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Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

エンピツ画

2010年08月03日 21時26分59秒 | Eos5D
20歳の頃に描いたエンピツ画から。モチーフは作曲家のワーグナー。実はよくよく見ると分かってしまうが、顔のデッサンが狂っている。目と耳の間隔が離れすぎているのだ。こんな人間はいない。このように二色のエンピツ画デッサンというものは、意外とゴマカシが利く
ものである。コツは「画を描こうとしないこと」である。白の画用紙上に黒の色の濃さの分布を、エンピツを使って置いていけばよいのである。塗り絵てきな感覚に似ている。線を描こうとしてはいけない。コピー機のように、ひたすら黒いトナーを紙上にのせていくだけである。唯一考える事は真ん中の位置だけである。この画では、ワーグナーの右目を真ん中に置いた。

これさえ守れば、素人でも描ける。

i-phone4

2010年07月27日 00時38分20秒 | Eos5D
EF50mmF1.8II

ついにi-phoneを購入してしまった。今までスマートフォンなる物は使ったことが殆どなかったが、勢いで買ってしまった。惹かれたポイントは、wi-fiネットワークと3G回線の速さである。年に一回海外に出かける私としては、これは非常に重宝する。海外でもマクドナルドのwi-fiポイントに行けば、メールはタダで遅れるし、インターネットもし放題である。面倒で高い海外ローミングなどをする必要もない。さらにスカイプも入れておけば、wi-fiネットワークを通じて、国際電話が実質タダでかけられる。小型のノートパソコンを手に入れたという感覚である。また、これは仕事上でも使えるので重宝している。
あとは、simロックとテザリング機能が開放されれば、もはやi-phoneは無敵なのだが、いずれそういう時代もやってくるだろう。便利な世の中になったものだ。

ポートタワーからの眺め

2010年07月20日 21時28分51秒 | Eos5D
EF24-105mmF4L+PL+photomatix

ボートタワー展望台からの風景である。
今回もHDR合成を利用した。合成ナシのカメラでは、以上のようなダイナミックレンジの広さの写真は絶対に撮れない。合成なしだと海の水が黒くつぶれて、ここまで鮮やかな色は出ないのだ。この写真は限りなく肉眼で見た風景に近い。



この写真も同様である。
逆光の写真において、建物がこのように鮮やかに表現される事は、合成なしにはありえない。

なんというタンクローリー

2010年07月19日 01時27分38秒 | Eos5D
EF24-105mmF4L+PLフィルター+photomatix3.0

車内から撮影した。このタンクローリーは前面ピカピカに磨いてある。
特に後ろの丸い面(写真に写っている面)は、それこそ鏡のようにつるつる
である。赤信号で停車した瞬間を捉えたものである。半球体なので、反射した
景色はやや魚眼のような感じになっている。
時間さえ許せば、ずっと後をつけて撮影に専念したかったが…残念。
この写真を含めて数枚しか撮っていない。

ちなみに、HDRでいじっていない写真はこちら↓である


夏の空

2010年07月17日 21時22分06秒 | Eos5D
EF24-105mmF4L+PLフィルター+photomatix pro3.0

梅雨らしい梅雨もなく、梅雨明けを迎えた夏の空である。
我が地方では水田の緑と、空の青さ、そして白い雲のコントラストが美しい
季節になってきた。

HDRで撮る小湊鉄道

2010年07月13日 21時31分48秒 | Eos5D
EF24-105mmF4L

手持ちで連続シャッターを切った写真でHDR合成をしてみた。このソフトは画像の「ズレ」を修正してくれる機能もついているし、動体の写真(鉄道)などのゴーストも消してくれる機能がついているので、手持ちで動体を撮影しても、ごらんのようにまともな写真になる。
肉眼よりもダイナミックレンジがやや広く、そして彩度も強い。ちょっとワザとらしい写真になってしまうところがアレな所だが、まぁそれも味の一つだと思えば、それはそれで良い。CGやポスターのような質感になるので、これは別な意味で写真が楽しめる。

横浜大桟橋

2010年07月02日 22時26分10秒 | Eos5D
EF50mmF1.8II

HDR画像です。残念ながら、この日は三脚を持っていないので写真が若干ブレているが御容赦。なかなかHDRの良さが出せないのがもどかしい。ソフトのパッケージに写っているような作品に仕上げることができない。やはり三脚を使って、オートブラケットで5枚くらい露出を変えた写真を撮って合成しないとまともな写真にならないかも…。この写真はオートブラケットを使って3枚の写真を合成したものである。


HDR写真

2010年06月19日 01時21分27秒 | Eos5D
EF24-105mmF4L

どうもHDR合成にハマっている。HDRに適した写真を撮っていないので、まだソフトの真価は発揮されていないが、こういう夜景の写真でも、肉眼に見た目が近くなる。またこの合成が印刷に対してどれだけきめ細かく出力するのかについての検証もしていない。はたして印刷に耐えうる画質が保てているかどうかは今後に検証するとしよう。もしも、ブログ鑑賞だけに堪えうるという画質に留まるとするならば、このソフトは高すぎるといわざるを得ないが、巷の評判は良いようである。

写真機と肉眼

2010年06月16日 21時13分36秒 | Eos5D
EF24-105mmF4L

上・中・下の3枚の写真はまったく同じ構図の写真だが、オリジナルは上の写真、真ん中と下の写真は加工を加えてある。結論から先に言うと、カメラで下のような写真を撮ることは不可能である。加工しない限り下のような写真は撮れない。これは「腕」の問題ではなく、カメラの構造的な問題である。カメラはその構造上において、人間の肉眼よりもダイナミックレンジが狭い。だが中間の写真は加工しなくても撮れる。この場合、加工を要するのは私の腕が未熟だからだからであるが、しかし時代はデジタルになり楽になった。そりゃ厳密には加工しない写真を印刷したほうが画質は優れている。それはある。だがそんなものはごくごく僅かな差に過ぎない。プロの写真家でもない限り、そこまで徹底して画質にこだわる人は少ない。多くの人は多かれ少なかれ加工する。極端な話を言えば、レンズにフィルターをかけたりするのも、加工といえなくもない。暗室でコントラストを強く焼いたり、青を強くかけて焼いたりするのも、立派な加工である。銀塩カメラでは、写真を加工する場合、以上のように暗室に篭って現像液と印画紙と格闘して、長い時間をかけた末に完成する。これは手間と暇と、そして何よりも金がかかる。しかし前述したように時代はデジタルになって飛躍的に楽になった。今や暗室に篭る必要は全くない。写真加工ツールやPHOTOSHOPなどのソフトが今や暗室に置き換わっているのだ。しかも、かつての「フィルム」は、いまや汎用性の高いデータファイルになっているワケで、印刷するにせよ、加工するにせよ、ブログに載せるのせよ、とても作業が楽になった。そして加工を何日にかけて編集してもよい。これが銀塩だとそうはいかない。現像液を一度用意してしまうと、その日のうちに加工の全工程を終了させなければなるまい。現像液をそのままにして2~3日も放っておくわけにはいかないからだ。さらにブログに乗せようと思ったら、写真をスキャナーにかける必要もあり、イロイロな点で面倒だ。今や、撮影技術はそこまで必需の時代ではなくなった。とにかく写真をバラまくように撮り、加工して印刷をすれば、印刷コストは極限的に抑えられる。写真という趣味で、これまでもっともお金がかかっていたのは「フィルム」と「印画紙」であった。それがデジタルの時代になって、そのくびきから解き放たれたのは大きいのである。


さて、私の写真技術の未熟さに対する言い訳はこれくらいにしておいて、3枚の写真の解説に入る。これまで「加工」というと、上の写真を真ん中の写真に加工する、というのが一般的であり、そして殆どであった。カメラの写真というのは、ある光の状態の下では、肉眼と違った画像が映し出される。この上と真ん中の写真においてもそうである。肉眼では、下の写真のように、空も雲も建物も山も同じように明るく見える。しかしカメラではそうはならない。これは前述したように、カメラという機械は人間よりもダイナミックレンジが狭いからである。ダイナミックレンジとは何か?それは、簡単にいってしえば明暗を識別する幅でである。機械の方がダイナミックレンジが狭いなんて・・・そんなバカな、と思われる人もいるだろう。たとえば聴覚においては、人間よりも機械のほうが検出力が高い。人間に聞こえない音も、機械であれば検出する。視覚の世界では可視光という言葉がある。これは人間に「見える」範囲の光ということで、紫外線や赤外線などの光は、人間には見えない。しかしサーモグラフィーなどのように、機械は可視光以外の光を検出するのに長けている。カメラも本来は光の検出能力は人間より優れている。カメラの写真は人間の見えない紫外線や赤外線を微量だが拾う。そういう意味で機械のほうが「明暗を識別する幅がせまい」というのはおかしい、といういわれるのも分かる。しかし、事実カメラのダイナミックレンジは狭いのである。それはどういうことか?

カメラで撮った写真は「瞬間」を記録したものであり、時間的に言うと1/200秒程度の光である。時間の概念はない。その時、その瞬間の画像である。今我々が肉眼で見ている風景は、「その時、その瞬間」ではない。時間は絶えず流れている。おそらく、肉眼であっても、「その瞬間」を抽出して画像にプリントできたとするならば、その画像はおそらく写真機と同じか、それ以下のダイナミックレンジに違いない。というのは、人間の場合は時間とともに映像を脳が絶えず修正・更新しているからである(または目の瞳孔)。

だが、瞬間しか撮れないカメラは、瞬間しか撮れないという構造上の理由によって、ダイナミックレンジが狭くなる。つまり、暗い場所に焦点を合わせれば、あかるい場所は白くとび、一方、明るいほうに焦点を合わせると、暗い場所は黒くつぶれる。今回の写真のケースは、真ん中の写真の場合、明るい「雲」に光の焦点を合わせて撮影した感じの画になっている。空は青く写り、山の雪をかぶっていない箇所はやや暗く写り、暗い教会の建物は黒くつぶれている。しかし、これは肉眼とは見え方が異なるが、演出としては面白い画像である。十字架と屋根のシルエットが映えるという効果が得られるからだ。つまりダイナミックレンジが狭いからといって、使えないカメラではないのである。こういう使い方によっては特殊な効果が入るというメリットもあるのだ。

さて、下の写真である。これが肉眼で見るのと最も近い画像である。今回、この下の写真をUPしたかったのである。実はこの写真はある加工ソフトを使ってできたものである。それは「photomatix pro3.0」というソフトで、HDR(ハイダイナミックレンジ)画像の加工にとても優れたソフトなのだ。HDR画像への加工は、フォトショップでもできることにはできるが、ここまで優れた処理はできない。フォトショップは、加工における汎用性はきわめて高いけれども、HDR加工には「特化」はしていない。しかしphotomatixというソフトはHDRだけに特化した加工ソフトであるので、出来栄えもすばらしいのだ。

実は下の写真は、photomatixで加工した後に、フォトショップでもチョットいじくってあるのだが、今日はこのphotomatixの優秀性を宣伝するためには書き込みました。値段は価格ドットコムで1万5千と、少々割高ではあるが、かなり病みつきになりそうなソフトである。HDR画像にハマってしまいそうである。


自作PC

2010年06月15日 17時51分45秒 | Eos5D
EF50mmF1.8II

先日以来、自作PCへの憧憬が日に日に強くなり、ついに作ることを決めた。
とは言え、初めての試みなので流石に一人では作れないので、PC製作に強い人と
相談・ならびに手伝ってもらった。
一週間前ほどから、設計思想とパーツの検討・注文を行い。昨日ついにすべての
パーツが届いた。
別に今まで使っているPCが取り立てて不満足というワケではなかった。ただ元々使っ
ているPCは、メーカー品なので、一旦どこかの部品が壊れたら「オシャカ」という、
メーカー品の宿命ともいえるものからいい加減卒業したいと、かねてより思っていた
のである。
その為、これまで別にさして必要ではなかったHDD増設とか、電源部交換などの作業
を小まめにやっていたのである。

今回の自作PCの設計思想は、ただ一つである。それは「処理の速さを目指す」という
なんら新鮮味のない、巷で言い続けられているものである。ただし、写真、動画、
動画のレンダリングといったように、画像処理系に対する拘りがあった。そこで
記憶媒体は三つ用意することにした。

1:まずOSは、HDDではなく、SSDと呼ばれる記憶媒体に収納する。SSDは読み込み
書き込みのスピードがHDDよりもはるかに速いスピードなので設計思想とバッチリ
である。だが、価格が高く、128GBで35000円もする。よってここには、ソフト関係
のアプリケーションなどしか置かず、OS、ソフトの起動に専念させる。

2:RPM10000のHDD。最寄の家電屋さんでは、7200回転のHDDしか売っていない。
10000回転のHDDは手に入らないが、この回転数の違いは、読み込み・書き込みの
スピードに大きく影響する。故に、容量の大きい映像・写真ファイルをここに
収めて作業をすれば、ソフト自体はOSのあるSSDから動いているので、その速さが
ほとんど軽減されることはないし、SSD自体の容量を圧迫することもない。という
ことで一石二鳥なのである。とはいえ、これも600GBの容量のものが2万円もする
というから、とてもではないがファイルを無尽蔵に置く事ができない。そこで・・・

3:RPM7200のHDD。このHDDはファイル保管用のものである。厳選されたファイルは
ブルーレイディスクに焼かれるので、ここのHDDについてもそんなに容量は大きく
いらないだろう。整理についてズボラな私でも1TBもあれば十分である。

このように設計上は記憶媒体を3台構成にしたのだが……、実はまだ10000回転の
HDDは届いていない。現状は1と3の2台構成である。
まぁその他にも電源部とかサウンドカードとか、ビデオカードなども導入したが
この辺りは、電源部が静かなこと以外については、特筆すべき箇所はない。
CPUについても、最新のものを入れようと思うと値段がいくらあっても足りない
ので、corei7 930@2.80GHZで留めて置いた。あと、USB3.0がまもなくやってくる
ので、マザーボードも3.0対応のものにしておいた。
ビジュアル的によかったのは箱である。アンテックのPCケースを使うことにしたが
これがなかなか素晴らしい。ケース上面に大きなファンが付いているのと、側面
がスケルトンになっているのが魅力で、ケースのクセに美しいではないか。

まぁ、そんなこんなで、作業を手伝ってもらうこと4時間。ついに完成した。
前述したようにまだ最後のHDDの一つが届いていないが、それでも申し分ない。
起動すると…速い。さすがSSDである。しかも驚くほど静かだ。実のところ作業は
4時間にも及んだが、その3時間は組み立てに費やされている。BIOS設定もすんなり
クリアし、OSのセットアップに至っては15分もかからなかった。
これはヤバイ。もう元のPCには戻れないかもしれない。windows7のOSは軽いことで
有名ではあるが、それにしてもスッカスカの軽さである。ただ、64bit版なので
ソフトが対応していないものも多いのが残念ではあるが、スピードに特化するなら
32bitなどは考えられないということで、あくまで速さを貫いた。

結果的に総制作費については、EOS5DmarkIIの現在での価格以上のものになって
しまったが、後悔はしていない。

夜景

2010年06月09日 21時08分38秒 | Eos5D
EF24-105mmF4L

夜景というのは綺麗に見える。特に下からのライトアップで、しかも色が二色、三色などになると
一層幻想的である。昼間に見ると「ショボイ建物」と思っても、夜のライトアップに照らされると
格調高くみえるから不思議だ。
ラスベガスのネオンと同じである。


氷河の青さ

2010年06月07日 19時24分55秒 | Eos5D
EF135mmF2L

去年の写真から。氷河も表面だけを見ると雪と同じ白い色をしているが、氷河の断面もしくは写真のようにクレバスの穴を
見てみると、光の屈折によるものなのか青く見える。
一般的な説明によると、雪に塵などの不純物が混じっているので、太陽光が当たったときに、波長の短い青の光を反射する
というものが多い。しかし、その説明だけだと、日本のスキー場の雪も青くなっても良いではないか、という疑問が生まれる。
新潟など大雪が降る地方では雪壁が見られるけれども、あれも青くない。不純物だけでは説明がいかない。
海が青く見えるというのも、同じ原理のように書かれているが、あれも疑問が生まれる。珊瑚礁の海は青く見えるが
太平洋の海はそれほど青くない。千葉の海辺に行っても黒く見えるだけで青くはない。また湖でも中国の九寨溝やクロアチア
のプリトヴィツェ湖群国立公園などの水は青く見えるが、山中湖などはそれほど青く見えない。水深の深さの問題もあるのかも
しれないが、それなら、日本の池のような水深が深くない場所でも青くなっても良いものである。

結論から先に書いてしまうと、「石灰」というものが青以外の光を反射する性質のようである。
「ようである」と書いたのは、ネットでチラッと調べたら、そんなようなことが書かれていたからである。ナナメ読み程度
なので確実とはいえない。

ヨーロッパの山脈、岩は石灰質を多く含んでいる。九寨溝のまわりも石灰岩の山に囲まれている。珊瑚礁の土台も石灰岩に
なっている。大陸(ユーラシア)には石灰岩が非常に多く、従って湖や氷河、海(海岸線)などの色が青く見えるという
わけである。

私のデスクトップ

2010年06月01日 21時03分46秒 | Eos5D

EF50mmF1.8II

写真のネタがないので、私のデスクトップの内部を公開する。
私のデスクトップは、市販のマウスコンピュータであるが、増設に次ぐ増設を行い、すでに原型からかなりかけ離れてしまっている。

主に
ビデオカードを増設した。
サウンドカードを増設した。
チデジチューナーを差した。

この時点で、電源BOXの容量が足りなくなり不安定になった。400Wでは足りなくなったのである。
そこで電源BOXも720Wの物に変更。

そうなると、今度は発熱量が多くなり、ファンを増設。

結果・・・・かなりうるさくなりました。「ブォォォォォ」って音が鳴っております。

そして先般、ついに内臓HDDを増設。

これでやっていない事は、あとCPUの交換と、マザーボードの交換、それとDVDドライブの
交換くらいになってしまった。
写真を見ていただければお分かりだと思うが、もうスペースがほとんどない。配線がヤバイくらい邪魔で、
ファンに触れないかどうかが怖い。

だが、実はこれで満足しておらず、私には密かな計画がある。それは・・・・

「私はついに自作PCを作ってしまうことにした」のである。

あぁ、ついにこの禁断の領域に踏み込んでしまうことになってしまったか。
それについては、また近々、進捗状況を報告しようと思う。

つるふさの法則・・・とか。

2010年05月17日 18時23分15秒 | Eos5D
このマトリョーシカが欲しい。欲しくて欲しくてたまらない。
ネットで探しても売っていない。似たようなマトリョーシカは売られているが、ここまで完成度の高いマトリョーシカは
無いのである。このマトリョーシカが秀逸な理由は、なによりも増して人物が似すぎているところである。惜しむらくは
プーチンとメドヴェージェフがいない事。メドヴェージェフはどうでも良いが、プーチンは欲しかった。
さて「つるふさ」って何よ?という質問があると思いますが、ようするにこれは頭が「つるふさ」つまりハゲかフサフサ
かという事である。エリツィンは「ふさ」。ゴルバチョフは「つる」。ブレジネフは「ふさ」。フルシチョフは「つる」
スターリンは「ふさ」。レーニンは「つる」といったように、ロシアの指導者は、つるふさ交代がずっと続いている
・・・というワケである。
話としては良く出来ている。しかも面白い。だが・・・この説はかなりいい加減である。レーニンの次がスターリンという
のは良い。だがスターリンの次が問題だ。このマトリョーシカではフルシチョフになっているけど、マレンコフ(ふさ)
はどうした!とツッコミを入れたくなる。まぁマレンコフはその地位にあった日数が一週間程度だったから、良いと言え
ば良い。だが、ブレジネフの後がゴルバチョフというのはどうか?アンドロポフ(つる)はどうなる!その後のチェル
ネンコ(ふさ?)は!? 嗚呼、アンドロポフとチェルネンコは「つるふさ」と強弁できるにも係わらず、マトリョー
シカから外されているとは・・・オカワイソウニ。
しかし、このマトリョーシカの面白いところは、レーニン以前のロシア帝国の御歴々の皇帝陛下もあらせられる事である。
レーニンの前はニコライ二世(ふさ)。その前はアレクサンドル三世(つる)。その前は・・・・もう小っちゃすぎて分から
ないよ・・・。多分アレクサンドル二世。一番ちっちゃいのはニコライ一世か?それともピョートルまで遡る気か?
ということで、かなりいい加減な「つるふさ」なんですけど、でもこのマトリョーシカは欲しい。見よ、このレーニン
からエリツィンまでの指導者を。似てる、とんでもなく似ている。スターリンとブレジネフという素晴らしいお方まで
が入っているところが良い。
だれか、これとソックリのマトリョーシカを売っている所をご存じないでしょうか?教えてくださいw

日本の凋落

2010年05月13日 01時22分10秒 | Eos5D
EF135mmF2L

今年4月の桜の写真です。オリジナル写真をトリミングしてUPしました。うーん135mm、さすがの解像力。135mmという焦点のレンズはなかなか用途が限られてくるが、このレンズは使っていて楽しい。ポートレートは殆ど撮った事がないが、撮りたくなってくるではありませんか。

まぁ写真のコメントについてはこれくらいにしておいて、タイトルの話である日本の凋落の話に移ろう。分かっていた事だが、わが国の政府与党の無能ぶり、いや売国ぶりは私の予想を遥かに超えるものだった。この政党がまともで無いことは、去年の夏の選挙前から分かっていた。こんなアホ政党に多くの有権者が騙されて投票するとは、今さらながら呆れる限りであるが、有権者のアホさ加減を嘆いてももう遅い。既に凋落のサイは投げられたのである。今や完全にルビコン川は越えたのである。元々主権の行使が「投票」というものだけというのもおかしいのだが、成人になっても投票に行かない連中がいる。
ニヒリスト風に言わせてもらえれば、「所詮この国の国民意識など、この程度」である。感情的に言わせてもらえれば、「もう革命を起こすしかない」である。民主主義政体の腐敗を解決するために、民主革命を起こす・・・という主張は馬鹿げたものだが、その馬鹿げた状況に現実陥っているのだから、いっそう馬鹿げた話である。

家計簿レベルの経済政策。緊縮財政策って、橋本の頃にやってGDPをガッタガタに落としたことにまだ気づかないのか。ムダを削減するといって、ムダでないものも削減し、消費促進策もナシ、企業の設備投資も減少の一途。これで「政府支出」がなくて、どうやってGDPが回復するのか?日本のGDPは「消費」「企業の設備投資」「政府支出」で全体の9割以上を占めているという現実がある。「消費」「設備投資」が減っているのに、さらに「政府支出」まで減らそうというのである。その上子供手当ては外国人にもばら撒き、配偶者控除は廃止され、安全保障ではあの体たらく。口蹄疫があっても大臣は外遊。対策が遅いというレベルですらない。高速も値上げ、社会保険も1ヶ月以上の雇用から入れるように改正された。こんなのプータロー促進法以外のなにものでもない。いくら支持母体に労働組合があると言っても、これだけ意味のないバラマキをやる政府は世界中を探しても見当たらないだろう。JR不採用問題の和解金が一人2200万支払われるなど、腹の立つニュースしか見当たらない。国会中継など見ようものなら、小学校の委員会よりもヒドイ答弁である。
間違いなくこの国の経済力は数年後に韓国に完全に抜かれるだろう。未来は韓国・中国に出稼ぎにいく日本人が沢山でるに違いない。生き残る企業は、この国にだけ足をつけていない、世界に出て行く多国籍企業のみである。やがてスペイン・ポルトガル型のような国になってオワリである。人口も2100年には6000万人を切るだろう。
で、やってくるのは増税。消費税と西洋の付加価値税の違いを認識している国民がどれくらいいるであろうか?消費税というものが如何にサギ的な税であることを理解している人の少ないことよ。
健全なる小さな共同体を作るために、私も微力ながら日々試行錯誤をして近づこうとしているが、それも「国」という大きな組織で逆行するようなことをやっているから、どうしようもない。国会法も強行採決されるだろうし、そうなればあのバカ政党の念願である「外国人地方参政権」も可決するだろう。「主権」というのを「統治権」と認識せずに「投票権」などというような、脳味噌お花畑の変換をする輩の多いこの国の、未来は暗い。

やっぱり「民主主義」は素晴らしい・・・というのは幻想ですな。その理由は、民主主義が健全に機能する為の前提が、非常に達成困難なものだからである。その前提とは「国民一人一人が、主体的・独立した意志を有し、自らの意思決定に対して責任を負えること。そして統治者としても責務を負う者」である。こんな人間は少ない。一握りしかいない。
実も蓋もない話だが、事実だからしょうがない。