20歳の頃に描いたエンピツ画から。モチーフは作曲家のワーグナー。実はよくよく見ると分かってしまうが、顔のデッサンが狂っている。目と耳の間隔が離れすぎているのだ。こんな人間はいない。このように二色のエンピツ画デッサンというものは、意外とゴマカシが利く
ものである。コツは「画を描こうとしないこと」である。白の画用紙上に黒の色の濃さの分布を、エンピツを使って置いていけばよいのである。塗り絵てきな感覚に似ている。線を描こうとしてはいけない。コピー機のように、ひたすら黒いトナーを紙上にのせていくだけである。唯一考える事は真ん中の位置だけである。この画では、ワーグナーの右目を真ん中に置いた。
これさえ守れば、素人でも描ける。
ものである。コツは「画を描こうとしないこと」である。白の画用紙上に黒の色の濃さの分布を、エンピツを使って置いていけばよいのである。塗り絵てきな感覚に似ている。線を描こうとしてはいけない。コピー機のように、ひたすら黒いトナーを紙上にのせていくだけである。唯一考える事は真ん中の位置だけである。この画では、ワーグナーの右目を真ん中に置いた。
これさえ守れば、素人でも描ける。