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入試総括’16(その2)

2016-03-08 22:47:43 | 子供達の日常
さてさて、年が明けて1月。

息子はセンター試験も何とか無事に?終え、1月下旬の三者面談に挑むことになった。

この日はとんでもない積雪で、公共交通機関のバスがアウトだったので、私は駅から息子の高校まで歩いて行ったのであった。

正直、もう二度とごめんである。

まぁ、それはともかく・・・。

三者面談で、なんとか国公立大学も決めて、願書を手配することになった。

何を言ってもなしのつぶてで、自分の将来をどう考えているのか、私にははっきりと見えない中で、やっとぎりぎりになり願書到着。

願書は受験する本人が記載しないとならないが、いかんせん息子は、象形文字のような解読不能に近い文字を書くので、いろいろ心配していた。

夫が出張で不在なため「ちゃんと願書を書いているかどうか、しっかり点検しておくように」と、なぜか私に重々に釘を刺していたが、そんなの息子に言ってくれ!である。

さすがに私も「あんたちゃんと書いたね?」と何度も様子を見に行くが、なんとなくピンと来ていない、相変わらずの息子。

書いた願書を見せてもらったが、なんと修正テープで書き直しをしている。

「・・・・・あんた、これマズイんじゃない?」
「え?だって、文字じゃなくて記号だし、ここは修正テープでもいいんじゃないの?」
「要綱見せてよ」
「はい」

・・・・・・・・いやいやいや、いかんでしょ!

この手の書類の修正は、二重線に上から訂正印でしょ!!

・・・・・・・そして、案の定、出張から帰宅した夫は、この願書を見て激怒した。

「なんかお前!!こんな修正テープとか絶対にだめ!!これ、高校入試だったら、高校は絶対に受け取ってくれんぞ!!」


あーあ、ほれ見ろ、言わんこっちゃない。

教職員で何度も願書を書き、点検し、学校に持っていくことを仕事としてやってる夫は、もうわが子が書いた願書を見て卒倒する思いだっただろう。

実際に、記載不備で願書を受け取ってもらえなかったことある。

もう、新たに願書を取り寄せる時間もない。

「お前どうするんかーー!!」

あー、夫、怒ってるわーー。

翌日、私立大学の入試が控えているというのに、怒鳴られてメンタルボロボロの息子は、布団をひっかぶって泣いている。
もう、入試どころじゃないわなぁ・・・。

願書自体は、大きな書店で売っているが、これを書きなおして郵送するとなれば、いよいよ間に合わない。

とりあえず、前期に受験する大学が本命なので、これはなんとか丁寧になるようにどうかこうかするとして、後期の大学はカッターと砂消しゴムで、修正テープを少しずつはがしながらボールペンで記載して二重線を引き訂正印を押した。

「明日、博多まで受験に行くやろう?それから、戸畑の大学まで行って、ちゃんと窓口に願書を持って行って、受け付けてくれるかどうか聞いてきなさい」
「・・・・わかった」

なんで入試前日に、こんなことで息子は怒鳴られてるのだ??

願書には、センター試験のバーコードやら自分の顔写真やら、その他領収書やらいろいろ準備したり貼り付けるものもある。
大学近所の郵便局も調べさせ、明日、願書を戸畑まで持って行って受け付けてもらえるよう、その準備に追われていた(入試はどうなった??)

翌日。
某Y理科大の入試。
メンタルぼろぼろで、試験会場に向かった。
幸い、試験は午前中で終わるので、午後からは博多から戸畑に向かうことができたようだが・・・。

・・・・・息子のiPadtouch、途中で電池切れ。


私は仕事中だったので、気が気でない。
まず、あいつは電車に乗れないので、博多から戸畑には行けても、帰宅できるかどうかがわからない。
相当に念押しして路線も教えていたのだが、過去に乗り間違えているので、願書もだがそっちが心配(入試はどうなった??)

夕方、なんとか息子は無事に帰宅。

「あんた、願書どうなった?」
「ああ、ちゃんと受け取ってもらえたよ」
「・・・はぁ・・・よかった・・・」

ひとまず安堵。

後期の大学の願書も送ったので、なんとか願書締め切りには間に合いそうだ。

「無事に帰れてよかった」
「あ、電車乗り間違えて、西小倉に行ってしまった」

・・・・・はぁ??

まぁ、無事に帰ってきたからいいや・・・。

それにしても、期待を裏切らないやつである。

・・・ちなみに、某Y理科大は落ちました。

そして、まだまだ続く・・・。


記4月29日


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