樵(きこり)の日記

福岡県の奥八女に棲む一人の樵が、田舎から発信する「自分発行き先不明」の情報切符。

日本は負けたけどW杯盛り上がってます。

2014年07月06日 | スポーツ

W杯ブラジル大会もいよいよ大詰め。日本はグループステージで負けちゃったけど、さすがに決勝トーナメントにもなると白熱という言葉じゃ言い表せないほどの熱戦が続いていて面白いですよね~。負けられない戦いだけあって、どこの国も息が詰まるような試合ばかり。あのブラジルでさえギリギリの戦いしてるし、何試合もPK戦までもつれてます。

こういう試合を見せつけられると・・・日本は決勝Tに進んで無くて良かったとさえ思ってしまいます(^_^;) 圧倒的なフィジカル、巧みな試合運び、ゴールを奪う執念と高い技術、そして経験。どれをとっても今の日本に足りないものばかり。決勝Tで負けたチームも、相手をビビらせるだけの見せ場を作ってました。

思うに・・・。

コロンビア戦の日本が一番良かったと思ってたボク。それはとりもなおさず、ボールポゼッションが高かった事。それまでの試合に比べ、より攻撃的だった事、この2点をもって「良かった」と思っていたのですが…。ボクみたいなシロウトから見れば、ポゼッション率が高い事が良い試合をしてると勘違いしてるところがあって。今になって思えばボールを持たされていただけだったのではないだろうか…?と思ったワケです。サッカーは点を取り合う競技。しっかり守備を固めて得点を許さなければ、どんなにボールを持っていなくても良いワケで。案の定ボールを奪ってからのカウンターは相手の方が一枚も二枚も上手でしたね(^^;)  何処かの記事に「玉砕」という言葉で表現されていましたが、ペナルティエリア外から相当なシュートを放ったとしても、入る可能性のあるものは少なかったように思います。

また体力配分でも、開始早々からイケイケドンドンで終盤の体力を考慮してないような動きで試合を支配してるかのように見えていた日本の方が先に足が止まってしまうという・・(-_-;)

まだまだ世界との差は大きいと感じました。5大会連続でW杯出場を果たしているという事に多少の優越感さえ持っていましたが、レベルの低いアジアで戦うのと、ヨーロッパや南米で予選を戦うのでは大きな開きがあります。 アジア勢は結局1勝もすることなく敗退しましたから、推して知るべしでしょう。もっとアジア全体のレベルが上がらない限り、日本も強くならないのかもしれませんね。

さて、準決勝はくしくも南米vs欧州といった試合になりました。
開催地がブラジルなだけにブラジル、アルゼンチンに多少分がありそうですが、蓋を開けてみないとわかりません。いずれにしても、世界最高峰の戦いを観れるワケですから楽しみです。


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