０７０７０７

七夕。
それなのに、今日はあいにくの雨・・・

七夕伝説の話ではなく、ちょっと星の話を。

７月現在、天気が良ければ、真南に見えるのが「さそり座」
大きく「Ｓ字」を描いているので、冬のオリオン座同様、非常にわかりやすいと思う。
さそり座のα星アンタレスは、まさに「さそりの心臓」であり、その赤々とした様子は「火星の敵」とも言う。

天の川が一番美しいこの時期、天頂付近に見えるのが、わし座のα星「アルタイル」、こと座のα星「ヴェガ」、はくちょう座のα星「デネヴ」である。
この３つの星は、いわゆる「夏の大三角形」を形作り、天の川の中に大きな二等辺三角形が見える。

七夕の牽牛（彦星）がアルタイル、織女（織り姫）がヴェガにあたる。

このヴェガだが、気が遠くなるような遠い未来に・・・。
北極星になるのだ。

今の北極星は、こぐま座のα星であるのは、知っている人は多いだろう。
それは、今現在の地球の自転軸の延長線上にあるので、ほぼ真北にあたる位置にある。
よって年中見えるし、ほぼ動かないのだが、地球の自転軸は公転軌道に対して垂直よりも傾いている。
そこで首振りをしているのだが（歳差運動）、その運動によって北極星の位置が変わるのだ。

ヴェガが北極星になるのは、およそ１２０００年後・・・・。

そのころには、多数の星座の位置も変わっているだろうし、もしかしたら、七夕伝説を始め、ギリシャ神話を元にした星座の話も、残っているだろうか・・・。


いくら星座が変わろうとも、いくら科学が進歩して人間の暮らしぶりが変わろうとも、「人間の心」っていうのは、いつの世も同じなのかな・・・と思ったりする。


さて、私の願い事は・・・。

家族のこと
　・子ども達が健康で元気に過ごせますように。
　・夫が、今の半分の重さになりますように。
　
自分のこと
　・次年度、何らかの形で、きちんと仕事をしていますように。
　・自分の身体を好きになれますように。
　
そして・・・。
　・今からも、素晴らしい時間と出会いに恵まれますように！！