思わぬところで

夕方、珍しく地元のローカル番組を見た。
なぜかというと、新聞のＴＶ欄に「福岡県○○町から中継」とあったのだ。
実は、私の実家がある町なので、知った場所が映るかも・・・と期待して見ていた。
番組が始まってしばらく経つと、レポーターが中継先にいた。
そしてインタビューした相手は、私の中・高校時代の同級生！
なんと女性では珍しい家具職人になっていた。
ＴＶで見る限り、ほとんど当時と変わらない風貌、飄々とした話し方。
中学の時は部活が同じだった。
高校も同じ学校に進学したが、私は文系、彼女は理系。頭よかったもんなー。
その後、私は美術系の短大に進学し、彼女は国立大の理系に進学した。
それがまさか、家具職人になっていようとは！！

懐かしいと同時に、私も何か忘れていた物があるのではないかなと思ってしまった。
日々の生活に追われ、自分が本当にしたかったことがなにか、自分でも忘れているんじゃないだろうかと。
かといって、自分探しに奔走して、自分を見失うような状態にもない。
今の状態は、決して満足ではないが、そこそこに責任がある仕事を（仕事とは言えないが）任せられているし、それはそれでやりがいもある。
来年、下の子が幼稚園に入園したら、またその活動に専念できるし、自分の時間も捻出できる。
そこから、もう一回、自分を振り返ってみようかと思う。

それにしてもまぁ、驚いたのなんの。
みんなそれぞれ、自分の人生を歩んでいるんだね。
なんだか、考え込んでしまった。