映画『こんな夜更けにバナナかよ』を劇場へ見に行く。
知人にオススメされた本(原作)を読んだ後、その勢いで映画も見た。
筋書きは、平坦なんである。
30代の男・鹿野が、自宅で一人暮らしをしているだけである。
敢えて特徴を挙げるなら、その男が、筋ジストロフィー故に
首から上と指しか動かせない事と、
それでボランティアによる24時間の介助体制をほぼ独力で作り上げた事、
くらいなんである。
――そう。
これは、世間様で言うところのいわゆる「障害者」が、
ごくごくフツウの日々を謳歌しようと命を懸けてる物語。
やがては呼吸機能も弱まってしまうが、
鹿野は人工呼吸器を気管切開で装着した後、
当たり前に退院し、自宅で一人暮らしを続ける。日常生活は終わらない。
大泉洋氏の演じる、そんな鹿野の生き様に、こちらはひたすら圧倒される。
ただし。あくまで映画は映画。
原作のノンフィクション小説の攻撃力は、映画のそれをなお上回る。
バナナにまつわるエピソードも、映画と実際とでは全く違う。
どうか皆さん、映画を足がかりに、原作に手を出してみてほしい。
最後に余談。今日の記事タイトルは、作中に出てきた事にあやかって、
同じブルーハーツの曲の一つから引用しました。
それでは。また次回。
知人にオススメされた本(原作)を読んだ後、その勢いで映画も見た。
筋書きは、平坦なんである。
30代の男・鹿野が、自宅で一人暮らしをしているだけである。
敢えて特徴を挙げるなら、その男が、筋ジストロフィー故に
首から上と指しか動かせない事と、
それでボランティアによる24時間の介助体制をほぼ独力で作り上げた事、
くらいなんである。
――そう。
これは、世間様で言うところのいわゆる「障害者」が、
ごくごくフツウの日々を謳歌しようと命を懸けてる物語。
やがては呼吸機能も弱まってしまうが、
鹿野は人工呼吸器を気管切開で装着した後、
当たり前に退院し、自宅で一人暮らしを続ける。日常生活は終わらない。
大泉洋氏の演じる、そんな鹿野の生き様に、こちらはひたすら圧倒される。
ただし。あくまで映画は映画。
原作のノンフィクション小説の攻撃力は、映画のそれをなお上回る。
バナナにまつわるエピソードも、映画と実際とでは全く違う。
どうか皆さん、映画を足がかりに、原作に手を出してみてほしい。
最後に余談。今日の記事タイトルは、作中に出てきた事にあやかって、
同じブルーハーツの曲の一つから引用しました。
それでは。また次回。