12万人が集まった12月27日の中山競馬場。
去年とも一昨年とも様子が違ってもう大変。ひと休みして、年が明けてからのレポートです。
西船橋までは電車も座れて順調。船橋法典までも電車は混んでいたけれど、まこんなもんかって感じ。武蔵野線の中でいらちな人を見て、やーねーそんな心持じゃ馬券も当たらないわよと人様の心配までする余裕。
で、船橋法典。なんか違う。ナッキーモールの方の出口に行けないわ。改札から外に出で正門へ向かってくださいとのこと。ええ?そんなの初めて。大丈夫かしら。
なんて、だいたいみんな競馬場に行くのだから、人の流れについてきゃいいのよとスタスタスタ。ほうほう街はこんな感じなんだ~と歩く。例年通りの厚着で歩いていくうちに汗がにじむ。これも一興。
正門でさくっと入場券を買い、パドックを横目に、まずは馬券を買うかと発売機に並ぼうとしたところ人人人。どこが最後尾がわかんないよ・・・きょろきょろしてたら親切なおじさまが、ここじゃないよもっと前にいかなきゃと案内をしてくれました。
そしてなんとか建物を抜け、コース前に出ようとしたところ、出られない!!!
これまでは、小さい私、少しの隙間にぬるぬる入ってそれなりに前に出られたのに今回は無理!人の壁がびっちりがっちり。おしくらまんじゅうしながらちょっとずつ、空いてると思われる方へ進むのだけれど、小さい私は海に沈むーおぼれるーってくらい、横も上も人人人。これはやばいこういう状況苦手なのに。
それでも、これからホープフルSだから、それが済めば少しは空くだろうと思い、ロードクエストが負けて、少し人の塊が動いたからちょっとでも前の方にとぬるぬる進む。まあ今日はここでというところまで。背伸びすればコースが、馬が見られるところまで。
そのあとまた少しおぼれそうになりながら、持参したあったかいお茶を飲みながら待つ。まずゴールドシップが入場してきてこっちきた。ちらりと見えた真っ白い馬体に声をかける。典さんとキタサンブラックも来たので「典さんっ」と声を出す。
この日の観衆は、女性と、20代の競馬ビギナーのグループが多かった印象。
(返し馬に)「なにこれ?今年最後だから走ってんの?」
「どこがスタート?」
「馬かっけー!」
「単勝全部買った」
などの発言あり。
そんな中で、ちっちゃいおばちゃんがだまってお茶すすったり、スマホいじったりしてると思ったらキャンキャン叫びだしたので、二度見されちゃいました。
ファンファーレ、そしてスタート。画面でゴールドシップのよいスタートを確認。そして行かないゴールドシップも確認。これは難しいなと。1000m62秒、遅い。ますます難しい。そのあとゴールドシップが前へ行く。かっこいいー!と女性の声が飛ぶ。かっこいい、でも早い。だから「早いっ」と叫んだ。それでも勝てるか?それでも勝ってほしい。
シップー!行けーーー!!!
有馬記念は終わりました。
さすがに少しゆったりしてきた場内をうろうろし、ハッピーエンドという名のレースをやり、負けて、引退式に向けて場所を確保する。「まつり」が聴こえる。典さん、ニコニコだなあ。
引退式。今浪さんの涙にもらい泣き。笑いも起こるところがこの馬らしい。記念撮影のときなかなか前に来ないゴールドシップに「嫌なら引退ヤメロー」なんて声も。オルフェーヴルのときより人がいたな。
全部見届けましたよ。いままでありがとう。
ゴールドシップ。
わけもわからずやってみたPOG。ステイゴールドのこどもだからってだけで選びました。そしたら・・・
もっと長くなりそうなので続きはまた。