好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

古典ミステリヒーロー紹介・エラリー編。

2019-02-28 | その他ミステリ

『日本庭園殺人事件』(byエラリー=クイーン)、読了。

『名探偵なんか怖くない』で知った作品を読む計画その2。
共通するキーワードは「意外な動機」。

恥ずかしながら、初読である。
理由を述べれば、今までずっと違うタイトルで調べていたから。
他のミステリでは、『ニッポン扇の謎』とか、
『日本樫鳥の謎』とかいった題名で紹介されてる、はず。
因みに初出は1937年。つまり昭和12年(!)。

日本で暮らしていたアメリカ人小説家。
戻ったアメリカでも日本式の屋敷を建てて生活していたが、
密室状態で亡くなっているのが発見される。
その第一発見者になった女性と、
その女性を助けようと(余計な)手を尽くす。
私立探偵(エラリーの友人)のやり取りが、読んでて楽しい。

トリックについては、自然に納得できる部分と、
その逆の部分の落差が大きい。
1930年代のアメリカにおける日本のイメージを知る資料として貴重だ。
フジヤマゲイシャニンジャサムライ!のノリは根深い。
21世紀に入ってからのハリウッド映画も似たようなもんだしね(苦笑)。

それでは。また次回。


ジャンプ(13号)私的雑感。

2019-02-27 | ジャンプ
ボーリングでスコア300出せるならプロになろうよ!(『ぼくたちは勉強ができない』)

----------------------------------------------------------------------

★覚えた台詞、三番勝負。

1.「楽しいかどうかも、選択が間違いかどうかも……
結局、終わってみなきゃわからないじゃないですか」
(『ぼくたちは勉強ができない』)

2.「自分の欲しい幸せは、意地でも自分の力で掴み取れ!
それらがつみあがった先に、世界一幸せな自分がいる!!」
(『魔剣鍛冶師ハンダゴ』)

3.「友達になるには、まずお名前からなんだよ!!」
(『Dr.STONE』)


※補記
読切『魔剣鍛冶師ハンダゴ』(by中野忍)、掲載。

----------------------------------------------------------------------

それでは。また次回。

聖地凱旋の一日。

2019-02-26 | シティーハンター(全般)

昨日の話。
社会的労働のオフを使って、行ってきました『シティーハンター』映画2回目。

正午過ぎに、大江戸線で新宿駅に到着。
というのも、昨日は朝から中央線が全線不通。
取りあえず総武線快速で秋葉原へ出てから、地下鉄を乗り継いだ次第。

駅のB13出口から直進→
ドン・キホーテ先の交差点で、TOHOシネマズのゴジラを拝む→
映画は16:20の回の席を確保し、パンフレットも購入→
花園稲荷神社でお参り→ゴールデン街を通り抜け→
銀だこハイボール酒場で、プレミアムモルツを含め昼食→
駅構内(バスタ新宿と南口デッキ)を彷徨→
動く歩道で新宿中央公園へ→地下道経由で駅周辺へ戻る。

劇場内は、ほぼ満席。
特徴として、男女比・年齢層ともに偏りがなかったという点を挙げておく。
映画終了後、天下一品でのラーメンで夕食を済ませ、任務完了。

繰り言になるが、まさか新宿で、いわゆる聖地巡礼を
報告する日が来るとは思わなかった。
否、もともと知ってる場所だから、凱旋と呼びたい。聖地凱旋。

映画感想まじえて、いずれ別項でレポート文章書く予定。
(追記。ここに書きました)
新宿御苑(※月曜定休)も、のんびり歩きたいなあ。

それでは。また次回。
(追記。カンペキな聖地巡礼ガイドがこちらにあります。まとめて下さった方に最敬礼!)


今日の報告

2019-02-25 | シティーハンター(全般)
聖地凱旋。詳細は明日。
(追記。人物が写りこんでしまったと気づきスタンプ付けました)

『ファイアーエムブレム 覚醒』プレイ記録。(その52)

2019-02-24 | ファイアーエムブレム(覚醒・風花雪月)
『ファイアーエムブレム 覚醒』終章「邪竜ギムレー」クリア。

ナーガ様の加護を受けて、ギムレーの背中へ全軍突撃。
参加ユニットは、今までのキャラ達にサイリを加えて16人。

増援は無限数という事なので、勝負は速攻。
全員が全速前進。攻撃範囲内に敵がいれば倒す。
頼りになるのはやっぱりティアモの疾風迅雷。
寄り道して1体倒してから本来の前方に進む余裕がある。

一気に敵将まで詰めたら総仕上げ。
平均LEVEL20弱に至る面々が畳みかける。
フレデリクの勇者の斧、ヴェイクの銀の弓、
ソールのトマホーク、リヒトのファラフレイム、
そしてクロムのファルシオン(クリティカル)で勝利。

最後の選択肢は、「クロムに任せる」を選択。
俺にはティアモとセレナとマークがいるんだ、死にたくねえ。

その後の、エンドロールに圧倒された。
自分がプレイした形に添って、全キャラの成績が発表されるのね。
これじゃ2周目も、全キャラを均等に育てる路線は変えられないかな。
(全員好きだから差を付けたくない)

と、いうわけで。
男主人公「トール」の物語は終幕。
今度は女主人公を創ります。

それでは。また次回。

おかえりなさい、我が主(あるじ)。

2019-02-23 | シティーハンター(全般)
映画『シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』について、改めて感想。

当初、見に行く予定は無かった。
興行ランキングや口コミでの好評を知って、見に行った。

見終えた直後は、どう反応すればいいか分からなかった。
が、見てから三日目の朝、突然、涙が流れて止まらなくなった。
それでやっと、感情が麻痺してしまっていた事を悟った。
長く公式側に裏切られ続けて、絶望が深すぎたせいだろう。

今こそ言う。まさかこのブログでコレを書けると思わなかった。

『シティーハンター』が帰ってきた!!!!

話せば長いが、私はファン歴ン十年、原作もアニメもリアルタイムで追っていた。
生まれて初めての体験を幾つもした。言うなれば、真の最愛。
2001年5月15日(←意味の分からない人は分からなくていいです)以来、
黒く渦巻いていた怨嗟が成仏した。
おかえりなさい。冴羽さん。香さん。みんな、みんな。待ってましたよ。

しかもウレシイ事に、今の私の身近に、コアなファンが他二人いる。
一人は年上で、一人は年下――リアル20歳のご新規さん。貴重。
この21世紀に、『シティーハンター』を肴に盛り上がる日が来るとは。
それこそ、どう反応すればいいか分からない、なんて。

これから先の不安も無きにしも非ずだが、今だけは浮かれます。
○学生時代の気持ちに戻り、かつての画と声にも浸かります。
今後『シティーハンター』ネタの記事が増えるかもしれません。
映画の内容そのものについてまだ語れてないし。3月から4D版が始まるそうだしね。

それでは。また次回。

ドラマCD版『ひぐらし』聴取メモ。(その3)

2019-02-22 | ひぐらしのなく頃に
『鬼隠し編』(DISC3)

トラック1「白いワゴン車」:
翌日。一人で登校。

トラック2「転校?」:
一人で下校→レナの尾行に気づく。

トラック3「背後の人影」:
帰宅。尾行者の「声」。

トラック4「前原家」:
圭一、自宅の偽装工作を終える。大石との電話(会話内容は概要のみ)。

トラック5「レナの来訪」:
ドアを開ける音で始まる。
「(とん)……こつ……(しょう)……があじ」
金属の鳴る音→レナの体を挟む音。

トラック6「ごめんなさい」:
大石との電話に戻る(会話内容は概要のみ)。
微かに聞こえ始める「ごめんなさい」。

トラック7「決死の登校」:
トラック6の翌日。魅音とのやり取り。

トラック8「少女と鉈」:
授業を一人で過ごし、下校。レナから逃げる圭一。
……つまりコレ、実際には、ほとんど走ってないんだろうね。
ひたすら歩いてるんだ。でなきゃ、こんな風に会話できない。
「淡々としていた」と大石が発言した後の回想レナ、いきなり興奮してる。
圭一、笑うレナに何かする。突き飛ばす描写がない。
ダム現場の男たちについて、圭一が心で語る。

トラック9「最後の疑惑」:
自宅の寝床で、気絶から覚める。
魅音の「注射」を境に、圭一絶叫。

トラック10「ひぐらしの声」:
圭一、荒い息と共に我に返る。
(こいつは後書きなんだ、遺言になんかされてたまるかよ!)←メモを書き終える時
「どうして逃げるんだよ皆! 俺が悪いのかよ!
俺が悪かったのかよ! なら謝るさ!」(by走り続ける圭一)

トラック11「惨劇の終わり」:
興宮署。電話のやり取り。
圭一の最期の「ごめんなさい」がハッキリ聞き取れる。

トラック12「エピローグ」:
松本保典氏(圭一の父役)のナレーションによる事件説明。「お疲れさま会」カット。

『ディスクウォーズ・アベンジャーズ』(第27話)雑感。

2019-02-21 | ディスクウォーズ・アベンジャーズ
『禁断のヒーロー登場?』

今更ながら告白。
この回の感想を書く事が、DVDの全話を買った動機です。

何を隠そう、この回こそ、「デッドプール」というキャラの、
日本地上波初登場記念回なのだ。
今まで、ある程度のネタバレを見知ってはいたが、
MCUをはじめとするMARVEL作品を一通り理解して見たら、
感動のレベルが段違いに跳ね上がった。
そう、めちゃくちゃ面白かった!

デップーの設定は何と、かなりのコミック寄り。
特筆すべきは、二言目には自分たちの世界を「番組」だと主張している点だ。
実写におけるデップーは確かに、自分が映画の登場人物であるように
振る舞っているが、自分たちが全て架空の存在だとまでのアピールはしていない。
つまり、このアニメのデップーの方がより一層、
「真実を知っているせいで逆に異常者扱いされている」描写が
強調されているのだ。

しかしながら、そんなトンデモナイ代物のデップーは、
きちんと「番組」に落とし込まれる。
中でも、トニーと共に堂々とブラフを決めたアキラは、最高に格好良かった。

予告を見るに、次回は本筋に戻るはず。
デップーネタはもう1話あったと思うので、それを次の楽しみに。

それでは。また次回。

古典ミステリヒーロー紹介・明智編。

2019-02-20 | その他ミステリ

『化人幻戯』(by江戸川乱歩)、読了。

『名探偵なんか怖くない』で知った作品を読む計画その1。
共通するキーワードは「意外な動機」。

恥ずかしながら、初読である。
タイトルの読み方さえ調べるまで知らなかった。(「けにんげんぎ」)
因みに昭和48年作。

とある文学青年が住み込んだ家の富豪夫婦。
彼らと関わった男性たち、
端的に言えば、富豪の妻と密通した者たちが、
次々と狙われ、殺されていく。

中盤は、その妻による日記が、殺人事件の真相に迫っていく。
双眼鏡で覗く先で起こった、
崖からの飛び降りにまつわるトリックには感服した。

肝心要の明智小五郎は、まさしく最後の真打ちとして活躍。
真犯人の語る、歪んだ動機に対し、凛然と断罪する。

ところで、読んでて個人的に引っかかったのが、
作中では50歳に達した明智に付き従ってる、小林「少年」という表現。
ちょっと待て、少年探偵団時代の彼らの年齢設定って、
一体どうなってるんだ?

それでは。また次回。


ジャンプ(12号)私的雑感。

2019-02-19 | ジャンプ
夢が現実にすり替わる。考え得る最悪の夢。

----------------------------------------------------------------------

★覚えた台詞、三番勝負。

1.「人に与えない者は、いずれ人から何ももらえなくなる。
欲しがるばかりの奴は、結局何も持ってないのと同じ。
自分では何も生み出せないから」
(『鬼滅の刃』)

2.「納得してねぇなら、とことん向き合った方がいい」
(『約束のネバーランド』)

3.「使い方だと思うんだ。
ホラ……例えば包丁だってさ、危ないけどよく切れるもの程
おいしい料理がつくれるんだ」
(『僕のヒーローアカデミア』)


※補記
読切『FANTASIES』(by大須賀玄)、掲載。

----------------------------------------------------------------------

それでは。また次回。