晴れ、ときどき虹。

yaplog!から移行しました。

ZATURN

2006-05-03 23:03:42 | 日常生活
今日、乗ってきました。

2年ぶりのスペース・ワールド。
最近やたらCMしているマグナムブースター「ZATURN(ザターン)」
「ザターン?サターンじゃないのか?」と思った。
「タイタン」「ヴィーナス」「ルナ・スイング」「ツイン・マーキュリー」とくれば、やっぱり「土星」の意味を持つ「サターン」かな、と。
「折り返し」の「ターン」のことなのだね、たぶん。

駐車場からもこの独特な造形の絶叫マシーンはよく目立つ。

昼過ぎに、このザターンのそばに近づく・・・。
40分待ちだったのだが、せっかくスペース・ワールドまで来たんだし、今乗らないと今度はいつここに来るのか・・・と思い、家族をほったらかして並んだ。
身長が130㎝以上~190㎝未満、ということで、残念ながら息子は5㎝ほど足りず、涙をのんだ。

まず、このマシンのステーションから流れるBGMが怖い。
心電図をなぞらえた「ピッ、ピッ・・・」という音に加えて、心臓の鼓動そのものの「ドクン、ドクン・・・」といった低音が響く。
「ブースター・オン!」で、その音は速くなり、「3,2,1,イグニッション!!」で、目の前をものすごい速さでコースターが突き抜けていった。

「なんだ、あのあり得ない速さは!!」

見ている方が怖い。
列からだんだんステーションに近づくにつれて、恐怖感が増す。

荷物をロッカーに預ける前、搭乗許可証を受け取る。
その許可証には

誰かに無理に誘われてはいませんか?の文字が・・・。

なんだこの注意書きは!!

いよいよ目の前に、コースターが近づく。

乗り込んだ後、しっかりと安全ベルトの確認がなされる。
「3,2,1,イグニッション!!」

バヒューンというか、ドヒューンなのか、とにかくものすごい速さでレールの上をかけていく。
「ヒョエー、なんじゃこれー」
声にならない声を出しながら、コースターはねじりながら上昇。
一瞬、視界が開けた。
と思ったら、これまたものものすごい速さで、視界がストンと下へ落ち、ねじりながら急降下。
その後、地面と平行になり再びステーションへ。

はっきり言って、一瞬で終わる。

ただ、その一瞬が、その一瞬に行き着くまでが、とてつもなく長い。
そして怖い。
でもその怖さは、くせになる。
待たされている家族がいなかったら、再度列に並んでいたかもしれない。

ZATURN。
絶叫マシーンが好きな人は、是非、おためしあれ。