今回は『レイトン教授VS逆転裁判』における、両作品の相違点を挙げてみる。
目に留まるのは、大きく二つ。
★その1。ストーリーのテンポ。
『レイトン』シリーズは、ストーリーよりもまず、パズルを解くことを目的としている。
ナゾ一問ごとに長い時間を費やすのが常。
一方、『逆転裁判』は、少なくとも1周目では、出来るだけ早く真相に至ることを目的としている。
★その2。プレイヤーとPC(プレイヤーキャラクター)との関係。
『レイトン』シリーズのPC(=レイトン)は、
プレイヤーをクリアまで導く「教師」のポジションにある。
プレイヤーはPCの活躍を客観的に眺める形となる。
一方、『逆転裁判』のPC(=成歩堂)は、
プレイヤーと共にクリアを目指す「分身」のポジションにある。
プレイヤーはPCと同化し、活躍を文字通り体感する形となる。
……この通り、両作品はまるで正反対の部分を持っている。
なので、特に逆裁sideに没入している時、レイトンsideの特徴を示されると、
違和感をおぼえてしまう場合がある。
その対策として。
第3章でのナゾ探索で、レイトンsideのテンポに慣れる事。
第9章以降で、積極的に選択ミスを選び、テキストのバリエーションを楽しむ事。
この2点を押さえれば、2作品の比重が完全対等だと思える……はずです。
それでは。また次回。(次回は純粋にミステリファンとして……)
目に留まるのは、大きく二つ。
★その1。ストーリーのテンポ。
『レイトン』シリーズは、ストーリーよりもまず、パズルを解くことを目的としている。
ナゾ一問ごとに長い時間を費やすのが常。
一方、『逆転裁判』は、少なくとも1周目では、出来るだけ早く真相に至ることを目的としている。
★その2。プレイヤーとPC(プレイヤーキャラクター)との関係。
『レイトン』シリーズのPC(=レイトン)は、
プレイヤーをクリアまで導く「教師」のポジションにある。
プレイヤーはPCの活躍を客観的に眺める形となる。
一方、『逆転裁判』のPC(=成歩堂)は、
プレイヤーと共にクリアを目指す「分身」のポジションにある。
プレイヤーはPCと同化し、活躍を文字通り体感する形となる。
……この通り、両作品はまるで正反対の部分を持っている。
なので、特に逆裁sideに没入している時、レイトンsideの特徴を示されると、
違和感をおぼえてしまう場合がある。
その対策として。
第3章でのナゾ探索で、レイトンsideのテンポに慣れる事。
第9章以降で、積極的に選択ミスを選び、テキストのバリエーションを楽しむ事。
この2点を押さえれば、2作品の比重が完全対等だと思える……はずです。
それでは。また次回。(次回は純粋にミステリファンとして……)