もう泣くな

晴れ。

昨晩の書類の件、なんとか解決したようで、夫から「もう、心配するな」と諭される。
夫は、今日と明日、長崎の軍艦島に。
その書類が必要だったのだが、出てこないままだった。
私が片付けるときに、その書類を不注意で無くしてしまったのだろう。
なんとか書類は、後日に同じモノを用意できるようになった。

深夜遅くまで探していたため、目が腫れていて寝不足なのは明らか。


昼すぎ、整骨院に行く。
若い鍼灸師さんから言われる。

「りあらさん、毎日きついと思いますよ？」
「え？」
「毎日あれだけの距離を運転して、仕事だけではなくて、帰宅したら家の事もしなきゃいかんでしょ？」
「うん。それに学校のことや地域のこともあるかな？」
「身体、なんとかしてやりたいですよ・・・」

そのまなざしはとても優しかったが、でも本当に心配していた。

ああ、他人から見ても、きつそうなんだな・・・。


夕方から実家に。
母の還暦祝いを・・・と、前から予定していたが、昨日になり母から「明日予定が入った」と言われて、結局中止に。

母不在なので、私が実家の父と弟の分の夕食も用意しなくてならず、材料持参で実家に。

母からいろいろと言われ、なんだかすごく惨めな気持ちに。

ああ、気持ちが伝わらないんだね。

無性に悲しくなり、私一人がなぜこうも責められるのか、悔しくて仕方がない。

ただ、涙だけが出る。

父が私をなだめるが、気持ちは晴れないままだ。


しかし、どこにこんな量の涙があるのだろう。

ただ、この状態から、一時でも早く脱出したい。