もう随分賑わっている国母選手の「腰パン」問題。空港に現れた彼の格好はいかにも現代の若者らしく、自由奔放な、それでいて彼のセンス・主張を垣間見せるものでしたね。彼の行動には賛否が分かれるところでありますが、僕はやっぱり反対ですね。日本代表の制服ですから、それなりの着こなしをするのが当然ですよ。彼がバンクーバーへ個人的に旅行するんであれば、その格好に誰も文句は言いませんけど。
ダサいから着崩してみよう
そんな軽い気持ちだったと思いますね。別に反骨心なんかでああやったワケではないでしょう。ただ彼には背負うものが多くありすぎました。彼を応援している多くのファンや友人、またスポンサーや関係者、そして「日本」。Ｗ杯や世界選手権なんかに比べると注目度も全然違います。まさかこんな騒ぎになるとは夢にも思ってなかったでしょう。
それにしても問題なのは同伴のコーチですよ。本人にその自覚が無いのであれば、身近な指導者がちゃんと教えなきゃ。記者会見を開いて公式に謝罪させるようなとこまでいっちゃったのが問題ですよ。あれじゃ逆に国母選手が可哀想ですよ。
まー驚いたのは、あのファッションをしたり顔で肯定するコメンテーター達。若者の人気を取ろうと思ってか知りませんが、社会人としては論外ですね。