Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

つるふさの法則・・・とか。

2010年05月17日 18時23分15秒 | Eos5D
このマトリョーシカが欲しい。欲しくて欲しくてたまらない。
ネットで探しても売っていない。似たようなマトリョーシカは売られているが、ここまで完成度の高いマトリョーシカは
無いのである。このマトリョーシカが秀逸な理由は、なによりも増して人物が似すぎているところである。惜しむらくは
プーチンとメドヴェージェフがいない事。メドヴェージェフはどうでも良いが、プーチンは欲しかった。
さて「つるふさ」って何よ?という質問があると思いますが、ようするにこれは頭が「つるふさ」つまりハゲかフサフサ
かという事である。エリツィンは「ふさ」。ゴルバチョフは「つる」。ブレジネフは「ふさ」。フルシチョフは「つる」
スターリンは「ふさ」。レーニンは「つる」といったように、ロシアの指導者は、つるふさ交代がずっと続いている
・・・というワケである。
話としては良く出来ている。しかも面白い。だが・・・この説はかなりいい加減である。レーニンの次がスターリンという
のは良い。だがスターリンの次が問題だ。このマトリョーシカではフルシチョフになっているけど、マレンコフ(ふさ)
はどうした!とツッコミを入れたくなる。まぁマレンコフはその地位にあった日数が一週間程度だったから、良いと言え
ば良い。だが、ブレジネフの後がゴルバチョフというのはどうか?アンドロポフ(つる)はどうなる!その後のチェル
ネンコ(ふさ?)は!? 嗚呼、アンドロポフとチェルネンコは「つるふさ」と強弁できるにも係わらず、マトリョー
シカから外されているとは・・・オカワイソウニ。
しかし、このマトリョーシカの面白いところは、レーニン以前のロシア帝国の御歴々の皇帝陛下もあらせられる事である。
レーニンの前はニコライ二世(ふさ)。その前はアレクサンドル三世(つる)。その前は・・・・もう小っちゃすぎて分から
ないよ・・・。多分アレクサンドル二世。一番ちっちゃいのはニコライ一世か?それともピョートルまで遡る気か?
ということで、かなりいい加減な「つるふさ」なんですけど、でもこのマトリョーシカは欲しい。見よ、このレーニン
からエリツィンまでの指導者を。似てる、とんでもなく似ている。スターリンとブレジネフという素晴らしいお方まで
が入っているところが良い。
だれか、これとソックリのマトリョーシカを売っている所をご存じないでしょうか?教えてくださいw

日本の凋落

2010年05月13日 01時22分10秒 | Eos5D
EF135mmF2L

今年4月の桜の写真です。オリジナル写真をトリミングしてUPしました。うーん135mm、さすがの解像力。135mmという焦点のレンズはなかなか用途が限られてくるが、このレンズは使っていて楽しい。ポートレートは殆ど撮った事がないが、撮りたくなってくるではありませんか。

まぁ写真のコメントについてはこれくらいにしておいて、タイトルの話である日本の凋落の話に移ろう。分かっていた事だが、わが国の政府与党の無能ぶり、いや売国ぶりは私の予想を遥かに超えるものだった。この政党がまともで無いことは、去年の夏の選挙前から分かっていた。こんなアホ政党に多くの有権者が騙されて投票するとは、今さらながら呆れる限りであるが、有権者のアホさ加減を嘆いてももう遅い。既に凋落のサイは投げられたのである。今や完全にルビコン川は越えたのである。元々主権の行使が「投票」というものだけというのもおかしいのだが、成人になっても投票に行かない連中がいる。
ニヒリスト風に言わせてもらえれば、「所詮この国の国民意識など、この程度」である。感情的に言わせてもらえれば、「もう革命を起こすしかない」である。民主主義政体の腐敗を解決するために、民主革命を起こす・・・という主張は馬鹿げたものだが、その馬鹿げた状況に現実陥っているのだから、いっそう馬鹿げた話である。

家計簿レベルの経済政策。緊縮財政策って、橋本の頃にやってGDPをガッタガタに落としたことにまだ気づかないのか。ムダを削減するといって、ムダでないものも削減し、消費促進策もナシ、企業の設備投資も減少の一途。これで「政府支出」がなくて、どうやってGDPが回復するのか?日本のGDPは「消費」「企業の設備投資」「政府支出」で全体の9割以上を占めているという現実がある。「消費」「設備投資」が減っているのに、さらに「政府支出」まで減らそうというのである。その上子供手当ては外国人にもばら撒き、配偶者控除は廃止され、安全保障ではあの体たらく。口蹄疫があっても大臣は外遊。対策が遅いというレベルですらない。高速も値上げ、社会保険も1ヶ月以上の雇用から入れるように改正された。こんなのプータロー促進法以外のなにものでもない。いくら支持母体に労働組合があると言っても、これだけ意味のないバラマキをやる政府は世界中を探しても見当たらないだろう。JR不採用問題の和解金が一人2200万支払われるなど、腹の立つニュースしか見当たらない。国会中継など見ようものなら、小学校の委員会よりもヒドイ答弁である。
間違いなくこの国の経済力は数年後に韓国に完全に抜かれるだろう。未来は韓国・中国に出稼ぎにいく日本人が沢山でるに違いない。生き残る企業は、この国にだけ足をつけていない、世界に出て行く多国籍企業のみである。やがてスペイン・ポルトガル型のような国になってオワリである。人口も2100年には6000万人を切るだろう。
で、やってくるのは増税。消費税と西洋の付加価値税の違いを認識している国民がどれくらいいるであろうか?消費税というものが如何にサギ的な税であることを理解している人の少ないことよ。
健全なる小さな共同体を作るために、私も微力ながら日々試行錯誤をして近づこうとしているが、それも「国」という大きな組織で逆行するようなことをやっているから、どうしようもない。国会法も強行採決されるだろうし、そうなればあのバカ政党の念願である「外国人地方参政権」も可決するだろう。「主権」というのを「統治権」と認識せずに「投票権」などというような、脳味噌お花畑の変換をする輩の多いこの国の、未来は暗い。

やっぱり「民主主義」は素晴らしい・・・というのは幻想ですな。その理由は、民主主義が健全に機能する為の前提が、非常に達成困難なものだからである。その前提とは「国民一人一人が、主体的・独立した意志を有し、自らの意思決定に対して責任を負えること。そして統治者としても責務を負う者」である。こんな人間は少ない。一握りしかいない。
実も蓋もない話だが、事実だからしょうがない。

テッサ

2010年05月10日 17時58分49秒 | Eos5D
EF50mmF1.8II

久々の更新が「テッサ」の写真。今年もそろそろどこへ旅行に行くのかを決める季節になってきました。個人的には、去年も書いたように「中央アジア」を狙っているのだが、かの地は依然として政情が不安定なのが困る。もう一つの候補は中国内陸部である。敦煌の砂漠を見るか、それともカシュガルでカラ=ハン朝を偲ぶ旅にでもするか。いずれにせよ「陸のシルクロード」のルート興味が尽きない。テッサの写真など撮っている場合ではないのである。

とにかくシルクロードの歴史は西暦2,000年以降かなり研究が進んでいて、文化的形質も明らかになりつつある。それに追随するように、私の中で中央アジア史の興味も膨らんできている。中国以外でも、タジキスタンの「ブハラ」「サマルカンド」などの都市には是非行ってみたいものだが・・・・、この辺りに行くには結構勇気がいる。まぁあと2ヶ月くらい時間があるので、今からゆっくり考えようと思う。