樵(きこり)の日記

福岡県の奥八女に棲む一人の樵が、田舎から発信する「自分発行き先不明」の情報切符。

平昌オリンピック 所感 ~マスコミ編~

2018年03月02日 | スポーツ

基本的にオリンピック中継はNHKを視聴していたのだが、メダル獲得後のインタビューなど民放各社の取り上げ方ったら無かったな。もちろんスポーツ専門チャンネルのような硬派な番組作りなど期待してはいなかったが、その切り口の陳腐さには呆れるばかりである。

その代表的なものが女子チームパシュートの高木姉妹。
姉妹という関係に必要以上のスポットを当て、感動の姉妹物語へと無理矢理誘導していた。他のメンバーへの質問も少なく競技に対する関心も無かったのか、姉として…とか妹として…など問いかける場面ばかりでウンザリ。いくらゴールデンタイムの大衆向け番組とはいえ、アスリートである彼女達へのリスペクトは何処へ行った?って感じ。

女子カーリングにいたっては、その容姿の可愛らしさやハーフタイムでのミーティング風景、試合中のコミュニケーションなどに注目が集まり、カーリングの魅力や難しさ、彼女達ロコソラーレ北見の事など全く報じない。ハーフタイムを「もぐもぐタイム」などと勝手に命名し、競技の本質について全く触れない姿勢には腹が立つ。

しかもどこのチャンネルも判で押したように同じ内容で、まったく興ざめである。

まぁ今後GetsportsやNHKスペシャル、アスリートの魂などで取り上げられるだろうし、それを楽しみにしておこう。