好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

映画とドラマは別の物、という好例。

2018-07-05 | 物語全般
映画『デアデビル』のDVDを見る。

直接のきっかけは、
『X-MEN ファイナルディシジョン』を見た小休止に
『デッドプール』を借りた際、その隣に並んでたから。
主人公の表向きの職業が弁護士という紹介文にも惹かれた。
それで見た後、世のレビュー記事を幾らか読んで今に至る。

主人公が盲人という設定は新鮮だった。
代わりに持つのは超人的な聴力というわけだが、
それは健常者と同じように動けるという意味であり、
いわゆるアメコミ的スーパーヒーローに及ばない。
それ故か、登場人物は誰も、「一般人より少し強い」程度に
留まっており、それ故に、個人的には物足りない。

見ていて感じたのは、物語の内容に対して、圧倒的に尺が足りない事。
主人公の心の動きをはじめ、出来事がめまぐるしく、
感情移入する前に次の展開へ行ってしまう。
序盤では残酷な殺人を厭わない主人公が、
終盤では長年の敵を敢えて許すという流れに付いて行けない。
調べたら、テレビドラマ版では成功しているという事で腑に落ちた。
……そっちのビデオまで手を出したら大変になりそうだなあ……。

それでは。また次回。

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