『レイトン教授とさまよえる城』(by柳原慧)、読了。
ゲーム「レイトン教授」シリーズの小説版。
本屋で、どのジャンルの棚にあるのかサッパリ分からず、
探すのに相当の時間がかかったのも、今となっては良い思い出。
(結局、児童書の棚に置かれてました)
以前に読んだ漫画版のイメージが「黒」ならば、この小説版のイメージはまさしく「白」。
硬派かつ正統派の冒険推理小説を読ませてもらった。
何たって、本文1ページ目からして、既に伏線は敷かれているし。
パズルの問題が挿し込まれる状況(シチュエーション)にしても命がけ。
追っ手を振りほどくとか、時限爆弾を解除するとか。
あと、レイトンが考古学者として活躍してる点も高ポイント。
確実に学者然としてるのは、この本でだけじゃないかと。
強いて難点を挙げるなら……
児童書のジャンルでありながら、あまり児童書らしくないという事だろうか。
13歳男子(ルーク)の一人称にしては、少々お堅い文体というか。
出てくる語彙や内容なども、全体的にハイレベル。
英国の先住民ケルトの伝説とか、教会の聖水盤でのトリックとか、
核分裂による劣化が事件のキーポイントとか。
コレらの部分には、年少者でも読みやすいよう、
脚注を付けるなどした方が親切だったかもしれない。
それでは。また次回。
ゲーム「レイトン教授」シリーズの小説版。
本屋で、どのジャンルの棚にあるのかサッパリ分からず、
探すのに相当の時間がかかったのも、今となっては良い思い出。
(結局、児童書の棚に置かれてました)
以前に読んだ漫画版のイメージが「黒」ならば、この小説版のイメージはまさしく「白」。
硬派かつ正統派の冒険推理小説を読ませてもらった。
何たって、本文1ページ目からして、既に伏線は敷かれているし。
パズルの問題が挿し込まれる状況(シチュエーション)にしても命がけ。
追っ手を振りほどくとか、時限爆弾を解除するとか。
あと、レイトンが考古学者として活躍してる点も高ポイント。
確実に学者然としてるのは、この本でだけじゃないかと。
強いて難点を挙げるなら……
児童書のジャンルでありながら、あまり児童書らしくないという事だろうか。
13歳男子(ルーク)の一人称にしては、少々お堅い文体というか。
出てくる語彙や内容なども、全体的にハイレベル。
英国の先住民ケルトの伝説とか、教会の聖水盤でのトリックとか、
核分裂による劣化が事件のキーポイントとか。
コレらの部分には、年少者でも読みやすいよう、
脚注を付けるなどした方が親切だったかもしれない。
それでは。また次回。