パキスタン大地震への救援について、朗報がありました。
画像 : The Tribune. India
インドが、航空機 での輸送に続いて、列車でも、援助物資をパキスタンに送り届けたというのです!
カシミールの問題で、独立直後から、長くいがみ合ってきた、インドとパキスタンですが、こうした機会に、互いに平和を取り戻してほしいものですね。
大英帝国は、インド独立運動を抑えるために、宗教対立を煽りテロを扇動し、イスラム教徒とヒンズー教徒を戦わせる事で、独立運動の勢いを逸らそうとした事は、歴史上明らかです。これが元で、パキスタン、インド、アフガニスタン、スリランカにまで、民族・宗教紛争が絶えず、負の連鎖が、今に続いています。
( 読売新聞記事: ・ 救援列車、インドを出発! 10月14日 )( ・ 救援列車、パキスタンへ到着 10月15日 )
以上のニュースは、トラックバックを下さった、Zaraさんのブログで知りました。Zaraさん、有難うございました。
尚、読売新聞の記事では、14日の出発当初の援助物資は、82トンとありますが、15日のパキスタンラホール到着時には、68トンとなっています?! 被災地には残った全量、届いて欲しいものですね(^^;
(尚、10月14日は、日本の鉄道記念日でもありました。)
一方、例によって、両国の分断、対立状態を固持しようとする勢力による、忌まわしい事件も発生しています。パキスタン、インド両国は是非とも、今回の災害を、負の連鎖を振り払う好機として欲しいものです。
☆読売新聞の記事: ・ カシミールでインド軍、攻撃を受ける
☆追記
・ 10月18日、パキスタンの偉大な指導者、ムシャラフ大統領は、カシミール国境の往来を、住民に開放すると宣言した、とのことです。戦争で分断された、家族や親族・友人が、やっと行き来できるようになりそうです。読売新聞の記事
アジア各地の「 壁 」も、そろそ取り払ってほしいものですね。
「インド軍、攻撃を受ける」のニュースは、
知りませんでした。なんだかなぁ。
一般のイスラム教徒は、もうテロにはウンザリしてるんですが。。。
インドは列車輸送の前に飛行機も飛ばしたんですよネ。
でも、パキスタンが受け入れられなくて、引き返してきたみたいです。
日本のような島国とちがって、隣の国に列車で救援物資を運べるというのは、なにか素晴らしい感じがしますね(^^)。。とてもうれしいニューズでした。
一方、災害の最中に同胞も助けず、戦争を仕掛ける愚があるのは、嘆かわしい事です。
でも、これを機会に両国は、助け合って欲しいものです。
APによりますと、インドの航空機による救援は、11日午後以来、試みられていたそうですが、空港が混雑して、12日に、やっと着陸出来たとのことです。11日は、飛び立ってから10分後には、戻らざるを得なかったとの事です。
http://paktribune.com/news/index.php?id=122236
http://www.newsday.com/news/nationworld/wire/sns-ap-quake-india-aid,0,118824.story
十月十四日は鉄道記念日としてTBを入れてみました。時々、検索していて拝見させていただいております。お誕生日、おめでとうございます。
鉄道評論家の川島令三氏が確かその著書の中で、「鉄道は線路がつながっていることに意味がある」と書かれていたと思います。
救援物資の鉄路による印パ国境越えは、その意義が最高に生かされたことだと思います。
素晴らしいことです。
“人道”は、宗教より崇高なものだと思います。これを機に、なにかが少しずつ改善されていくことを切に望んでいます。
川島令三さんの言葉、素晴らしいですね。
実は私も、小学生の時、初めて地図帳を手にして、線路が国境を越えて繋がって表記されていることに、感激しました。この記事は、その事を思い出して、書きました。
最近の宗教ですが、米国や、それに同調する日本のソレを見るにつけ、首を傾げていました。
貴重なお言葉、本当に感謝申し上げます。これを機会に、平和への歩みを強めて欲しいものですね!