負けるが勝ち☆

及ばざるは過ぎたるよりまされり、とか。

会津藩祖 保科正之

2005-07-23 17:07:09 | 趣味シュミしゅみ
好きです。この人。
容保公も好きだけど。

松下由樹の『大奥』でもエピが出てきたような気がしますが、保科正之は
二代将軍徳川秀忠の隠し子で、秀忠の正室が鬼嫁だったため、ヘタレ秀忠は
認知をせず正之にも会わず。度胸ねーなー。

母親のお静もある意味そーとーな女だったんだと思うけど、将軍の子を身ご
もっている彼女を実家親族が守って正之が生まれて、武田信玄の娘にも助け
れら、正之は高遠の保科家の養子となったのでした。
その後、異母兄弟の三代将軍家光の信頼を得て会津藩主なります。

グレたりせずに、こんな(↓)家訓をつくったんだから人間できてるよなぁ。

 【会津藩家訓 第一条】 
一、大君の義、一心大切に忠勤に存ずべく、列国の例をもって自ら処する
べからず。若し二心を懐かば則ち我子孫にあらず、面々決して従うべからず
(将軍家に対しては、一心に忠義に励むべき。また、他の藩と同等の忠義で
満足することはないように。もし、将軍家に逆意を抱くような藩主が現れた
ら、それは我が子孫ではないので、決して従ってはならない。)

「他藩と同等の忠義で満足することのないように。」
うーん、かっこいい!
「なぜって、僕はそのへんのやつらとはちがう、将軍の子だから」というプ
ライドは少しだけ鼻につくけど。
それでもこの人の生涯のスタンスは好き。
私もこんなふうでありたいと。

そしてこの家訓を不器用なほど守ろうとしたのが容保公でした。
直系じゃないのに(別にいいんだけど)えらいよねえ。

会津に行きたい。
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1 コメント

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補足コメント (りえこ)
2005-07-24 15:59:58
「出自のプライドが鼻につく」と書きました。確かに書きましたが、それは私のお得意の「同属嫌悪」かも(こういってしまうのも自信過剰というかうぬぼれてる証拠だけど)。



今現在ぱっとしない環境でも、すぐに結果が出なくても、私は○○○なのだ。だからくさることなく、それを誇りにして生きていける。



私は根っこのところではこんな風に考えています。がつがつするのは野暮だと思っているし、たたかれると心の中で(私を誰だと思ってんのよ!)って叫ぶ。小心者だから結局相手にはいえないけど・・・



以下重要。

○○○とか私の誇りって、私の基準で言ってるだけであって、議員の娘とか財閥令嬢とか教授の娘とかその他セレブリティなんていうことは全くありませんから。



だから、正之と「同属」じゃないんですけどね。でもなんだかわかるんです。がんばる力の源が「プライド」だっていうところが。良くも悪くも。
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