昨年の秋、大根やカブ、イモ類を貯蔵する深さ一メートルほどの穴に、南瓜も一緒に埋めてみました。
春に掘り出してみますと、根菜類は無事でしたが、南瓜は、半腐れの状態で出てきました。、随所に穴が開き、ちょうど人の顔のような、はっとするほど、不気味な状態でした。
私は、この腐りかかった南瓜を見るなり、おそらく、飢饉の時には、こうした物も食べたであろうと、直感せずにいられませんでした。
ハロウィンは、もともと、スコットランド辺の古い暦上の祭りであったものですが、新大陸に渡った開拓民の労苦を忘れさせまいとする先人の思いが、こうした祭りに重なり合い、残されているのでは、あるまいかと思うのです。
当初の開拓者は、ヨーロッパから持ち込んだ、作物をうまく栽培することは、難しかったものと想像されます。なぜならば、ヨーロッパの土壌は、石灰岩を基盤として、カルシウムを多く含んでいるのに対し、新大陸東岸では、花崗岩質の酸性土壌が広がっています。初期の開拓者が、相当の困難に直面したであろうことは、想像に難くありません。
民族の遭遇した困難を、後世に伝える知恵と申せましょうか。
Trick or Treat! 私には、「腐った食べ物か、もてなしか!」と聞こえます。
(写真は、京都名物、鹿ヶ谷南瓜。由来は、形が「瓶子」に似るためか。この秋の収穫)
ブログ引越しのため日付けがずれています.
* ブログ内リンク
・ウリ類のウドンコ病
春に掘り出してみますと、根菜類は無事でしたが、南瓜は、半腐れの状態で出てきました。、随所に穴が開き、ちょうど人の顔のような、はっとするほど、不気味な状態でした。
私は、この腐りかかった南瓜を見るなり、おそらく、飢饉の時には、こうした物も食べたであろうと、直感せずにいられませんでした。
ハロウィンは、もともと、スコットランド辺の古い暦上の祭りであったものですが、新大陸に渡った開拓民の労苦を忘れさせまいとする先人の思いが、こうした祭りに重なり合い、残されているのでは、あるまいかと思うのです。
当初の開拓者は、ヨーロッパから持ち込んだ、作物をうまく栽培することは、難しかったものと想像されます。なぜならば、ヨーロッパの土壌は、石灰岩を基盤として、カルシウムを多く含んでいるのに対し、新大陸東岸では、花崗岩質の酸性土壌が広がっています。初期の開拓者が、相当の困難に直面したであろうことは、想像に難くありません。
民族の遭遇した困難を、後世に伝える知恵と申せましょうか。
Trick or Treat! 私には、「腐った食べ物か、もてなしか!」と聞こえます。
(写真は、京都名物、鹿ヶ谷南瓜。由来は、形が「瓶子」に似るためか。この秋の収穫)
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・ウリ類のウドンコ病
コメント&ハロウィンTBお邪魔します!
秋に埋めておいて春に掘り出して根菜類って
もつんですねぇ!ちょっとおどろきです。
cuhasiさん ようこそ。
長野の農家も、根菜は自家用に土にいけて貯蔵してますョ。故郷の宮崎は、こうした「日本南瓜」の産地ですね。
宮崎だと冬でもマイナスになる日ってそんなに
ないので(海岸沿いは。。。)掘って貯蔵は
出来なかったのかなぁ。
長野の方もこういう風に貯蔵してるのかぁ。。
掘らなくても貯蔵できそうなくらい寒いからなぁ