~ 2004年末 ~
2004年夏にマクロビオティックを知ってからも、十二指腸潰瘍再発防止と胃痛抑制のための薬を毎日飲んでいたのですが、「胃痛とつきあう(8) NUD」で書いた通り、いずれ薬はやめないといけないなと思うようになりました。
そう思った動機の1つは、医者の言う「薬の副作用」というものについて自分が誤解していたことに気づいたことです。最初に潰瘍防止の薬を出される時に、私がかかっていた医院の先生からは「この薬には副作用は特にないから、継続して飲んだ方がよい」と言われ、その通りに飲んでいました。しかしよく考えると、副作用というのにも以下の2つの種類があると思われます。
(a) 薬を飲んだその時に出る不快な症状(眠くなる、のどが渇く、じんましんが出るなど)
(b) 薬を飲み続けることによる体に対する悪影響(病気にかかりやすくなる、治りにくくなるなど)
(a)が急性の副作用、(b)が慢性の副作用という言い方もできるかもしれません。
私は一般に「薬の副作用」といえば(a)(b)の両方を含むと思っていたのですが、どうも上記の先生の言う「副作用はない」というのは(a)の方のみを指しているように思います。ここに誤解というか考え方の違いがありました。
以前「何を食べないのか」で、体に悪いものの分類を書いたのですが、その中では薬はレベル(1)の「化学物質」に入ります。症状を和らげる力があるとはいっても、食べ物ではなくて体にとってはあくまで異物です。そういうものをずっと飲み続けていれば肝臓などに負担がかかって体に何らかの悪影響があるはずで、そちらの副作用の方をこそ重くみて、それでも薬を服用すべきかを判断すべきだと思います。
私の場合は、胃痛が少し軽くなったころを見計らって薬をやめてみることにしました。一昨年の12月のことです。やめる前に比べて痛くなることが少し多くなった気がしましたが、ガマンできないほどではなかったので再開せずにすみました。それから1年あまり、痛い時には梅醤番茶を飲むとか、空腹が原因だと思う時には何か軽いものを食べるとかしてしのいでいます。
昨年9月に「胃痛とつきあう(9) X線検査と胃カメラ」で書いた定期健診のための胃カメラ検査をしてもらいに上記の医院に言った時、「まだ時々痛むことがあります」という話をしたら「薬をやめてしまったのがよくないですね」と言われてしまいました。医者の判断としてはそういうことになるのでしょうけど、来年からは胃カメラ検査も別のところで受けようと思います。
2004年夏にマクロビオティックを知ってからも、十二指腸潰瘍再発防止と胃痛抑制のための薬を毎日飲んでいたのですが、「胃痛とつきあう(8) NUD」で書いた通り、いずれ薬はやめないといけないなと思うようになりました。
そう思った動機の1つは、医者の言う「薬の副作用」というものについて自分が誤解していたことに気づいたことです。最初に潰瘍防止の薬を出される時に、私がかかっていた医院の先生からは「この薬には副作用は特にないから、継続して飲んだ方がよい」と言われ、その通りに飲んでいました。しかしよく考えると、副作用というのにも以下の2つの種類があると思われます。
(a) 薬を飲んだその時に出る不快な症状(眠くなる、のどが渇く、じんましんが出るなど)
(b) 薬を飲み続けることによる体に対する悪影響(病気にかかりやすくなる、治りにくくなるなど)
(a)が急性の副作用、(b)が慢性の副作用という言い方もできるかもしれません。
私は一般に「薬の副作用」といえば(a)(b)の両方を含むと思っていたのですが、どうも上記の先生の言う「副作用はない」というのは(a)の方のみを指しているように思います。ここに誤解というか考え方の違いがありました。
以前「何を食べないのか」で、体に悪いものの分類を書いたのですが、その中では薬はレベル(1)の「化学物質」に入ります。症状を和らげる力があるとはいっても、食べ物ではなくて体にとってはあくまで異物です。そういうものをずっと飲み続けていれば肝臓などに負担がかかって体に何らかの悪影響があるはずで、そちらの副作用の方をこそ重くみて、それでも薬を服用すべきかを判断すべきだと思います。
私の場合は、胃痛が少し軽くなったころを見計らって薬をやめてみることにしました。一昨年の12月のことです。やめる前に比べて痛くなることが少し多くなった気がしましたが、ガマンできないほどではなかったので再開せずにすみました。それから1年あまり、痛い時には梅醤番茶を飲むとか、空腹が原因だと思う時には何か軽いものを食べるとかしてしのいでいます。
昨年9月に「胃痛とつきあう(9) X線検査と胃カメラ」で書いた定期健診のための胃カメラ検査をしてもらいに上記の医院に言った時、「まだ時々痛むことがあります」という話をしたら「薬をやめてしまったのがよくないですね」と言われてしまいました。医者の判断としてはそういうことになるのでしょうけど、来年からは胃カメラ検査も別のところで受けようと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
私も、精神的なことがすぐ胃に来るタイプなので、rice-addictさんのつらさが良くわかります。
私は、どんな薬であっても、必ず、薬が吸収されていく感覚が分かります。
薬だけでなく、ジューサーで絞った野菜ジュース・上質のお煎茶・コーヒー・サプリメントなど、すべて胃壁が反応します。
この体験から考えると、rice-addictさんが胃のために飲んでいる薬によって、胃の違和感を招いていることもあると思います。
私は自分の胃を、「弱い胃だなぁ」と思いますが、「不自然なものを敏感に察知する、凄いセンサーだなぁ」とも思っています。
そんなわけで、薬を使わずに、食事に注意して、「騙し騙し」付き合って行くのがいいかな」との結論で、そんな生活を実行しています。
薬が吸収されていく感覚がわかるというのは敏感ですね。私の胃はかなり鈍感です(^-^;)。ただ、ごはんで満腹になっても何ともないけど肉をたくさん食べると痛くなるとか、そういうのはありますね。
以前に胃の鎮痛剤の話を書きましたが、これなんかは胃のセンサーを鈍らせる非常に危険なものだと思います。センサーは大切にしたいものです。
「米の使い分け」という記事でも書いたのですが、玄米は(よく噛むことは前提として)必ずしも誰にでもいいとは限らないようですね。また胃の痛む食べ物も人によって違うようで、私は玄米であれ白米であれ、米では痛くならないです。
アロマテラピーのトリートメントって、マッサージするんですね。リラックスして体の緊張が解消されれば胃にも効果があるかもしれません。ちょっと調べてみます。
しかしながら、病院にかかるほどの悪化が見られる患部をまず治療するということは、健康的な生活を送る上で非常に優先度の高い要因であり、治療する側としては、半端な薬の服用で耐性が出来てしまったり、治療計画が頓挫してしまうことを強く危惧します。
副作用などが心配になる気持ちも分かりますが、薬の服用などは主治医に相談してみてください。よほどのヤブ医者でなければ、患者さんの納得できない治療計画は破棄すると思います。
嫌な話ですが、このような記事に勇気づけられて、薬の服用を勝手に止めてしまう患者さんが少なくありません。まれですが、致命的な事態につながることもあります。表現には最新の注意を払っていただきたいと思います。
確かに中途半端なところでやめると危ないと聞きますので、書き方には気をつけるようにします。