負けるが勝ち☆

及ばざるは過ぎたるよりまされり、とか。

ロックの王様とKING OF POP

2009-06-28 18:47:48 | JIJI
忌野清志郎・・・

「雨上がりの夜空に」はアイドル歌謡曲しか聴いたことのない小学生の私が触れた、初めてのロックでした。『カバーズ』はチェルノブイリ原発事故が怖くて怖くてたまらず、世界中の神様に「世界を壊さないで」とお祈りをしていた私の経典でした。そのあと、RCや清志郎のこと忘れちゃったこともあったけれど、なんとなくロック姉ちゃんになっていった私にとって、彼はずっと「そうありたい姿」でした。声が歌がメッセージが、その姿がロックだった。
日野高校出身ということも、多摩っ子の私にとってシンパシーを感じるものだった。お子さんの学校のPTA会長にさせられそうになったってエピソード(実際になっちゃったんだっけ?)も微笑ましくて好きだった。

私に魂をありがとう。

マイケルジャクソンは、知らない。マドンナより知らない。私の中でマイケルジャクソンはずっと、なんか笑ってしまうという存在。「Thriller」のゾンビダンスはひょうきん族のイメージ。ムーンウォークは、ワックスがけしたばかりの学校の廊下で真似するもの。「BAD」はとんねるずのノリさんだし。いろんなゴシップも出てくるし。
そんな私も『Dangerous』は聴きました。そのころはMTVなんかもチェックしていたんだけど、「Black or White」のショートフィルム(←昨日覚えた)に感動したことを覚えてる。マイケルジャクソンはあの頃が一番かっこいいと思う。そして「Black or White」がマイケルジャクソンの曲の中で一番好きだなあ。ウラ話をすると、そん時私オザケン好きだったんだよね・・・ま、それをさっぴいても、いろんな民族の人たちと踊るマイケルジャクソンから、博愛精神っていうの?ヤサシイキモチを感じてキュンとなりました。

マイケルジャクソンを好きだった友達がいて、その人のことを思い出しながら、この数日You tubeで映像を見てる。ああこの人すごいやと思った。私がよく知らなかっただけ。「Thriller」「Beat It」「Billie Jean」「SMOOTH CRIMINAL」・・・楽しい気持ちにはなっても、笑っちゃう気持ちなんてないね。
そしてもっともっと見たくなって、アル・ヤンコビックにたどりついちゃった。「EAT IT」を歌っていたのは知ってる。でもPVは初めて見たのよ。「EAT IT」ももちろんおもしろいんだけど、「FAT」だよね! 久しぶりに声を出して笑ったよ。一番のツボは、最後の方でふところから風車を出すところ。なにやってんねん。笑って笑って、そして思った。パロディをこんなに楽しく完成度を高く昇華させるなんて、マイケルジャクソンそのものが、ものすごく偉大なのね。

しずかにおだやかにおやすみなさい。


二人ともサイコーでした!!!

◆You tube より◆
マイケル・ジャクソン - Black Or White
Weird Al Yankovic-Fat
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする