炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

広大な宇宙を旅する地球。私たちは今、どの辺にいるのでしょう. 

大規模テロの経済的背景.

2005-07-08 | 人災社会学!
ニューヨークに続き、ロンドンでの大規模テロ事件。両者に共通するのは、長らく続いた「好景気」(高株価)を背景としていることでしょう。さらに、両国通貨価値の低落を背景とした、高株価維持政策(バブル経済)の存在が指摘されましょう。

EUの通貨統合と、イラク戦争参戦で、イギリスポンドの紙屑化のなかで、株価をつり上げての経済維持策が、限界に達したタイミングで再度、テロが発生したことに注目が集まっています。

アメリカの2001年9月12日の航空機テロも、同様の背景で起きた事は皆さんも、ご記憶のことと思います。湾岸戦争で国庫が疲弊し、通貨暴落の混乱を支えてきた、その株価の暴落で、批判の矢面にたたされるはずの政治家が、逆に、ヒーローになる絶好の機会ではありました。

イラク混乱の長期化により、一段と疲弊を余儀なくされる米英経済に待ち受けるものは何なのでありましょうか。愚かな歴史は、過ちを繰り返すのでしょうか。

事件前日の朝日新聞、「ロンドン・特派員メモ・シャンパン景気 」では、イギリスのシャンパンの消費の異様な伸び、製造業の衰退と、裏腹の好景気について,「バブル経済崩壊は近いですよ。」と予告していました。 テロの事前情報を持っていたのかな。
日本も、製造業がだめになって、実経済が衰退すると、米・英の二の舞になるのだろうか。それは、「いつか来た道」そのものではなかろうか。

-ご参考- 拙ブログ 「英湖水地域国立公園」 周辺の放射能汚染

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4 コメント

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Unknown ()
2005-07-09 18:55:58
ん~この手の者は今は世界に存在するようですね。



其のうち日本も標的にされるような気がしてなりません、然しコンナグループは日本に居たとしても打つ手はなし?でしょうか。

メンバーは彼方此方の国で研究訓練を遣っていると言う話もありますが?



色いろな専門家が談話をしていますが、日本はこんな話に耳を傾けているのか疑問ですね。



何でもですが結果の後に対策するようです。
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Unknown (U-1)
2005-07-10 13:26:05
山の爺様こんにちは。

米英とも、金融の中心地が狙われましたが、日本は大丈夫でしょう。何せ、兜町ですからね。
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きっかけ (pommoi)
2005-07-22 21:56:32
今年は安政の大地震より150年。
日本の変化は兜町へのテロよりも地震がきっかけになるような気がしてなりません。自然災害の前には大増税も預金封鎖も憲法改正やむなしと納得させられてしまうかもしれません


地震よりも怖いです。


コメントとしてはタイミングを逸しております。



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歴史は繰り返すか? (U-1)
2005-07-24 22:42:21
pompoiさま、コメント有難うございます。



関東大震災や1983年の日本海中部地震が十二時ほぼちょうど、1964年の新潟地震が一時二分に発生など、油田やガス田に近い地域の地震に不自然さを感じています。

中越地震もたしか17:56に発生しています。こちらは長岡でこういうことをやってました。http://www.rite.or.jp/Japanese/project/tityu/tityu.html手の内がかなりばれたような気もします。



今回の地震の前にも、茂原の瓦斯田周辺で地震が相次いでいました。



^^)↓

http://www.rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp/members/umeda/keiji/0303.html



昭和39年の新潟地震では、国体の五日後に起きた「 大地震 」で,創ったばかりの競技場や、道路、橋の大半が壊れ、当時蔵相だったカクさんが勢力を伸ばしました。



今回の東京の震度5強は、人民元切り上げ発表の翌日であった事に注目されています。

今後の急激な切り上げに対する、通貨当局の姿勢を示すものと解釈されています。

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