『日本庭園殺人事件』(byエラリー=クイーン)、読了。
『名探偵なんか怖くない』で知った作品を読む計画その2。
共通するキーワードは「意外な動機」。
恥ずかしながら、初読である。
理由を述べれば、今までずっと違うタイトルで調べていたから。
他のミステリでは、『ニッポン扇の謎』とか、
『日本樫鳥の謎』とかいった題名で紹介されてる、はず。
因みに初出は1937年。つまり昭和12年(!)。
日本で暮らしていたアメリカ人小説家。
戻ったアメリカでも日本式の屋敷を建てて生活していたが、
密室状態で亡くなっているのが発見される。
その第一発見者になった女性と、
その女性を助けようと(余計な)手を尽くす。
私立探偵(エラリーの友人)のやり取りが、読んでて楽しい。
トリックについては、自然に納得できる部分と、
その逆の部分の落差が大きい。
1930年代のアメリカにおける日本のイメージを知る資料として貴重だ。
フジヤマゲイシャニンジャサムライ!のノリは根深い。
21世紀に入ってからのハリウッド映画も似たようなもんだしね(苦笑)。
それでは。また次回。
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★覚えた台詞、三番勝負。
1.「楽しいかどうかも、選択が間違いかどうかも……
結局、終わってみなきゃわからないじゃないですか」
(『ぼくたちは勉強ができない』)
2.「自分の欲しい幸せは、意地でも自分の力で掴み取れ!
それらがつみあがった先に、世界一幸せな自分がいる!!」
(『魔剣鍛冶師ハンダゴ』)
3.「友達になるには、まずお名前からなんだよ!!」
(『Dr.STONE』)
※補記
読切『魔剣鍛冶師ハンダゴ』(by中野忍)、掲載。
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それでは。また次回。
昨日の話。
社会的労働のオフを使って、行ってきました『シティーハンター』映画2回目。
正午過ぎに、大江戸線で新宿駅に到着。
というのも、昨日は朝から中央線が全線不通。
取りあえず総武線快速で秋葉原へ出てから、地下鉄を乗り継いだ次第。
駅のB13出口から直進→
ドン・キホーテ先の交差点で、TOHOシネマズのゴジラを拝む→
映画は16:20の回の席を確保し、パンフレットも購入→
花園稲荷神社でお参り→ゴールデン街を通り抜け→
銀だこハイボール酒場で、プレミアムモルツを含め昼食→
駅構内(バスタ新宿と南口デッキ)を彷徨→
動く歩道で新宿中央公園へ→地下道経由で駅周辺へ戻る。
劇場内は、ほぼ満席。
特徴として、男女比・年齢層ともに偏りがなかったという点を挙げておく。
映画終了後、天下一品でのラーメンで夕食を済ませ、任務完了。
繰り言になるが、まさか新宿で、いわゆる聖地巡礼を
報告する日が来るとは思わなかった。
否、もともと知ってる場所だから、凱旋と呼びたい。聖地凱旋。
映画感想まじえて、いずれ別項でレポート文章書く予定。
(追記。ここに書きました)
新宿御苑(※月曜定休)も、のんびり歩きたいなあ。
それでは。また次回。
(追記。カンペキな聖地巡礼ガイドがこちらにあります。まとめて下さった方に最敬礼!)
ナーガ様の加護を受けて、ギムレーの背中へ全軍突撃。
参加ユニットは、今までのキャラ達にサイリを加えて16人。
増援は無限数という事なので、勝負は速攻。
全員が全速前進。攻撃範囲内に敵がいれば倒す。
頼りになるのはやっぱりティアモの疾風迅雷。
寄り道して1体倒してから本来の前方に進む余裕がある。
一気に敵将まで詰めたら総仕上げ。
平均LEVEL20弱に至る面々が畳みかける。
フレデリクの勇者の斧、ヴェイクの銀の弓、
ソールのトマホーク、リヒトのファラフレイム、
そしてクロムのファルシオン(クリティカル)で勝利。
最後の選択肢は、「クロムに任せる」を選択。
俺にはティアモとセレナとマークがいるんだ、死にたくねえ。
その後の、エンドロールに圧倒された。
自分がプレイした形に添って、全キャラの成績が発表されるのね。
これじゃ2周目も、全キャラを均等に育てる路線は変えられないかな。
(全員好きだから差を付けたくない)
と、いうわけで。
男主人公「トール」の物語は終幕。
今度は女主人公を創ります。
それでは。また次回。
当初、見に行く予定は無かった。
興行ランキングや口コミでの好評を知って、見に行った。
見終えた直後は、どう反応すればいいか分からなかった。
が、見てから三日目の朝、突然、涙が流れて止まらなくなった。
それでやっと、感情が麻痺してしまっていた事を悟った。
長く公式側に裏切られ続けて、絶望が深すぎたせいだろう。
今こそ言う。まさかこのブログでコレを書けると思わなかった。
『シティーハンター』が帰ってきた!!!!
話せば長いが、私はファン歴ン十年、原作もアニメもリアルタイムで追っていた。
生まれて初めての体験を幾つもした。言うなれば、真の最愛。
2001年5月15日(←意味の分からない人は分からなくていいです)以来、
黒く渦巻いていた怨嗟が成仏した。
おかえりなさい。冴羽さん。香さん。みんな、みんな。待ってましたよ。
しかもウレシイ事に、今の私の身近に、コアなファンが他二人いる。
一人は年上で、一人は年下――リアル20歳のご新規さん。貴重。
この21世紀に、『シティーハンター』を肴に盛り上がる日が来るとは。
それこそ、どう反応すればいいか分からない、なんて。
これから先の不安も無きにしも非ずだが、今だけは浮かれます。
○学生時代の気持ちに戻り、かつての画と声にも浸かります。
今後『シティーハンター』ネタの記事が増えるかもしれません。
映画の内容そのものについてまだ語れてないし。3月から4D版が始まるそうだしね。
それでは。また次回。
トラック1「白いワゴン車」:
翌日。一人で登校。
トラック2「転校?」:
一人で下校→レナの尾行に気づく。
トラック3「背後の人影」:
帰宅。尾行者の「声」。
トラック4「前原家」:
圭一、自宅の偽装工作を終える。大石との電話(会話内容は概要のみ)。
トラック5「レナの来訪」:
ドアを開ける音で始まる。
「(とん)……こつ……(しょう)……があじ」
金属の鳴る音→レナの体を挟む音。
トラック6「ごめんなさい」:
大石との電話に戻る(会話内容は概要のみ)。
微かに聞こえ始める「ごめんなさい」。
トラック7「決死の登校」:
トラック6の翌日。魅音とのやり取り。
トラック8「少女と鉈」:
授業を一人で過ごし、下校。レナから逃げる圭一。
……つまりコレ、実際には、ほとんど走ってないんだろうね。
ひたすら歩いてるんだ。でなきゃ、こんな風に会話できない。
「淡々としていた」と大石が発言した後の回想レナ、いきなり興奮してる。
圭一、笑うレナに何かする。突き飛ばす描写がない。
ダム現場の男たちについて、圭一が心で語る。
トラック9「最後の疑惑」:
自宅の寝床で、気絶から覚める。
魅音の「注射」を境に、圭一絶叫。
トラック10「ひぐらしの声」:
圭一、荒い息と共に我に返る。
(こいつは後書きなんだ、遺言になんかされてたまるかよ!)←メモを書き終える時
「どうして逃げるんだよ皆! 俺が悪いのかよ!
俺が悪かったのかよ! なら謝るさ!」(by走り続ける圭一)
トラック11「惨劇の終わり」:
興宮署。電話のやり取り。
圭一の最期の「ごめんなさい」がハッキリ聞き取れる。
トラック12「エピローグ」:
松本保典氏(圭一の父役)のナレーションによる事件説明。「お疲れさま会」カット。
今更ながら告白。
この回の感想を書く事が、DVDの全話を買った動機です。
何を隠そう、この回こそ、「デッドプール」というキャラの、
日本地上波初登場記念回なのだ。
今まで、ある程度のネタバレを見知ってはいたが、
MCUをはじめとするMARVEL作品を一通り理解して見たら、
感動のレベルが段違いに跳ね上がった。
そう、めちゃくちゃ面白かった!
デップーの設定は何と、かなりのコミック寄り。
特筆すべきは、二言目には自分たちの世界を「番組」だと主張している点だ。
実写におけるデップーは確かに、自分が映画の登場人物であるように
振る舞っているが、自分たちが全て架空の存在だとまでのアピールはしていない。
つまり、このアニメのデップーの方がより一層、
「真実を知っているせいで逆に異常者扱いされている」描写が
強調されているのだ。
しかしながら、そんなトンデモナイ代物のデップーは、
きちんと「番組」に落とし込まれる。
中でも、トニーと共に堂々とブラフを決めたアキラは、最高に格好良かった。
予告を見るに、次回は本筋に戻るはず。
デップーネタはもう1話あったと思うので、それを次の楽しみに。
それでは。また次回。
『化人幻戯』(by江戸川乱歩)、読了。
『名探偵なんか怖くない』で知った作品を読む計画その1。
共通するキーワードは「意外な動機」。
恥ずかしながら、初読である。
タイトルの読み方さえ調べるまで知らなかった。(「けにんげんぎ」)
因みに昭和48年作。
とある文学青年が住み込んだ家の富豪夫婦。
彼らと関わった男性たち、
端的に言えば、富豪の妻と密通した者たちが、
次々と狙われ、殺されていく。
中盤は、その妻による日記が、殺人事件の真相に迫っていく。
双眼鏡で覗く先で起こった、
崖からの飛び降りにまつわるトリックには感服した。
肝心要の明智小五郎は、まさしく最後の真打ちとして活躍。
真犯人の語る、歪んだ動機に対し、凛然と断罪する。
ところで、読んでて個人的に引っかかったのが、
作中では50歳に達した明智に付き従ってる、小林「少年」という表現。
ちょっと待て、少年探偵団時代の彼らの年齢設定って、
一体どうなってるんだ?
それでは。また次回。
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★覚えた台詞、三番勝負。
1.「人に与えない者は、いずれ人から何ももらえなくなる。
欲しがるばかりの奴は、結局何も持ってないのと同じ。
自分では何も生み出せないから」
(『鬼滅の刃』)
2.「納得してねぇなら、とことん向き合った方がいい」
(『約束のネバーランド』)
3.「使い方だと思うんだ。
ホラ……例えば包丁だってさ、危ないけどよく切れるもの程
おいしい料理がつくれるんだ」
(『僕のヒーローアカデミア』)
※補記
読切『FANTASIES』(by大須賀玄)、掲載。
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それでは。また次回。