好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

漫画版「うみねこのなく頃に」(EP8)雑感。

2016-09-26 | うみねこのなく頃に
今作に限っては、原作(PC版)と異なる部分を単に列挙するわけにもいかない。
物語の基本的な流れは同じでも、世の評判通り別物だ。

・過去EPの殺人トリック
・EP5の不義理=ベアトが敢えてやらない事=戦人を共犯にする
・黄金郷=死
・紗音&嘉音の同一人物論をヱリカが説明
・金蔵の遺体の在処
・安田紗代の半生
・嘉音を演じる変装
・真里亞にベアトの演技を披露する紗代
・紗代による島の人々への買収
・六軒島爆破直前の戦人と紗代
・八城十八の来歴
・偽書が書かれた経緯

……などなどなど、具体的に描かれている真相の量が桁違い。
どれもPC版の時点で明かしていれば良かっただろう事ばかり。
EP7の「ハラワタ」の回答も示された。
紗代が近親相姦の子である事。紗代に生殖能力が無い事。
そして死体がああも打ち捨てられている以上、
日伊兵殺しの主犯は金蔵である事は明白である。

個人的に得心が行ったのが、海中のシーン。
紗代に突き放された現実の戦人(乱れたベスト姿)と、
紗代と心中した幻想の戦人(上着ありの正装姿)とが
異なる人物として明確に描写されている。
最初からこうだったら、素直に感動できたかもしれない初読当時。

ここまで補完してもらえてるなら、わざわざ私がRewriteする必要ないかなとも思う。
少なくとも、この漫画版の内容をいったん頭から消さないと、独自の文章を書けない。
今はまず、他作品を読む事に集中だ。

それでは。また次回。

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