映画『ティファニーで朝食を』を劇場へ見に行く。
恥ずかしながら、タイトルしか知らず未見。
平日の「午前10時の映画祭」なら人は少ない……と思ってたが、日頃の平日午前よりは若干、人が来ていた印象。
10:00時開始と思い込んだか遅刻して駆け込んで来たグループに正直閉口。
本編始まってる中、「○列ドコですかッ!?」と、あわあわされるのは、しんどかった。
が、見終わった後は、あまり気にならなくなってた。
……大した内容じゃなかったから。
絵面は確かに美しかったが、逆に言えば、それだけ。
ストーリーは、王道と言えば王道だ。
一見ド派手な美女・ホリーが、実は様々な生きづらさを抱えていると判明していく。
女性版『グレイト・ギャツビー』というレビューに半分納得。
ただ、ギャツビーと比べると、ホリーの闇の部分──ブラコンに基づく恋愛依存と社会生活不適応ぶりが、どうにも生々しくて痛々しくて見てられない。
彼女については、遠目から眺めてる分にはまだいいが、お近づきにはなりたくない。
で、そんな彼女と純愛に至る相手も……悪い意味でお似合いというか。
作中当時って、あんなに倫理観ゆるゆるだったの?
何だか勢いで結ばれた感だったが、将来すぐ破綻しそうで頭痛いのは私だけではないと思う。
で、更に調べたら、原作小説が別にあって、そちらの方が自分は好みに感じた。
いずれ読みたいと覚書。
……予定が増えてくなぁ……。
それでは。また次回。