公平性は担保出来ないと思ってる。

その国には自分達の歴史感があって当然だ。
実際、普段生活していても、立場が変われば考え方も違う。一概にどちらが正しいとは言えない部分も多々ある。しかしながら両国は平和条約を結び、過去に様々な事があったけど、未来志向でやっていきましょうというのが両国の立場であったはずだ。

それを近年、精算済みの事を蒸し返し、問題化させているのはどういうワケか。
行き過ぎた反日教育にブレーキがかからなくなっているとしか思えない。歴史問題とは韓国にとってもはや「歴史」ではなく、日本を貶めるための「道具」でしかないように思える。

アジア女性基金の時を思い出してみるがいい。
民間からお金を集めて、元慰安婦と呼ばれる方々へお詫びの手紙とともに誠意を持って謝罪したにも拘わらず、受け取った女性を非国民扱いしてなじってみたり、絶対に受け取るなと圧力をかける団体があったと聞く。ようするに、この問題を収束させるつもりはないのだ。未来永劫、日本に頭を上げさせないための道具にしていくに違いない。実際に起こっている行動をみれば分かるだろう。アメリカ各地に慰安婦の像を造って日本を国際社会から孤立させようとしてるではないか。

日本は韓国の言いなりになれ。

結局のところ、それが目的なんだろう。

日本の教育現場にまで介入し、自分達の歴史観を押しつける行動が、まさかこんな小さな村で起こっているとは夢にも思わなかった。
下村博文文科大臣はこの現状を知っているのか。

とにかく、韓国寄りの一般紙が副教材として教育現場に持ち込まれた事は、誠に遺憾だとしか言わざるを得ない。