好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

『雛見沢停留所』雑感。

2017-01-13 | ひぐらしのなく頃に
『ひぐらしのなく頃に』開始前に竜騎士07氏が書いていたという戯曲。

2000年頃に執筆したと、2003年の掲示板で発言しているそうで。
http://irimadonna.blog63.fc2.com/blog-entry-177.html

つまり(発言を信じるなら)この戯曲は、『ひぐらし』本編の内、
どこまでが最初から想定されていた部分で、
どこから後で思いついて変更した部分なのか、
の分水嶺と言えるだろう。

立ち絵は、本編のそれを、(『かまいたちの夜』のような)シルエットに
置き換えた物。
時代はケータイが普及している2000年代。
ダム計画で揺れる寒村・雛見沢のバス停で、
先輩の「梨花」と、後輩の「魅音」、
役人、刑事、フリーライターなどによる会話劇。

「喉をかきむしる怪死」「うじ湧き」「脳内生物」
「国家ぐるみの陰謀」「(『弟切草』のような)目の画」などは、
この時点で登場済み。
また、悟史の行動の原型も見られる。
(都会に憧れる魅音と、彼女そっくりの少女が上京する目撃情報)

これより先に世に出ているという漫画版も、
いずれチェックするかもしれない。

それでは。また次回。
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