炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

エル ニーニョ はじまる。  El Nino 2006.

2006-12-06 | アジア・太平洋地域
 前回の記事で、十月以来、三つの台風が立て続けにフィリッピンを襲った事を受け、赤道付近の海面温度を調べてみました。
NOOA「アメリカ海洋・大気局」によると、海洋の潮流の急激な変化により、六月から海面付近に、温度の急激な変動を生じ、九月初旬には、特に強い潮流が太平洋赤道域、東半分の海面付近温度を、著しく押し上げた。これを受け、エルニーニョ現象が進行中であると発表したとの事です。・NOOA News Nov. 30, 2006
 日本の気象庁も、11月10日エルニーニョ監視速報(No.170)で、エルニーニョ現象となる可能性が高いと発表しました。 (気象庁 地球環境・海洋部 平成18年11月10日)

 今年は、どんな冬になるのでしょう。
英文のニュースで、エル ニーニョ発生を知ったYUZOUでしたが、日本の気象庁の発表とは微妙に違うようです。



-参考-
NOOA News Nov. 30, 2006

Analysis by NOAA scientists has linked El Niño’s rapid development and intensification to a series of large subsurface ocean waves that affect ocean temperatures, which began in June. These waves produced a progressive warming of the tropical Pacific Ocean during the summer months. A particularly strong wave led to a significant warming of the entire eastern half of the equatorial Pacific in early September. This led NOAA in early September to report that an El Niño had developed.


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2 コメント

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各地で異常気象 (o_sole_mio)
2007-01-08 23:18:56
こんばんは

今年は正月早々北陸へ行きましたが、雪はほとんどありませんでした。地元のニュースでは元日から5日連続晴天が続いたのは観測史上初めてだそうです。

一方、低気圧が東北沖で発達するときは、大型台風並みに発達するなど、天気の振れが極端です。海外でもニューヨークでは1月なのに最高気温が20度を越え、ブルガリアでは熊が未だに冬眠できないそうです。

この地球規模の暖冬はエルニーニョ現象が原因だとテレビの気象予報士が言っていましたが、この先地球はどうなるのだろうと少し不安になりました。
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日本海の海水温上昇 (U-3)
2007-01-09 14:17:02
O-さん、ありがとうございます。
私も正月に一度、北陸へ行きましたが、日本水仙が咲いていました。日本で一番早く咲くそうです。11月に行った時には、能登のヤセの断崖の上に、波しぶきが上がって来ました。標高45mほどもあります。猛烈な波浪でした。

対岸の沿海州では、中国に輸出する木材のために、広大な森が伐られています。
これからの世界は、気候の激変がありうるかもしれませんね。
 山口ではマグロの漁獲が、大幅に増加との事です。よい事もあるようです。
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